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概要
この記事では、H&Wサポート株式会社が開発したAI搭載リハビリ機器「HiTREX」の活用方法と、同社の目指すビジョンについて紹介しています。IoTやDXの導入が進む中で、特に高齢化社会における健康寿命延伸に貢献することを目的としたインタビューを通じて、テクノロジーと運動の融合の重要性が語られています。
要約
- 背景: IoTやDXを用いた企業が増加し、テクノロジー導入が社会的に必須となっている。
- 対象読者: IoTやDX導入を考える人、他社の活用事例を学びたい人。
- H&Wサポートの使命: AI搭載リハビリ機器「HiTREX」により、健康寿命を延ばすことを目指す。
- 製品の機能:
- ユーザーはセンサーを用いてバランスを可視化し易く操作可能。
- 専門職なしで運動の指導や調整が可能。
- 開発の挑戦: 運動とテクノロジーの融合が難題であり、最適な価値を見出すプロセスが重要。
- 岸さんの動機: 自身のスポーツ経験から得た「人を助けたい」という思いが原動力。
- 未来の展望: HiTREXをフィットネス業界のスタンダードにし、国内外へ展開し、健康への貢献を目指す。
- 記事の総括: 岸さんの情熱と技術が、健康増進に向けた新たな道を開くことへの期待を表明。
現在、テクノロジーの進化に伴い、IoTやDXを活用したサービスを展開する企業が急増しています。また、人口減少や人件費の高騰といった社会的な背景から、テクノロジーの導入はこれからの時代において必須の流れとなるでしょう。
そんな中、IoTHACK編集部では、既にテクノロジーを活用する実践者の方々をゲストに招き、「どのように活用しているのか?」についてインタビューを行っています。以下のような方に、ぜひ記事を読んでいただきたいです!
①IoTやDX、ロボットの導入を検討している方
具体的にどのような効果や変化をもたらすのか知りたい方。
②IoTやDX、ロボットの活用事例を知りたい方
他社の成功事例やユニークな活用方法を学びたい方。
H&Wサポート株式会社さんとは
「運動×ICT」で健康寿命延伸に貢献。AI搭載リハビリ機器「HiTREX」シリーズを主力に、医療・介護現場へ提供しています。強みは、従来のトレーニングでは鍛えることが難しい「股関節・肩関節周り」の筋肉を鍛える独自のマシン設計や開発力と、利用者の状態に合わせた個別最適化。主な対象となるのは、リハビリテーションを必要とされている方々、そして健康増進を積極的に支援されている自治体や企業です。「運動を通じて、誰もが心身ともに健康で豊かな生活を送れる社会」の実現を目指しています。
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IoTをどのように活用しているのか
<ユーザー側>
AI搭載リハビリ機器「HiTREX」では、センサーで体の歪みを可視化し、自分のバランス状態を直感的に把握可能です。専門職がいなくても簡単に操作でき、毎回異なる動画で飽きずにトレーニングを継続できる点が魅力です。
<オーナー側(自治体・企業)>
AI搭載リハビリ機器「HiTREX」では、指導者を新たに養成することなく、専門的な身体調整ができます。利用者ニーズに応じたソフトウェアのアップデートにも柔軟に対応し、長期的な運用にも適しています。
>体験動画はこちら!
IoTで進化する体幹トレーニング(対談サマリ)
YouTubeを通じた対談では、会社の成り立ちや事業概要についてインタビューしました。その中でも特に印象的だった言葉を引用しています。
-HiTREXを開発する上で、特に直面した課題や困難は何でしたか?
