GW混雑…40km渋滞、追突事故も多発　浅草では夏日に着物…汗だく観光「暑いし人多い」【羽鳥慎一モーニングショー】(2025年5月5日)

　ゴールデンウィークの5日朝も、高速道路や観光地は多くの人で混雑している。全国的に天候に恵まれたゴールデンウィーク後半の行楽地を空から取材した。

■空から見たGW…行楽地に行列

　全国的に天候に恵まれたゴールデンウィーク後半。行楽地を空から見た。

　3日午後12時をすぎたころ、東京ディズニーリゾート上空から撮影した映像。かなり日差しが強いなか、大勢の人が訪れている。「スプラッシュ・マウンテン」。3日の日差しのなかで、水しぶきを浴びるのは気持ちいいだろう。ただ、それまで長い列に並ばなければならない。

　高尾山の山頂も混雑している。ゴールデンウィークの思い出を、この高尾山で一つ、みなさんで作っている。ちょうど写真スポットの前には、行列ができている。ただ、日差しがやっぱり強いのか、木陰にいる人も多くいた。

　横浜市の「海の公園」。海水浴場にもなっているが、ものすごい数の人が訪れている。今、潮干狩りのシーズンで、みなさん海の中に入って潮干狩りを楽しんでいるようだ。浜のほうには、潮干狩りに来た人たちのテントが無数に立てられている。日差しも強いので、シートではなくテントを立ててみなさん過ごしているようだ。

　中央高速の八王子料金所。下り線はかなり混んでいる。料金所を抜けた後も、かなり詰まっている状態になっている。

　高速道路では、行楽地に向かう車で大渋滞が…。

■高速道路40キロ渋滞も…追突事故が多発

　延々と続く車列。行楽地へ向かう何台ものバスや車で、中央道は朝から長い渋滞が発生。

　路肩に停車するパトカーとトラック。トラックが乗用車に追突したという。さらに、緊急車両が向かった先は、車同士の事故のようだった。

　この日、中央道では追突事故が多発。ゴールデンウィークの渋滞にさらに拍車をかけた。

　パーキングエリアに入ろうとする車の列が、入り口から1キロ以上手前まで伸びていた。

　ゴールデンウィーク後半初日となった3日、中央道下りではおよそ40キロにわたって断続的な渋滞となった。

■絶景求め行列も…「ないよ―富士山」

　一面に広がる“春色の絨毯（じゅうたん）”。その先に悠然と富士山がそびえ立つ。およそ50万株の色彩豊かな芝桜と富士山の共演を楽しめる「富士芝桜まつり」は、ゴールデンウィークの人気スポット。

会場スタッフ
「すみません、お待たせしました。ちょっと早いですが、オープンいたします。どうぞ、お進みください」

　足早に駆け出した長野から来たというカップル。朝日と共に、芝桜の絶景をカメラに収めるため、深夜0時に自宅を出発したという。

長野から来たカップル
「ないよ～富士山が…」

　4日の未明に降った雨の影響で、富士山はすっぽり雲の中に。それでもフォトスポットを見つけると、写真撮影を開始。

長野から来たカップル
「あ～でもすごい！」
「はぁ疲れた…めっちゃ走るじゃん！」
「あ～ここが写真スポット？」

　富士山が見えなくても、朝日と芝桜に包まれた2人は満面の笑みに。

　富士山が隠れていてもにぎわう会場。愛犬と芝桜を楽しむ人の様子も見られた。

　それでも7時半ごろになると、雲に隠れていた富士山が顔を出すのを待ち望む多くの人々。オープン前から並んでいたカップルも、次のように話す。

長野から来たカップル
「がんばれ、がんばれ！あと、もうちょっとだよ！」
「やっぱ、なかなか（雲が）切れなそう」
「変わんないか～」
「ちょっとまた色々見てみます」

　そして向かった先は、最初に写真を撮ったハートのベンチ。

長野から来たカップル
「ちょっとだけ富士山見えたので」
「朝よりは！」
「見えるかな？」
「めちゃくちゃきれいですね」
「いい写真もいっぱい撮れて、富士山だけが残念だった」
「リベンジしたいです」
「またリベンジしたいです」

■開場から約4時間半後…顔を出した富士山を逃すまいと

　厚い雲に覆われ、何時間もの間なかなか顔を出さない富士山。

　開場からおよそ4時間半後、一面に広がる芝桜の前に富士山が顔を出すと、来場者たちからは歓喜の声が上がった。

兵庫県から来た親子
「やっとやね、やっと。ずっと雲がかかっていたんで、どうなることかと思っていたんですけど」
「かっこいいですね、やっぱり」
「いいね！」

神奈川県から来た男性
「待ちに待ちました」

　顔を出した富士山を逃すまいと、愛犬と一緒にこの笑顔。

神奈川県から来た男性
「よしよしよし、OK。いいっしょ！いいっしょ！やりました！」

　こちらの親子もフォトスポットで記念撮影。

東京から来た親子
「ちょうど（富士山が）出たので良かったなって感じです」
「富士山出ていて良かった」

　4日、富士河口湖町の最高気温は24.0℃。6月下旬並みの陽気に恵まれ、続々と訪れる人々。会場内には、芝桜と富士山の絶景を撮影できる様々なフォトスポットが用意されていて、好きな場所で記念撮影を楽しむ来場者たち。

　なかでも人気だったのが、青い小舟に乗って撮影できるフォトスポット。長い行列ができていた。

　1時間近く、行列に並んだ親子は、次のように話す。

名古屋から来た親子
「おととし来てきれいだったので」
「子どもが生まれたので、『3人でまた来よう』って」
「（Q.きょうと、どっちが富士山はきれい？）きょうのほうがきれいに見えます」

■夏日に着物…汗だく観光

　本堂へと向かう多くの人とお参りを終えて戻る人とで、仲見世通りは朝10時にもかかわらず大混雑。

大阪から来た家族
「人がいっぱいで、びっくりしました。早めに来たんですけど、10時からこんなかっていう」

千葉・柏市から来た親子
「遠い所は行けないですね。近場でっていう感じです」

　仕事が忙しく一日だけ取れた休みに、娘と浅草へやってきた女性。娘と一緒に着物をレンタルし人気の和食店を訪れたものの、すでにこの行列。1時間半並んで、ようやくお目当てのランチとご対面。混雑に加え、4日の東京都心は25℃を超え夏日に。

　境内にできた日陰は、休憩する人でいっぱいに。暑くなった浅草で飛ぶように売れたのが「かき氷」だ。

埼玉・熊谷市から来た夫婦
「暑いからね。おいしいんですよ。日本一暑い熊谷から来たんですけど。暑いですね、こっちもね」

　和スイーツを販売するお店でも…。

店員
「きょうはやっぱりちょっと暑くなったんで、ソフトクリームがよく出ていますね」
「（Q.どのくらい出ている？）きょうで1日600個くらいですかね。結構出ていますね」

　着物姿で浅草を満喫していたグループ。

女性グループ
「あつ…暑いし人多い」
「あちー！暑いよー！」

　気温も上がり、着物姿ということもあって、お昼を前に少しバテ気味。しかし、お目当てのメンチカツにテンションアップ。

女性グループ
「イエーイ！暑いけど食べます」

　さらに、デザートのジェラートを取り出すと…。

女性グループ
「うーん！！！間に挟むアイスがうまい」

（「羽鳥慎一 モーニングショー」2025年5月5日放送分より）
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp

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