KDDIの新社長に松田浩路 取締役執行役員常務 CDOが昇格した。10日に都内で開かれた社長就任会見では、松田新社長が目指すKDDIの今後の道筋が語られた。

就任会見の松田氏

「3つの挑戦」

 松田社長は「夢中に挑戦できる会社」とする、今後のKDDIのあり方を「未来を作る仲間とつながる」「つなぐチカラを世界に広める」「お客様の今とこれからにつながる」という3つの挑戦について語る。

 同社はこれまで、外部のパートナーとともに多くのサービスを手がけてきた。パートナーシップの豊富な経験があるものの一方で「拡大できていないケースも多い」という。今後はパートナーと作り出した価値を拡大させていく仕組みを確立する。

 また、少子高齢化や災害など多くの社会課題を抱える日本の特性を強みとして、それらを解決するソリューションを海外へ広げる。「KDDI Open Innovation Fund」(KOIF)の後続ファンドを組成、AIやWeb3関連のスタートアップ企業への出資を決めており、海外展開を後押しする。

 加えて「ライフ(生活)を支える会社からライフ(人生)を支える会社へ進化する」として、通信サービスもさらに磨きをかける。常設のauショップがない場所での移動式ショップやローソンとともに地域の見守り・防災拠点になる次世代コンビニの展開などをその展望としてかかげる。松田氏は「『今』だけではなく、良い未来につながる挑戦をしていきたい」と話した。



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