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概要
この記事では、アーティストHotaruの楽曲制作の背景について語られています。特に「ユートピア」と「ぶれらほーる」という2曲に焦点を当て、それぞれのインスピレーションや制作過程を詳しく綴っています。Hotaruは、自身のリラックスした時間や過去の音楽体験を基にした楽曲が多いと述べています。
要約の箇条書き
- 目的: Hotaruの音楽と制作背景を知ってもらうための記事。
- 楽曲制作のきっかけ: 音楽イベント「ボカロであそぼ」への参加が影響。
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「ユートピア」:
- 2023年の春のボカコレで発表された曲。
- ドライブやサウナでのリラックスからインスピレーションを得ている。
- 歌詞は個人的なストレス解消や日常の感情を反映。
- Lo-Fiサウンドが流行していた時期、星野源からも影響を受けた。
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「あんぶれらほーる」:
- 2022年の無色透明祭で発表。
- Mr.Childrenのバラードロックに影響を受けて作曲された。
- 歌詞は傘をテーマにし、深い感情を表現。
- 傘の穴を通しての永遠の願いが込められている。
- 個人的な影響: Hotaruはミスチルに若い頃から影響を受けており、その感情を歌詞に織り交ぜている。
以前、下記に記載のHotaruの音楽遍歴という
私の人となりを知ってもらうための記事を書きましたので、今回はHotaruの音楽を取っ付きやすく感じて頂くため、どんなきっかけでこういう曲が出来上がったのかを語らせて頂こうとかと思います。
丁度去年のこの時期に阿佐ヶ谷Driftさんの「ボカロであそぼ」というイベントで自身の楽曲制作についてお話しする機会がありまして、案外自分ってこういうこともできるのか!と貴重な経験をさせていただきました。
そういったこともあったので数曲ほど楽曲制作についてお話しさせて頂こうかなと思います。
ユートピア
こちらの曲は2023年の春のボカコレで出した曲です。
私自身、日頃から週末はタイムズカーを借りて6時間4260円?くらいのパックでドライブしてサウナ入って帰ってくるというストレス解消をするのがルーティーンで一週間の終わりは一発目のサウナ後の水に入った瞬間に今週も頑張ったな〜と感じるような日々を過ごしておりました。
私自身、創作意欲が湧くのはアドレナリンがグオーっと上がっている時ではなく、どちらかというとリラックスしていてふとした時に毎回こういう雰囲気感じているなぁという感覚を詰め込んだものが音楽とMVとして出てくるような感じです。
なので遅い曲が多いのかも知れない、、笑
ドライブの先は埼玉の方の温泉が多く、東京を越えて埼玉県に入るには荒川というでかい川を越える必要があるのですが歌詞に出てくる橋梁という単語はそこから発想してます笑
歌詞何をやったってうまくいかなくても自分 見失いそうな夜でもあの淡い明かりを目指していたい行く先 教えてカーナビゲーションいまもまだ環状線の内側で果てしなく巨大な橋梁を渡った夜のバイパスの信号で一人きり飲みかけのコーヒーを含んだ等間隔のナトリウムランプは忘れゆくようにぼやけては消えた この長いトンネルの先にあるユートピアを目指して思い描いた場所にいなくても自分が選んできた道なの目が眩むくらいのスピードでいたいからもう2度と目 逸らさない夜の帷が降りようともただ真っ直ぐに湾岸線を飛ばした芳しいその珈琲の香りはあの人のことを思い出すな狂おしいほど欲しいものに限ってこの手では掴めないようになっていた知らない道を進めずにいるなら時代のせいにすればいい心 降り落ちそうな夜が来たって明かりと闇の中 繰り返す湧き上がるこの感情はペトロールなの夜の帷 突き刺す ヘッドライトいまもまだ自分を愛しきれないカーラジオから好きな音楽が流れた
制作当時流行っていたLo-Fiなサウンドに惹かれ始めていた時期で尚且つ、自分の個性を模索している中で星野源の喜劇を聴いて早めのR&Bができないかなと試行錯誤していたらこういうのが出来上がっておりました笑
全然似てないけど、、笑
イラストはLo-Fiという解像度下がった滲んだサウンドにどういうのが合うのかなと考える中でビットイラストで夜の道路を描いている方のポートフォリオを拝見し、佐東おやすみさんに描いて頂き感激しております。
自分でも、ユートピアはすごく気に入っていて、夜のドライブをしてる時は必ず流しますね笑
あんぶれらほーる
2022年くらいの無色透明祭で出した曲です。
この曲は20代の桜井和寿のバラードロックのラブソングみたいなものを私も書きたい!という思いで作った曲で、Lo-FiでR&BなHotaruの曲っぽさも出しつつMr.Childrenの雰囲気や構成を纏ったような感じで作れたのではないかと思っています。
別の記事でも書きましたが筆者は子供の頃からミスチルが流れている中で幼少期を過ごし、カラオケに行けば桜井和寿が声帯に住んでいると言われるほど影響を受け、幼少期に聴いていた曲が大人になるとそういうことだったのか〜と共感し、新たな発見をするような人生を繰り返し過ごしているのです。
歌詞目を覚ますとあの日と同じ雨の匂いがした ぼやけた頭で思った何かが足りてないな君は君でいいのに僕はどこまでも頼りなくて靴箱に寄りかかっている赤い傘を今もまだ捨てられずに残してる君が置いてった傘で降りかかる雨に負けそうでモノクロの日々のぬかり道を歩く後ろ振り返ってしまったってたとえ泣いてしまったって傘で顔を隠してしまえば別に良いよね君が出て行ってからポッカリと穴が空いたようで雨は漏れてしまうし 埋まらないしもう散々なんだよ雨の日には駅まで傘を届けに来てくれたね受け取ったこの傘を閉じてしまったから横にいる資格なんてないんだ二人同じ傘で降りかかる雨に負けないでお互いの弱さを抱きしめて生きてたそっけないって言ったこともわがままって言ったことも愛想尽かしてしまったって言ったことも全部嘘だよ君が置いてった傘で降りかかる雨に負けないで今度は僕が迎えに行く番だよ顔が引きつってしまったってたとえ泣いてしまったって傘で顔を隠すことはもうやめたんだ!二人同じ傘で降りかかる雨は止まないね俯いたままの君をそっと抱き寄せる古くなってしまったって穴が増えてしまったって決して閉じる事はないからさ僕の傘からはもう二度と出て行かないでおくれ
こちらの曲は「クリエイターズ•スタジオ with ボカコレ」というラジオ番組で流して頂いたこともあり、感激した思い出もあります。
タイトルのあんぶれらほーるというのはそのままの意味で傘の穴ということなのですが、傘を軸に歌詞を構成しており、穴が空くくらい末永くありたいという祈りをこめたタイトルとなっております。
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