金曜日, 5月 16, 2025
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MediaTek、高性能と省電力を両立するスマホ向け最上位SoC「Dimensity 9400e」


 MediaTekは14日、オクタコア構成のスマートフォン向け新型フラグシップSoCの「Dimensity 9400e」を発表した。搭載製品は5月より順次投入される見込み。

 Dimensity 9400eは、Cortex-X4(最大3.4GHz)によるスーパーコアとCortex-A720(最大2GHz)によるビッグコアを4基ずつ内蔵した、All Big Core CPUアーキテクチャを採用。マルチタスクや複雑なアプリケーションの要求する性能を満たしつつ、優れたエネルギー効率を実現したという。TSMCの第3世代4nmプロセスで製造される。

 GPUには12コアのImmortalis-G720を搭載し、ハードウェアレベルでのレイトレーシングをサポート。ゲーム向け機能では独自のHyperEngineに加え、MediaTek Adaptive Gaming Technology(MAGT)2.0やMediaTek Frame Rate Converter(MFRC)2.0+にも対応し、高フレームレート時の安定性を確保しつつ、最大で40%省電力化できるとする。

 また、AIアプリケーション/サービス向けのNeuroPilot SDK、大規模言語モデル(LLM)の演算効率を高める推論デコード技術のSpD+などもサポート。DeepSeek-R1-DistillやGemini Nano with Multimodalityなどのオンデバイス実行もできる。

 そのほか、フラグシップクラスの18bit RAW ISPなどによる高画質撮影、最大下り7Gbpsの5G通信(Sub-6)、最大7.3GbpsのWi-Fi 7、省電力技術のMediaTek 5G UltraSave 3.0なども特徴とする。





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🧠 編集部の感想:
MediaTekの新型SoC「Dimensity 9400e」は、高性能と省電力を実現し、特にゲーム体験に重点を置いているのが魅力です。AI関連機能にも対応し、さまざまなアプリケーションに幅広く対応可能なのは注目です。5GやWi-Fi 7の高速通信にも対応しており、未来のスマートフォンに向けた重要な一歩と言えるでしょう。

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