Googleはこれまで、検索を行なう際にローカライズされた検索結果を提供するプロセスの一環として、ナイジェリアの場合はgoogle.ng、ブラジルの場合はgoogle.com.brといった国別コードトップレベルドメイン名(ccTLD)を使用してきたが、今後段階的にすべてgoogle.comにリダイレクトする。
リリースでは述べられていないが、現在日本で展開しているgoogle.co.jpに関しても同様にgoogle.comへリダイレクト処理されるだろう。
同社は2017年に、各国のccTLDを使用しているかどうかに関係なく、検索を使用するすべてのユーザーにローカル検索結果で同じエクスペリエンスを提供できるようにした。この改善により、既にccTLDは不要となっていたが、検索エクスペリエンスの効率化のために、今後はccTLDからのトラフィックをgoogle.comにリダイレクト処理する。この過程で検索設定の一部を再入力するよう求められる場合があるとしている。
アップデートによりWebブラウザのアドレスバーに表示される内容は変更されるが、検索の動作には影響せず、またGoogle側で国の法律に基づく義務の変更もないとしている。
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