Hexecutableは，ニューヨークを拠点にする個人開発者ジェニー・ジャオ・シャ（Jenny Jiao Hsia）氏が手がけるライフシム「Consume Me」の体験版の配信をSteamで開始した。
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Steam「Consume Me」
連載でも紹介しているが，「Consume Me」はIndependent Games Festival（IGF）でグランプリを受賞したタイトルだ。
自分にあまり自信がない女子高生ジェニーが，毎日の家事や学業，バイトをこなしながらダイエットに励み，エレベーターでしか出会わない男性に恋心を抱いてしまうという，普通の女の子の気持ちを代弁しているような作品となっている。
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それぞれのタスクはミニゲームになっており，例えば食事では次々と画面上に流れてくるアイコンを選んで自分の皿の上に置いていく。ただし，果物などはヘルシーだが満腹度は低いため，より満腹度の高い甘いものを入れてみたくなる。このように，摂食障害や肥満恐怖症に悩むティーンエイジャーの気持ちをゲーム感覚で味わえるのだ。
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「Consume Me」の開発には，シャ氏の友人であるAP Thomson氏，Jie En Lee,氏， Violet W-P氏，Ken “coda” Snyder氏らが参加している。シャ氏は，2017年の大学在籍時から10年近くにわたって本作のコンセプトを練ってきたそうで，半自伝的な作品に仕上がっている。
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2025年6月7日6：00に配信されるイベント「Summer Game Fest」でも「Consume Me」が紹介されるようなので，気になる人は今からプレイしておくといいだろう。
🧠 編集部の感想：
「Consume Me」の体験版がリリースされたことは、女子高生の日常をユーモラスに描く新たなライフシムの期待感を高めます。特に、主人公の葛藤がリアルに表現されている点に共感を持つ人も多いでしょう。IGFでの受賞歴もあり、独自の視点からのストーリーテリングに注目です。
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