OpenAIは5日、非営利法人により営利法人を管理するという組織構造を今後も継続すると発表した。2024年12月に体制変更の方針を示し、営利法人の部分を営利企業へと転換するとしていたが、これを取りやめたかたちとなる。
同社では以前から、非営利法人の傘下に営利法人を置き、管理する体制をとってきた。しかし2024年12月、より大規模な資金調達などを目的として、営利法人をPBC(Public Benefit Corporation)に転換し、OpenAIの管理や運営も非営利法人からPBCへと移す計画だとしていた。
今回の発表ではその方針を変更。営利法人のPBCへの転換は実施するものの、非営利法人が大株主として管理/運営することで、従来の体制を維持すると説明した。同社は、市民からのヒアリングやカリフォルニア州およびデラウェア州との議論の結果だとしている。
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