KDDIは、5G Sub6の2つの周波数に対応した無線装置「Dual Band Massive MIMO Unit(DB-MMU)」を3月に国内で初めて商用導入したと発表した。4月13日に開幕する大阪・関西万博の屋外イベント会場「EXPOアリーナ Matsuri」に設置されている。

5G Sub6の2つの周波数に対応した無線装置「Dual Band Massive MIMO Unit(DB-MMU)」

 DB-MMUでは、1つの無線装置で3.7GHz帯と4.0GHz帯の周波数を同時に利用できる。これを活用することで、5G SA(Stand-Alone)利用時にキャリアアグリゲーション(CA、複数の周波数を重ねて使用する)技術で最大2倍の通信速度が実現できる。

 また、多数のアンテナ素子を利用したMMUのビームフォーミング技術が適用でき、ユーザーの端末に電波を効率よく届けられる。このほか、同時に複数端末の通信を収容できる「Multi-User MIMO」を活用した高密度な通信を実現できたり、従来装置よりも小型軽量で容易に設置できたりする。



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