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New RelicでAzure統合をやってみた #初心者 – Qiita



New RelicでAzure統合をやってみた #初心者 - Qiita

New Relicは、AWSやAzure、Google Cloudなど複数のクラウドプラットフォームに対応しています。本記事では、New RelicとAzureを連携させる手順を、初めての方でも手順通りに進めば誰でも試せるようにスクリーンショットを交えて分かりやすく解説していきます。

公式ドキュメントはこちらになります。

さっそく始めていきましょう。
New RelicでのIntegrationは「Integrations & Agents」から行います。
検索窓から検索して「Microsoft Azure」を選択しましょう。

CleanShot 2025-05-23 at 12.09.06@2x.png

ステップ1:アプリを登録してIDを取得する

まずはAzure側でNew Relic連携用のアプリを登録していきます。

CleanShot 2025-05-22 at 21.16.42@2x.png

Azure ポータルにサインインし、メニューから「Microsoft Entra ID」を選択します。

CleanShot 2025-05-22 at 21.14.48.png

「管理」から「アプリの登録」 > 「新規登録」を選択します。

CleanShot 2025-05-22 at 21.29.37.png

アプリケーションの登録を行います。
次のように入力し、「登録」をクリックしてアプリケーションを作成します。

  • 名前:NewRelic-Integrations (推奨)
  • Redirect URI:Web
  • サインオンURI:https://www.newrelic.com

CleanShot 2025-05-22 at 21.35.53@2x.png

これで、NewRelic連携用アプリの作成は完了です。

CleanShot 2025-05-22 at 21.38.36@2x.png

後ほどのステップで、ここで表示されているアプリケーション(クライアント)IDとディレクトリ(テナント)IDの入力がNew Relic上で必要となりますので、控えておきましょう。

ステップ2: Azureでクライアントシークレットを作成する

Azure で、先ほど作成したアプリケーションの下の「証明書またはシークレットの追加」を選択します。

CleanShot 2025-05-22 at 21.49.04@2x.png

「クライアントシークレット」の下にある「新しいクライアントシークレット」をクリックします。

CleanShot 2025-05-22 at 21.50.21@2x.png

シークレットの有効期限(最長2年)を選択し、「追加」をクリックします。

CleanShot 2025-05-22 at 21.53.40@2x.png

クライアントシークレットの有効期限が切れた場合、手順に従ってアプリケーションの詳細を更新してください。参考となる記事を載せておきます。

クライアントシークレットの「値」をコピーし、後で使用するために保存しておきます。

CleanShot 2025-05-22 at 22.34.39@2x.png

これでクライアントシークレットの作成は完了です。

ステップ3: サービスへの閲覧者権限付与

New Relicで各Azureサービスを監視するため、各Azureサービスに対して 閲覧者 権限を付与する必要があります。ガイドに従いながら、閲覧者 権限を付与していきましょう。

CleanShot 2025-05-22 at 22.04.11@2x.png

Azureサービスにある「サブスクリプション」を選択するか、検索窓で「サブスクリプション」と検索します。

CleanShot 2025-05-22 at 22.10.32@2x.png

New Relic で監視するサブスクリプションを選択します。

CleanShot 2025-05-22 at 22.12.52@2x.png

[アクセス制御 (IAM)] > [追加] > [ロールの割り当ての追加]を選択します。

CleanShot 2025-05-22 at 22.14.21@2x.png

[ロール] タブの [職務ロール] の一覧から [閲覧者] を選択し、「次へ」を選択します。

CleanShot 2025-05-22 at 22.20.00@2x.png

[メンバー] タブで、アクセスの割り当て先を「ユーザー、グループ、またはサービス プリンシパル」を選択し、「+メンバーを選択する」をクリックします。

CleanShot 2025-05-22 at 22.44.03@2x.png

検索窓にアプリの名前(例:NewRelic-Integrations)を入力します。
[選択したメンバー] でアプリ名が表示されていることを確認し、[選択]をクリックします。

