KDDIとAMDは、5G仮想化ネットワークの高度化に向けた技術提携に合意した。KDDIの5G仮想化ネットワークにAMDの第4世代型「EPYC CPU」を採用する。

左=KDDI 松田浩路社長。右=AMD リサ・スーCEO

 AMDのEPYC CPUは、複数の小型チップをひとつのプロセッサーに統合、これまでよりも多くのコアを搭載することで処理性能の高さと省電力性を両立した。KDDIの5G仮想化ネットワークにEPYC CPUを採用することで、トラフィック処理の高度化と省電力化の実現を見込む。KDDIはコアネットワークの仮想化を進めており、最適なハードウェアを柔軟に導入できるという。

 2025年中に検証をスタートし、2026年度以降に全国の商用ネットワークへの展開を目指す。AIの普及で5Gの利用増加が見込まれることから、ネットワークの性能向上と安定性が求められており、増大する消費電力の削減とあわせて、AMDとともに取り組みを進める。今回の検証結果をもとにCPU利用を高度化し、AI時代のデーターセンターへの活用の可能性を模索する。



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