H&Wサポート 岸さん:最大の課題は「運動とテクノロジーの融合」そのものの難しさでした。運動は基本的にテクノロジーがなくても成立する世界ですので、テクノロジーをどこにどう活かせば運動の価値を高められるのか、その一点を見つけ出すのが非常に困難でした。ようやく「股関節と肩関節の可動域の数値化」というアイデアに辿り着いても、それを具体的な形にするのはまた別の挑戦でした。HiTREXというハードウェア自体も、文字通り「鉄の塊をどう設計し、作ってもらうか」という基礎的な部分から始めました。ソフトウェア開発と合わせ、これら全てを社内のエンジニアたちと二人三脚で、何度も試行錯誤を繰り返しながら、一つひとつ丹念に作り上げていったのです。この開発プロセス全体が、大きな挑戦の連続でした。
-岸さんをHiTREX開発へと突き動かした、その原動力や熱意の源泉は?
H&Wサポート 岸さん:私の原動力は主に二つあります。一つは、20代の頃のバスケットボール選手としての挫折経験です。当時、日本一を目指し必死に練習しましたが、怪我や体の痛みに常に悩まされ、結局上達しませんでした。その辛さと、誰にも助けてもらえなかった悔しさが、「同じように苦しむ人を助けたい」という強い初期衝動になりました。その後パーソナルトレーナーとなり、予約は常に埋まり売上も順調でしたが、一方で自分が直接関われるのはジムという狭いエリアの中だけで、「世の中にはもっと困っている人が大勢いる。その人たちに何もできていない」という思いから虚しさが募りました。選手時代の個人的な悔しさと、トレーナーとして感じたこの課題感。この二つを解決したいと考え抜いた末にたどり着いたのが、HiTREXでした。「本当にこの運動を頑張っている人を助けることができるテクノロジー」だと確信しており、究極の理想は「誰もが死ぬまで自分の足で元気に過ごせる」社会の実現です。そのために貢献したい一心です。
-HiTREXを通して描く未来と、その実現に向けた今後の展望を教えてください。
H&Wサポート 岸さん:私の大きな目標は、HiTREXをランニングマシンのように、どこのフィットネスクラブや健康施設にも当たり前に設置される「デファクトスタンダード」な運動器具にすることです。そうなってほしいと強く願っており、そのために国内はもちろん、ベトナムへの納品や中国のリハビリ専門家からの関心など、海外展開も積極的に進めています。 そして究極的には、「死ぬまで元気でいられる」社会の実現に貢献したいと考えています。現在、健康寿命と平均寿命には約10年の差があると言われていますが、HiTREXを通してこの差を少しでも縮めるお手伝いができれば本望です。最近では厚生労働省も「腰痛予防」や「歩行改善」を働く人の健康課題として重視していますが、HiTREXはまさにその課題に「どハマり」するソリューションだと自負しています。今後は大学との共同研究でエビデンスをさらに強化し、まさに「時代が俺に追いついてきた!」と言えるような状況を確固たるものにしたいですね。IoTデバイスとしての特性を活かし、ソフトウェアも常にアップデートし、進化し続ける存在でありたいと思っています。
>詳細の動画はこちら!
記事の振り返り
今回のH&Wサポート岸さんとの対談では、その熱意あふれるお話と、AI搭載リハビリ機器「HiTREX」が秘める独自性に触れることができました。特に、HiTREXの核心技術である「可動域の数値化」が、従来の運動療法では見過ごされがちだった「痛み」という課題に対し、明確な解決の道筋を示している点は非常に印象的でした。
岸さんご自身の経験から生まれた「人を助けたい」という純粋で力強いエネルギーが、HiTREXという革新的な製品開発の大きな推進力となっていることを改めて実感しました。「誰もが死ぬまで自分の足で元気に過ごせる社会」を目指すその揺るぎないビジョンは、私たち編集部も大いに刺激を受け、テクノロジーの持つ可能性を再認識させられるものです。
この日本から生まれた独創的なテクノロジーと、それを支える岸さんの情熱が、今後国内外へさらに広がり、多くの人々の健康増進に貢献していく未来図に期待が膨らみます。HiTREXの挑戦と、その先にある時代が追いついてくるような展開に、引き続き注目していきたいと思います。
岸さん、貴重なお話をありがとうございました。
今後もを定期的にアップしていきたいと思います!
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