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Kiroが来た!純AWSのAIコーディングエージェント搭載IDEをちょっとだけ試してみた #GenerativeAI – Qiita



Kiroが来た!純AWSのAIコーディングエージェント搭載IDEをちょっとだけ試してみた #GenerativeAI - Qiita

日本時間2025年7月15日未明、AWSから生成AI搭載IDEである「Kiro」が発表されました!

イントロダクションでは「The AI IDE for prototype to production」(プロトタイプから製品化を担うAI搭載IDE)を謳っていますね。

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AWSの生成AIソリューションとしては上記の図がよく登場しますが、ここの一番上の層にKiroが追加されることになりそうです。

参照:https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/enabling-generative-ai-for-better-customer-experience-can-be-easy-with-amazon-connect/

簡単に言えば、「VS Codeに生成AIコーディングエージェントが追加されたIDE」となります。
VS Codeと拡張機能のGitHub Copilot/Amazon Q Developerがネイティブに統合されたというイメージですね。
競合としてはCursorが一番近いかと思います。

Spec-driven development(仕様駆動開発)を謳っており、与えられたプロンプトを明確な要件、システム設計、個別のタスクへ変換することで複雑さを抑えながら、ユーザーが制御しつつKiroが開発を進めていくという方式となります。
少し前のCopilot(副操縦士)的な役割から、Autopilot(自動操縦)に変わっていったんですね。

仕様駆動開発のほか、エージェントフック、エージェントのステアリング(操舵)、MCPサーバーの利用といった機能を有し、まさにVibe Codingで作成されたプロトタイプを実用化することに特化していると言えそうです。

Kiroは、Mac/Windows/Linux向けのパッケージが用意されています。

自分はMac版でインストールしたので、スクショはMac版となります。

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インストールすると認証を求められます。
AWSらしいところとして、Builder IDとIAM Identity Centerでの認証が可能です。
特にIAM Identity Centerは組織での利用に役立ちそうです。

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自分はIAM Identity Centerで認証したのですが、アクセスを許可する機能が全部Amazon Q Developerと同じでした。
ほなQやないかい。

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開始直後はすべて英語ですが、VS Codeと同様、Command(Ctrl)+Shift+Pでコマンドパレットを開き、「display」と入力することで言語の設定画面を見つけることができます。
これでほとんどの箇所は日本語になりますし、Claude Sonnetなのでモデルとのやり取りも日本語でOKですが、Kiroの機能自体は英語のままなので注意。
↓こんな感じ。

image.png

せっかくなので、Amazon Q Developer CLIよろしくちょっとしたゲームの作成を指示してみました。

image.png

始め方は「Vibe」と「Spec」から選べます。
素早く作るならVibe、土台を固めたいならSpecを選ぶと良いでしょう。

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プロンプトを入力後、ものの1分でpythonファイルが作られ、ゲームが出来上がっていました!!

image.png

ゲームの説明と、実行方法も説明してくれます。
コマンドはワンクリックでそのまま実行可能です。

image.png

ターミナルで実行された結果がこちら。
めちゃくちゃシンプルなポーカーができました。
さすがにシンプルすぎだろって感じではありますが、もっとしっかり作るための機能も揃っているので、本格的なポーカーも簡単に作れそうな手応えはあります。

image.png

なお、Amazon Q Developer CLIがインストールされていればqコマンドで問題なく開けます。
コマンドを多用するような作業のときは正直CLIのほうがいいですよね〜。

プレビュー期間中は無料で利用可能(リミットはあるが名言なし)、正式リリース後はサブスクリプション制になるとのことです。

サブスクリプション価格は19ドル/月と39ドル/月で、インタラクション(チャット、スペック実行、エージェントフック)を行える回数がそれぞれ決まっています。
リミット超過後はオプトイン方式で、従量課金(インタラクションごとに0.04ドル)に移行することもできるようです。

モデルについては、現時点でAnthropic Claude Sonnet 4/3.7の2種類のみでした。
Opus 4や他社のモデルが利用できるかが注目ですね。

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よくある質問には、Amazon Q Developer Proとの関係がちょっとだけ示唆されています。
現状同じSSOが使えるだけの記載感ではあるんですが、個人的にはQ Developer Proのサブスクリプションとの一本化や優遇がされるとめちゃくちゃ嬉しいです。
AWSクレジットが適用されるとかだったら最高です。

まだ発表されて数時間も経っていないこともあり、速報レベルでお届けしました。
Kiroの核心としてはSpecとHookにあるはずなので、そちらもじっくり触ってみつつ、自分みたいにコーディングがあまり…みたいな人でもちゃんとしたプロダクトを作る大いな助けになってくれることを期待します!





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