【Amazon.co.jp限定】 ロジクール 静音 ワイヤレスマウス M240GRd Silent Bluetooth マウス グラファイト 無線 ワイヤレス 小型 左右対称 logi bolt windows mac iPad OS Chrome Android M240 国内正規品 ※Amazon.co.jp限定 壁紙ダウンロード付き
¥2,100 (2025年4月26日 13:09 GMT +09:00 時点 - 詳細はこちら価格および発送可能時期は表示された日付/時刻の時点のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、購入の時点で当該の Amazon サイトに表示されている価格および発送可能時期の情報が適用されます。)Amazon Fire HD 10 タブレット - 10インチHD ディスプレイ 32GB ブラック
¥19,980 (2025年4月26日 13:07 GMT +09:00 時点 - 詳細はこちら価格および発送可能時期は表示された日付/時刻の時点のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、購入の時点で当該の Amazon サイトに表示されている価格および発送可能時期の情報が適用されます。)
by Web Summit
アメリカの制裁で中国企業によるAIチップへのアクセスが制限される中、HuaweiがNVIDIAの「GB200 NVL72」の演算能力を上回るAIインフラアーキテクチャ「CloudMatrix 384 Supernode」を発表しました。
Tech war: Huawei launches new AI architecture said to rival Nvidia’s products | South China Morning Post
https://www.scmp.com/tech/tech-war/article/3306644/tech-war-huawei-launches-new-ai-architecture-said-rival-nvidias-products
Huawei AI CloudMatrix 384 – China’s Answer to Nvidia GB200 NVL72 – SemiAnalysis
https://semianalysis.com/2025/04/16/huawei-ai-cloudmatrix-384-chinas-answer-to-nvidia-gb200-nvl72/
伝えられるところによると、HuaweiのCloudMatrix 384は同社のAIチップであるAscend 910Cを384個搭載しており、Huawei社内ではNVIDIAのNVL72に匹敵する「原子力級の製品(nuclear-level product)」と位置づけられているとのこと。
2024年に発表されたNVL72は、GPU間高速通信技術であるNVLinkで相互に接続されたBlackwell GPUを72台搭載しており、演算能力は180PFLOPS(ペタフロップス)に達します。
一方、中国安徽(あんき)省の蕪湖(ぶこ)市にあるHuaweiのデータセンターに配備されたCloudMatrix 384は、個々のチップの性能がBlackwellの3分の1程度しかない欠点を補うべく5倍以上の数のAscendチップが搭載されており、総メモリ容量は3.6倍超、メモリ帯域幅は2.1倍に相当します。これにより、CloudMatrix 384はNVL72の約1.7倍の300PFLOPSのパフォーマンスを達成しました。
Huaweiが7nmプロセスのAIプロセッサ「Ascend 910」など発表、将来的にRISC-V採用の可能性も示唆 – GIGAZINE
Huaweiは、中国のAIインフラスタートアップであるSiliconFlowと提携し、CloudMatrix 384で中国製推論モデルである「DeepSeek-R1」をサポートする計画だとされています。
香港の日刊英字紙・South China Morning Postは「もし一連の報道が事実であれば、アメリカと中国の技術的な緊張が高まる中で、アメリカの制裁対象となっているHuaweiが、コンピューティング能力の自給自足の達成に向けて着実に歩みを進めていることが浮き彫りになるでしょう」と述べました。
CloudMatrix 384の明確な欠点は、消費電力がNVL72の3.9倍で、FLOP当たりの消費電力は2.3倍、メモリ帯域幅当たりの消費電力は1.8倍、メモリ容量当たりの消費電力は1.1倍と、電力効率がかなり劣る点です。
もっとも、AIの消費電力の増加が大きな問題となっている欧米とは異なり、石炭火力発電による炭素排出を気にしない中国では電力効率は大した問題ではありません。加えて、中国は原子力発電でも世界をリードしているほか、太陽光・水力・風力発電でも世界最大規模を誇っており、電力需要の増加が中国企業の足かせになることはないだろうと、海外メディアのSemiAnalysisは指摘しました。
ただし、CloudMatrix 384を構成するAscend 910Cは韓国製のメモリ、台湾製のウェハー、アメリカ・オランダ・日本製の半導体製造装置に依存しており、とても中国の国産チップとは言えません。このハードウェアの海外依存度の高さはHuaweiにとっての課題で、Ascend 910Cの生産にはSamsungの助け船やTSMCの制裁破りが不可欠だったとされています。
TSMC製チップがHuaweiのAIプロセッサに転用された件でTSMCに1400億円以上の罰金が科せられる可能性 – GIGAZINE
SemiAnalysisは「TSMCは、2024年から2025年にかけて、80万個のAscend 910Bと105万個のAscend 910Cを製造するのに十分な半導体のダイ290万個を中国企業に提供しています。HBMやウェハー製造ツール、フォトレジストなどの半導体製造に必要な物資が効果的に管理されなければ、Ascendの製造を担うSMICの生産能力は大幅に向上する可能性があります」と述べました。
この記事のタイトルとURLをコピーする