日曜日, 5月 18, 2025
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MacやiPhone/iPadに弱視ユーザー向けの新機能。Appleが年内導入予定


macOSの拡大鏡アプリでカメラ連携と文字起こしが可能に

 Appleは13日、iOSやmacOSを対象として年内に導入予定のアクセシビリティ機能について告知した。主な内容はApp Storeにおけるアクセシビリティ表示、macOSにおける拡大鏡アプリの機能拡張、点字アクセスなど。

 「Accessibility Nutrition Labels」は、App Storeにおいてアプリやゲームのアクセシビリティ機能の概要を伝える説明欄。読み上げや文字サイズ調整機能、キャプション表示やダークモードなどがある場合は記載するようになる。

App Storeにおけるアクセシビリティ機能の表示

 macOSの拡大鏡アプリでは、Webカメラ連携したiPhoneや内蔵/単体Webカメラで映した内容の拡大表示や文字起こしが可能になる。表示内容の保存やグループ化など管理機能も装備。文字起こし内容は文字サイズや行間隔調整、読み上げ機能などを備えた「アクセシビリティリーダー」で読むことができる。

 点字アクセスは、点字画面入力や点字デバイスによる入力でアプリを起動可能。BRF(Braille Ready Format)ファイルの取り扱いや点字形式でのライブトランスクリプション、Nemeth Brailleによる計算などが行なえる。

点字アクセス

拡大鏡アプリの「アクセシビリティリーダー」。文字サイズや行間隔など読むのに集中するための設定を細かく設定できる

 また、Apple Vision Proでは部分拡大に加えて、ユーザーの周囲状況について認識/読み上げを行なうライブ認識機能を装備。Apple Watchにおいてはライブキャプション機能を追加した。

 このほかの更新内容としては、「バックグラウンドサウンド」にイコライザー設定、「パーソナルボイス」にスペイン語(メキシコ)対応、「車両モーション」に乗り物酔い軽減の「車両モーションキュー」をそれぞれ追加する。このうちパーソナルボイスは、デバイス上のマシンラーニングとAIにより、10個の語句を記録することで迅速にボイスを作成できるようになる。





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🧠 編集部の感想:
Appleが弱視ユーザー向けの新機能を導入することは素晴らしいニュースです。特に、拡大鏡アプリの機能拡張や点字アクセスの対応は、アクセシビリティ向上に寄与するでしょう。これにより、多くの人々がより便利にデバイスを利用できるようになることを期待しています。

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