任天堂は4月22日、Nintendo Switch 2向けタイトルの開発者に任天堂がインタビューする企画「クリエイターズボイス」を更新。『ホグワーツ・レガシー』の開発者にインタビューした動画「ホグワーツ・レガシー Hogwarts Legacy [Creator’s Voice]」を公開した。
インタビュー動画には、お子さんに「組み分けするならレイブンクロー」と言われたAvalanche StudiosのRob Nelson氏が出演。Nintendo Switch版から進化した点や、本作の魅力について語っている。
『ホグワーツ・レガシー』は、名作長編小説『ハリー・ポッター』シリーズの世界設定をもとに制作されたオープンワールド・アクションRPGだ。原作でも作品を象徴する存在である魔法学校ホグワーツを舞台に、プレイヤー自らひとりの生徒として学校生活を満喫できる。
本作は、PS5／PS4／Xbox Series X|S／Xbox One／Nintendo Switch／PC（Steam）と、多数のプラットフォームに向けて発売済。2025年6月5日に、Nintendo Switch 2版が発売予定だ。
本作Nintendo Switch 2版の開発においては、すでにリリース済みのNintendo Switch版から移植するか、Switch 2版を一から開発するかという、難しい決断を迫られたという。
「Switch版を移植するのは簡単です」とRob氏は話す。だが、Switch 2に向けて一から開発したことで、Switch版よりもグラフィックやテクスチャー、ライティングが向上し、キャラクターの表示数も大幅にアップ。これにより、開発者たちが考える『ホグワーツ・レガシー』の世界をより忠実に再現することができた、同氏は語っている。
また、画面が大きくなり、解像度もアップしたことで、グラフィックの忠実度が向上。処理能力の強化により、フレームレートも向上している。
ほか、Switch 2版ならではの機能として、狙いを付けたり、飛行の操作にモーションコントロールを活用しているほか、マウス操作にも対応するとのこと。
Rob氏は最後に、「Switch 2のローンチに合わせて本作を発売出来るのは、光栄なことです」と話し、ゲーム業界に広がる新たな変化の一部となれることへの興奮と期待感を語っている。
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