CleanShot 2025-05-22 at 22.43.01@2x.png

[レビューと割り当て] を選択します。

CleanShot 2025-05-22 at 22.52.35@2x.png

これでNew Relicが監視するために必要となる、各Azureサービスに対しての閲覧者権限の付与は完了です。

ステップ4: New RelicにAzureアカウント詳細を入力する

ここからはNew Relic側にこれまで作成したAzureの情報を登録していきます。New Relicの画面に戻り、「Continue」を選択すると、「Add account details」の画面が表示されます。これらの値を入力していきましょう。

CleanShot 2025-05-22 at 22.51.28@2x.png

1. アカウント名

1つ目は、New Relicの統合ダッシュボード上でアカウントを識別するための表示名です。お使いのAzureアカウントがNew Relic上で識別しやすい名前を任意に入力しましょう。例えば、次の通りです。

  • MyCompany-Prod-Azure
  • Dev-Subscription-A
  • Azure-for-Monitoring

CleanShot 2025-05-22 at 23.34.09@2x.png

2. Azure サブスクリプションID

Azure アカウントのサブスクリプションIDを取得するにはAzure ポータルで Azure Cloud Shellターミナルを使用します。ここでは、Bashを選択します。

CleanShot 2025-05-22 at 23.11.10@2x.png

コマンド実行のみでセッション間でのファイルの保持は不要なので、ストレージアカウントは不要です。対象のサブスクリプションを選択し、適用を選択します。

CleanShot 2025-05-22 at 23.14.34@2x.png

次のコマンドを入力します。

Azure サブスクリプションIDが表示されますので、New Relicの画面に入力します。

CleanShot 2025-05-22 at 23.17.00@2x.png

次のテナントIDも合わせて出力されていますので、先にNew Relic上に入力しても構いません。

CleanShot 2025-05-22 at 23.35.06@2x.png

3. Azure アプリケーションIDとテナントID

ステップ1で作成したアプリのアプリケーションIDとテナントIDを確認しましょう。

[Microsoft Entra ID] > [管理] > [アプリの登録] > [すべてのアプリケーション]タブ から作成したアプリケーションを選択します。

CleanShot 2025-05-22 at 23.29.41@2x.png

選択すると、アプリケーションIDとテナントIDが確認できるので、New RelicのUI上にコピーしましょう。

CleanShot 2025-05-22 at 23.31.51@2x.png

CleanShot 2025-05-22 at 23.38.03@2x.png

4. クライアントシークレット

ステップ2で作成したクライアントシークレットの値を確認しましょう。

CleanShot 2025-05-22 at 23.45.29@2x.png

証明書とシークレットの画面から確認できます。

CleanShot 2025-05-22 at 23.46.26@2x.png

確認できたら、New RelicのUI上にコピーしましょう。

CleanShot 2025-05-22 at 23.47.57@2x.png

これでNew Relicで求められている全ての項目の入力が完了しました。
「Add account details」を選択し、「Countinue」を選択しましょう。

CleanShot 2025-05-22 at 23.48.53@2x.png

ステップ5: Azureサービスを選択する

表示したいAzureサービスを選択し、「Select services」を選択したら「Continue」を選択してください。

CleanShot 2025-05-22 at 23.51.20@2x.png

ステップ6: 監視データの取り込み

サービス選択後、New RelicはAzureアカウントからデータを取得し、ダッシュボードを設定します。これには最大5分ほどかかる場合があります。

CleanShot 2025-05-22 at 23.56.53@2x.png

ステップ7: New Relic上でのAzureデータの確認

Infrastructure > Azure を選択し、設定したAzureアカウントのアカウント名が表示されていることを確認します。加えて、画面右上の「See account status dashboard」を選択してみましょう。

CleanShot 2025-05-23 at 00.00.08@2x.png

これで、Azureアカウントに関するステータス情報がNew Relic上からも確認できるようになりました。

CleanShot 2025-05-23 at 00.02.57@2x.png

New RelicへのAzure統合は以上で完了です。

New Relicでは無料でアカウント作成も可能なので、Azureをお使いの方は、お使いのAzure環境のデータがNew Relic上どのように見えるのか試してみてはいかがでしょうか?

活用方法のTipsについても知りたい方は、こちらも是非参照してみてください。

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