ハーマンインターナショナルは、JBLブランドのBluetoothヘッドフォン最上位モデル「JBL Tour One M3」を5月29日に発売する。価格はオープンで、直販価格は49,500円。さらに、ディスプレイ付きスマートトランスミッターがセットになった「JBL Tour One M3 Smart Tx」も同時発売。こちらは直販57,200円。
カラー展開は、ヘッドフォンのみのTour One M3がブラック、モカ、ブルーの3色。ブルーは公式サイト限定モデル。JBL Tour One M3 Smart Txはブラックのみとなる。
2モデルに共通する特徴
音質やアクティブノイズキャンセリング機能を進化した、最上位Bluetoothヘッドフォン。
新しく、マイカ素材を採用した40mm径ダイナミック・ドライバーを搭載。「従来のJBLらしいパワフルで深みのある低音はもちろんのこと、よりクリアで伸びやかになった中高域が加わることでワイドレンジかつバランスの取れたサウンドクオリティを実現」したという。
BluetoothのコーデックはSBC、AAC、LC3、LDACに対応する。周波数特性は10Hz~40kHz。Bluetoothのバージョンは5.3に対応。LE Audioにも対応予定。
JBLのオーバーヘッド型ヘッドフォンとして最多の計10基のマイクを搭載。新しいリアルタイム補正機能により、その場の環境や個々の耳の形状、装着状態にも適応することで、瞬時に最適かつ最高のアクティブノイズキャンセリングを実現するという。
ハウジング構造を少ない部品で合理的に再設計する事で、前モデルと全体サイズはほぼ同等ながら、耳を覆う部分の空間を広く設けることで耳全体をしっかり覆えるようになった。音質だけでなく、ANCのパフォーマンスを最大化するパッシブノイズキャンセリング効果と音響効果も向上したという。
空間サウンドも進化。音楽、映画、ゲームの3つのモードを用意。より計算能力の高いチップセットでアルゴリズムを最適化。ヘッドトラッキング機能も新たに搭載し、ライブ映像や映画鑑賞、スポーツ観戦時などでも一層の没入感を実現したとのこと。
最大2台まで同時接続可能なマルチポイント接続にも対応。設定のカスタマイズなどは、「JBL Headphones」アプリから行なう。
Auracastにも対応。送信機能を搭載した別のAuracast対応デバイスを介することで、Tour One M3を含む複数台のイヤフォンやスピーカーへ同時接続が可能になる。
DACも内蔵しており、パソコンなどとUSBケーブルで有線接続が可能で、その際はロスレスオーディオ再生に対応する。
最大再生時間は、ANC OFFの場合は約70時間、ON時では40時間。重量は約278g。
スマートトランスミッターを付属した「Tour One M3 Smart Tx」も
スマートトランスミッターを付属した「Tour One M3 Smart Tx」というモデルも同時発売する。
トランスミッターにディスプレイを備えており、各種設定をトランスミッターから簡単に操作できる。音楽の再生操作や、ANCのモード切替など、ヘッドフォンのリモコンとしても使用可能。
トランスミッターにはUSB-Cを備えており、同梱のUSBケーブルを使い、飛行機内のエンターテインメントシステムやテレビ、ゲーム機と接続できる。それら機器のサウンドを、トランスミッターからワイヤレスで送信し、ヘッドフォンで聴く事ができる。
スマートトランスミッターのバッテリー持続時間は約18時間。重量は約34.5g。
JBL公式ストア限定で発売記念キャンペーン
期間内にJBLオンラインストア、またはJBL楽天市場店にて「Tour One M3」シリーズを予約購入すると、JBLロゴ入りヘッドフォンスタンドを予約購入者全員にプレゼントする。
期間は5月22日~5月28日予約分まで。対象商品はTour One M3(ブラック、モカ、ブルー)、Tour One M3 Smart Tx。
🧠 編集部の感想:
JBLの新しいワイヤレスヘッドフォン「Tour One M3」は、マイカ振動板による高音質化が魅力的です。特にアクティブノイズキャンセリング機能の進化や多機能性に期待が高まります。また、付属のスマートトランスミッターも便利で、さまざまなデバイスと接続できるのが良いですね。
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