OpenAIが2025年4月16日に、ターミナルから直接実行できるコーディングエージェントツールの「Codex CLI」をリリースしました。また、OpenAIはCodex CLIをオープンソースで公開しています。
Introducing OpenAI o3 and o4-mini | OpenAI
https://openai.com/index/introducing-o3-and-o4-mini/
OpenAI Codex CLI – Getting Started | OpenAI Help Center
https://help.openai.com/en/articles/11096431-openai-codex-cli-getting-started
OpenAI debuts Codex CLI, an open source coding tool for terminals | TechCrunch
https://techcrunch.com/2025/04/16/openai-debuts-codex-cli-an-open-source-coding-tool-for-terminals/
OpenAIが新たにリリースしたコーディングエージェントツール「Codex CLI」は、同日に発表された大規模言語モデル「o3」「o4-mini」などを使ってファイルの読み取りやコードの作成、コードの実行を行ってくれるというもの。Codex CLIはターミナルから実行できるため、ローカルでコーディングを行うことが可能です。
Codex CLIはマルチモーダル入力に対応しており、テキストだけでなくスクリーンショットや画像を入力することで、それに応じたコードの生成または編集を実行することもできます。以下の動画では、実際にCodex CLIを使ってスクリーンショットを入力し、その画像を基に「ウェブカメラの映像をセピア風や白黒などのさまざまなスタイルで表示して」と指示した結果、要求通りのコードが生成される様子が確認できます。なお、該当のシーンは動画の3分38秒頃から確認できます。

OpenAIの広報担当者は「我々の目標は、AIモデルをコードとタスクに直接リンクするための最小限のインタフェースをユーザーに提供することです」と述べています。また、OpenAIはCodex CLIの利用促進のために、Codex CLIとOpenAIのAIモデルを使用するプロジェクトの開発者に対して最大2万5000ドル(約350万円)分のAPIクレジットを提供する取り組みを行うことを明らかにしています。
また、Codex CLIはオープンソースで公開されており、GitHubでソースコードを確認することが可能です。OpenAIによれば、Codex CLIは将来的にGPT-4.1もサポートする予定とのことです。
GitHub – openai/codex: Lightweight coding agent that runs in your terminal
https://github.com/openai/codex
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