火曜日, 5月 20, 2025
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iPhoneとAndroidどちらでも使えるスマートリング「Amazfit Helio Ring」の利便性 – ケータイ Watch


 Galaxy Ringの日本市場投入で、一気に注目度を増しているスマートリングは、スマートウォッチやスマートバンドと比較すると、単機能ではありますが、装着感の快適さが魅力の製品です。ただし、話題のGalaxy RingはAndroid OSを搭載した機種が必須となるため、iPhoneユーザーの場合は恩恵を受けられないのが難点。一方で、市場を見ると、iPhone、Androidスマートフォンの両方に対応したスマートリングも、多数展開されています。

 今回試用した「Amazfit Helio Ring」もその一例。Amazfitは、日本での知名度はそこそこにとどまりますが、グローバル市場ではウェアラブルデバイスで高いシェア率を持つメーカー。執筆時点での販売価格は3万5800円。スマートリングとしては、比較的安価といえる価格です。対応OSは、iOS 14.0以上、Android 7.0以上となります。

 外装にはチタン、内側には樹脂素材が採用されています。「I字」の刻印を指の腹側に装着するのが正しい着け方で、上部に細かいドットが印刷されています。若干厚みがあるのも相まってアクセサリー感はあまりなく、ぱっと見でスマートリングだなと感じるデザインです。

 基本的には人差し指への装着が推奨されていますが、サイズの関係から、筆者は薬指につけて使用しています。

 本体質量はサイズによって異なりますが、いずれも4g未満とのこと。装着感は軽く、スマートウォッチやスマートバンドと違い、〝着けている感〟が少ない。お風呂のタイミング以外では、基本的に着けっぱなしにしています。

 防水性能は10ATMに準拠していますが、シャンプーや食器用洗剤などは故障のリスクがあるので、これらのシーンでは外すのが無難です。

 大きさはUSサイズで8号、10号、12号の3つがありますが、サイジングキットはないので、購入前に指のサイズを確認しておく必要があります。公式サイトには指の円周の測り方が記載されているので、こちらを参考にチェックしておきましょう。

 バッテリーは最大4日間駆動可能で、使用感としても公称値通りという印象。スマートリングとしては短めな連続使用時間ではありますが、お風呂に入るタイミングで充電するといった使い方を身につければ、基本的には問題ありません。充電時間は約1時間40分となっています。

 健康管理機能としては、心拍数、血中酸素レベル、ストレスレベルの24時間モニタリングに対応。睡眠モニタリングは、睡眠の段階や昼寝時間、睡眠時の呼吸の質の計測が可能で、睡眠スコアを算出してくれます。

 そのほか、PAIやヘルス評価システム、心拍数回復、月経周期追跡ができます。尖った機能はありませんが、ウェアラブル製品の標準的なヘルスケア機能は、一通り搭載している印象です。

 スマートリングの利点が、軽い装着感で使用できることで、睡眠時にも使いやすいところ。時計型デバイスの場合は、どうしても寝苦しさを感じてしまうという人におすすめです。

 Amazfit Helio Ringでも、睡眠時間だけでなく、睡眠の質も計測できるので、生活習慣を整えるための指標としても、充分活用できます。

 スポーツ機能は、3軸加速センサー、3軸ジャイロスコープを搭載しており、レース達成予測などが利用可能。歩数や消費カロリーは自動計測してくれますが、ウォーキングなどの自動検出機能はないため、ワークアウトを開始する際には、スマートフォンから設定しないと記録されません。

 歩数の計測は、同時に使用しているGalaxy Fit3と比べると少なく、HUAWEI WATCH GT5 Proよりは多く記録される傾向にあります。中間値であると考えると、精度もそれなりなのでしょう。

 健康やワークアウトのデータは、Zeppアプリから確認します。特にスマートリングは、時計型デバイスと違い、ディスプレイが搭載されていないため、操作は基本的にスマートフォンのアプリから行います。そのため、アプリの操作性と接続性が大切になります。

 Zeppアプリの場合、健康データ、ワークアウトのデータが細かく表示されるデザイン。項目が多いため、若干散らかっている印象もありますが、日本語対応もしっかりとなされているので、特別不満は感じません。

特に睡眠データといった項目は、グラフ化されていることで、詳細を確認しやすくなっているのがポイントでしょう。Amazfit Helio Ring自体の設定も、Zeppアプリから同様に行えるので、アプリ1つで完結するわかりやすさもありがたく感じます。

 近年はスマートバンドが5000円前後で購入できるため、単機能ながら3万5800円という価格が引っかかる人もいるでしょうが、時計とは一味違う装着感のよさこそが、スマートリングの魅力です。

 特にヘルスケア目的でこういったウェアラブルデバイスを導入する場合は、長時間装着しておくことが前提となるので、多少お金をかけても、着けやすさを重視してもいいのかなと感じています。

製品名 発売元 実売価格
Amazfit Helio Ring Amazfit 3万5800円





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🧠 編集部の感想:
Amazfit Helio Ringは、iPhoneとAndroidの両方に対応するスマートリングで、軽量で快適な装着感が魅力的です。健康管理機能が充実しているため、特に睡眠の質を重視するユーザーにとって便利なデバイスと言えます。価格はやや高めですが、装着のしやすさに価値を見出す人には納得できる選択かもしれません。

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