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ホームニューステックニュースGoogleがAIで映画を作れるツール「Flow」を発表、画像生成AI「Imagen」や動画生成AI「Veo」を統合しシーン生成からカット編集まで実行可能 - GIGAZINE

GoogleがAIで映画を作れるツール「Flow」を発表、画像生成AI「Imagen」や動画生成AI「Veo」を統合しシーン生成からカット編集まで実行可能 – GIGAZINE



GoogleがAIで映画を作れるツール「Flow」を発表、画像生成AI「Imagen」や動画生成AI「Veo」を統合しシーン生成からカット編集まで実行可能 - GIGAZINE


GoogleがAIを活用した映画制作ツール「Flow」を日本時間の2025年5月21日に発表しました。Flowには動画生成AIの「Veo 3」や画像生成AIの「Imagen 4」が統合されており、各シーンの生成からカット編集までの一連の流れを1つのアプリで実行できます。

Flow
https://labs.google/flow/about

Introducing Flow: Google’s AI filmmaking tool designed for Veo
https://blog.google/technology/ai/google-flow-veo-ai-filmmaking-tool/

Flowはウェブアプリ形式のAIツールです。Flowがどんなツールなのかは、以下の動画で詳しく説明されています。

Creating in Flow | How to use Google’s new AI Filmmaking Tool – YouTube


Flowの画面はこんな感じ。これまでに生成したシーンが画面内にズラリと並び、画面下部には新たなシーンを生成するための入力ボックスが配置されています。


シーンの生成方法は、テキストを元に生成する「Text to Video」、画像(フレーム)を元に生成する「Frames to Video」、複数の素材を元に生成する「ingredients to Video」の3通りが用意されています。


「Frames to Video」では、すでに存在する画像を素材として使えるほか、Imagenで新たに素材画像を生成することもできます。


また、カメラワークも指定可能。


「ingredients to Video」では「景色の素材」や「被写体の素材」といった複数の素材を組み合わせてシーンを生成できます。


Flow上でシーンのトリミングや並び替えといったカット編集も実行できます。


さらに、カット編集中にAIでシーンを引き延ばしたり新たなシーンを追加生成したりすることも可能。このとき、「森の中を走っているシーン」といったおおまかな指示をするだけでGeminiが適切なプロンプトに変換してイメージ通りのシーンを生成してくれます。


映画が完成したらローカルにダウンロードできます。


Flowで制作した映像を集めたウェブサイト「Flow TV」も公開されています。例えば、以下のリンク先ではFlowで作られたショートフィルム「Dear “Stranger”」を鑑賞できます。

Flow TV | Short Films | Dear “Stranger”
https://labs.google/flow/tv/channel/short-films/RvXJU9R5DP6ADgHqUYMW


Flowを使うには、月額2900円のGoogle AI Proもしくは新たに発表された月額3万6400円のGoogle AI Ultraに加入する必要があり、プランによって使えるAIモデルが変化します。Flowは記事作成時点ではアメリカでのみ提供されており、近日中に対象国を拡大予定です。

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🧠 編集部の感想:
GoogleのAI映画制作ツール「Flow」は、クリエイティブな表現の未来を切り開く非常に革新的な技術です。シーン生成からカット編集までを一貫して行えるこのツールは、多くの人に映画制作の楽しさを提供するでしょう。AI技術の進化によって、従来の制作プロセスがどのように変わるのか、今後が楽しみです。

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