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MINISFORUMは、現在開催中のIT向けイベント「Japan IT Week春」の会場にブースを構え、さまざまな製品を展示している。この中で同社のミニPCで培われた技術がふんだんに生かされた5ベイのNASキット「N5 PRO」が展示されている。ちなみに製品投入は近々だという。
今どきのNAS(キット)と名乗るからには、前面からツールレスで着脱できる3.5インチのマルチベイを備え、RAID構成が可能……というのはもはや当たり前なので省略するが、本製品の見どころはハードウェアだ。
まずCPUだが、12コア/24スレッドのRyzen AI 9 HX 370 PROを搭載。一般的なNASに求められるプロセッサの性能は、基本的にストレージの読み書き+ネットワークの転送を十分に賄える程度あれば十分だと思うが、これは明らかにオーバースペック。これなら、N5 PRO側に動画ファイルを転送して、エンコード処理をN5 PROに任せてローカルのリソースを解放するといったヘビーな使い方も十分可能だろう。
メモリはDDR5 SO-DIMM 2基で、最大48GBをサポートする。しかもECCもサポートできるので、信頼性を高めることも可能。また、PCIe 4.0 x4対応のPCIe x16形状のスロットを1基装備しているため、たとえばビデオカードを挿して動画エンコードを高速化させるといった使い方も可能になる。
ストレージは3.5インチ/2.5インチ兼用のベイを5基備えており、1つのHDDあたり22TBまで対応可能なのだが、それ以外に2230/2280対応PCIe 4.0 x1 M.2を1基、U.2または2280/22110対応PCIe 4.0 x1 M.2を1基、U.2または2280/22110対応PCIe 4.0 x2 M.2を1基搭載している。つまり、超高速なフラッシュストレージNASとしても利用できるわけだ。
さらにユニークなのは、このマザーボード部分をツールレスで引き出せる構造だ。これにより、メモリやU.2/M.2ストレージの増設、メンテナンスなども楽になる。
そんなN5 PROのネットワークインターフェイスだが、10Gigabit Ethernetを1基、5Gigabit Ethernetを1基装備している。ただ、これでも大容量ファイルの転送はストレスになることを想定してか、USB4も2基備えており、USB4やThunderbolt対応のPCと直結することでより高速な転送も可能になりそうだ。このほか、USB 3.2 Gen 1を3基(うち1基は内部)、HDMI 2.0出力などを備えている。
もはや機能てんこ盛りすぎてよく分からない状態のN5 PROだが、どうやらソフトウェア部分だけは専用のNAS向けOSを搭載しているわけではなく、LinuxまたはWindows対応とされていることから、自前で用意する必要がある。そのため製品のターゲットユーザーは上級者だろうが、これだけ強力なハードウェアをフルに使うにはそもそもそれなりのスキルも求められる。なぜかサーバーが置かれているような“逸般的”な家庭に、本製品はフィットしそうだ。