金曜日, 5月 23, 2025
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Micron、最大9,200MT/sのDRAMや276層の第9世代NANDを展示


 台湾にて23日まで開催中のCOMPUTEX TAIPEI 2025にあわせ、Micronが同社の最新技術や製品などの展示を実施した。

 デモエリアでは、1γプロセスノードを使ったMicron 1γ DRAMを展示。同社初となるEUV露光技術を活用して製造され、前世代の1βと比べ、20%の省電力化、30%以上のビット密度向上を実現。転送速度は最大9,200MT/sに達する。2025年後半には採用製品が登場する見込みとしており、データセンターやAI PC、モバイルなど、幅広い用途に価値を提供できるとする。

Micron 1γ DRAMのウェハ

前世代との比較

前世代との製造方法の違い

 Micron G9 NANDは、第9世代技術を使った276層の高性能3D NANDフラッシュ。こちらもデータセンターからクライアント、エッジまで幅広い領域をカバー。OEM向けの採用製品として、PCIe 5.0対応のハイパフォーマンスPC向けのSSD「Micron 4600 NVMe SSD」と、PCIe 4.0対応で価格と性能のバランスをとった「Micron 2650」をあわせて展示していた。前者は512GB~4TB、後者は256GB~1TBをラインナップする。

Micron G9 NANDと採用製品

Micron 4600

Micron 2650

 あわせて、データセンターや産業向け、コンシューマ向けのCrucialブランドの製品などの展示も行なっていた。以下、写真でご紹介する。

Crucialブランド製品

Crucial T710

Crucial P510

Crucial P310

Crucial P310

Crucial E100

Crucial X10 Pro

Crucial X10

Crucial X9

Crucial DDR5 Pro OC Gaming Memory

データセンター向け製品

Micron HBM3E

Micron HBM4

Micron MRDIMM tall form factor

Micron SOCAMM

Micron DDR5 RDIMM

Micron CZ122 memory expansion module

Micron 9950 NVMe SSD

Micron 6650 ION NVMe SSD

エッジデバイス向け製品

Micron GDDR7

Micron UFS 4.1

Micron LPDDR5X

Micron LPCAMM2

Micron CSODIMM

Micron CUDIMM

車載/産業向け製品

DDR5 Commercial/IT grades

LPDDR5 Automotive/IT grades

LPDDR4 Automotive grades

i400 microSD

4100AT SSD

4150AT Automotive SSD





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🧠 編集部の感想:
Micronの新しい1γ DRAMと276層NANDの発表は、データセンターやAI技術の進化に貢献する期待が高まります。また、転送速度9,200MT/sや省電力化は、特に性能を重視する市場において競争力を強化するでしょう。新技術が実用化されることで、多様なデバイスやアプリケーションのパフォーマンス向上に繋がることを楽しみにしています。

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