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概要
KADOKAWAは2025年の決算において83億円のサイバー攻撃による損失を被る一方、『ELDEN RING』のヒットにより82億円の巻き返しを果たしました。この記事では、KADOKAWAの最新の財務状況や業界全体の動向を解説しています。
要約
- 2025年3月期の通期決算を発表。
- 売上高は前年同期比で7.7%増の2,779億円。
- 営業利益は9.8%減の167億円、当期純利益は35.1%減の74億円。
- サイバー攻撃により83億円の損失を計上。
- ゲーム事業で『ELDEN RING』が82億円の利益をもたらす。
- 人気IP『推しの子』などが安定した収益を生み出す。
- KADOKAWAは出版、ゲーム、アニメなど広範なメディア事業を展開。
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この記事は星島てるによるゲスト投稿です。
2025年5月8日、株式会社KADOKAWAが2025年3月期通期決算(2024年4月〜2025年3月)を発表しました。
今期のKADOKAWAは、大規模サイバー攻撃からソニーの買収提案など、様々なニュースで世間を賑わせました。
一方で『推しの子』を始めとする人気IPが安定してヒットを飛ばした1年でもありました。
KADOKAWAと言えば出版やアニメのイメージがありますが、実はゲーム事業にも力を入れており、今期は『ELDEN RING』が大ヒットしています。
本記事では、KADOKAWAの最新決算をいくつかのポイントに絞って解説していきます。
KADOKAWAとは?
KADOKAWAは日本を代表するメディア企業で、現在は出版・映像・ゲーム・アニメなど幅広い分野で事業を展開しています。
ルーツは1945年創業の角川書店にあり、現在も「角川文庫」などのブランドに加え、ライトノベルやコミック出版でも強い存在感があります。
また、2014年にはドワンゴと経営統合し、動画配信サービス「ニコニコ」を提供するなど、デジタル分野にも進出しています。
一方で2024年には大規模サイバー攻撃を受け、業務停止や損失が発生するなど、情報セキュリティ面での課題に直面しています。
KADOKAWA 2025年3月期通期決算(2024年4月〜2025年3月)
KADOKAWAの2025年3月期通期決算(2024年4月〜2025年3月)を見ると、売上高はYoY+7.7%の2,779億円、営業利益はYoY-9.8%の167億円で増収減益となりました。
また、当期純利益もYoY-35.1%の74億円で大きく減益しています。
この記事は、エンタメ業界の動向に関心がある方、エンタメ株・アニメ株に興味がある方、コンテンツビジネスを学びたい方に最適な内容になっています。
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・大規模サイバー攻撃の影響は〇〇億円・ゲーム事業はYoY+〇〇%・人気アニメの続編制作体制を構築中
・まとめ
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