Metaは自社のスマートグラス向けに「スーパーセンシング」と呼ばれる顔認識技術を開発していると報じられている。The Informationの新たな報道によると、このソフトウェアは人を名前で識別し、1日を通してユーザーの行動をより正確に追跡できるという。
同社は当初、同様の技術を初期のスマートグラスに組み込む予定だったが、プライバシー上の懸念を受けて計画を断念したとされる。
報道によると、Metaは「Aperol」と「Bellini」という社内コードネームで呼ばれる2種類の新型スマートグラスを開発するとともに、プライバシーや安全性のリスクを再検証しているという。
この機能はオプトイン方式のみで提供されるとも伝えられている。
これはMetaがスマートグラスのラインアップを拡大し、AIを製品により深く統合するという大きな戦略の一環だ。競合であるGoogleが「Google Glass」以来となるスマートグラスを開発し、この分野への取り組みを強化しているというニュースに続く動きでもある。
同じ認識機能を、カメラとセンサーを内蔵したAI搭載イヤホンに組み込む計画もあるという。
Metaの広報担当者はコメントの依頼に対し、すぐには回答しなかった。
この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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