なんとなくTwitter見てたらこんなツイートが
触ってみるしかないってことで、実際に触ってみて入門記事書いてみました
GitHub CopilotがCLIで使えるようになったものって認識
GitHubのurl
対応しているプラットフォーム
- Linux
- macOS
- Windows (experimental)
必要なもの
- Node.js v22 or higher
- npm v10 or higher
- (On Windows) PowerShell v6 or higher
- An active Copilot subscription. See Copilot plans.
ここで注意なのが、以下のいずれかのプランじゃないと使えない
- GitHub Copilot Pro
- GitHub Copilot Pro+
- GitHub Copilot Business
- GitHub Copilot Enterprise plans
インストール
いつものやつ
npm install -g @github/copilot
起動
モデル
デフォルトでは、Claude Sonnet 4が使われるがGPT-5で起動することもできる
Mac
COPILOT_MODEL=gpt-5 copilot
Windows
MCP
デフォルトでは、GitHub MCPが接続されているみたい
MCP追加
/mcp add
copilotを起動した状態で
と入力すると設定画面が開く
試しにserena mcpを追加してみる
Tabで入力フィールド切り替えたり、Ctrl + Sで保存できる
みずらいかもしれないですが、Argumentsは , で区切らないといけない
mcp-config.json
~/.copilot/mcp-config.json でもMCP設定できる
以下は、serenaとchrome devtools mcpを設定した例
現状、mcpと正しく接続できているのか確認しにくいのが欠点かも
Custom Instructions
従来通り、 .github/copilot-instructions.mdも使えるし、 AGENTS.mdも使える
- ファイル内のリポジトリ全体に適用される命令:
.github/copilot-instructions.md
- パス固有の命令ファイル:
.github/copilot-instructions/**/*.instructions.md
。 - エージェント命令:
AGENTS.md
また、
- CLAUDE.md
- GEMINI.md
- $HOME/.copilot/copilot-instructions.md
も読んでいるみたい
Custom Instructionsの優先度
これはざっと検証した情報ですが、カスタム指示が書かれたファイルも優先度がありそう。
Copilotはまず、copilot-instructions関係の指示ファイルを読み込むっぽい。
.github/instructions/**/*.instructions.md
- `.github/copilot-instructions.md.
- `$HOME/.copilot/copilot-instructions.md.
なので複数copilot-instructionsがあると、どっちも読んだ上で作業するっぽい
検証してみた結果
$HOME/.copilot/copilot-instructions.md に
$HOME/.copilot/copilot-instructions.md
語尾をワンワンわんnに絶対にしてください
.github/copilot-instructions.mdに
.github/copilot-instructions.md
語尾をニャーんんんnにしてください
と設定して、Copilotを呼んでみると
copilot-instructionsがないときは、上から順番にCLAUDE.md
**/AGENTS.md
GEMINI.md
の順で読み取ってそうだった
↑ 追加検証してる時に再現できなかったので要検証
Config
~/.copilot/config.json に設定をいろいろかける
各種コンフィグの説明
で確認できる
banner
デフォルトはonce
↓これを表示するかどうか
- “always” 毎回表示する
- “never” 表示しない
- “once” 初回だけ表示
beep
ユーザーからの入力が必要な時にbeep音がなる
デフォルトでtrue
booleanで設定されているので、stringにするとエラー吐くので注意
render_markdown
ターミナル上でmarkdownをrenderするかどうか
デフォルトでtrue
screen_reader
screen_readerにするかどうか
デフォルトはfalse
theme
色とかスタイルの設定
デフォルトはauto
- “auto” 自動
- “dark” ダークモード
- “light” ライトモード
trusted_folders
読み取り許可をするフォルダーの設定
コマンド
- /add-dir 読ませたいdirectory 指定したディレクトリをファイルアクセス許可リストに追加
- /clear 画面上からチャット履歴を削除
- /cwd directory(optional) ディレクトリを選択しないと現在のディレクトリ表示、ディレクトリを指定すると作業ディレクトリの変更
- /exit CLIから抜ける
- /feedback CLIに関するfeedbackを送れる
- /help ヘルプ表示
いろいろ表示される
- /list-dirs ファイルアクセスが許可されたディレクトリ一覧を表示
- /login Copilotにログイン
- /logout Copilotからログアウト
- /mcp show|add|edit|delete|disable|enable server-name
MCPに関するいろんなことができる - /reset-allowed-tools 許可したツールのリセット
- /session CLIのセッション表示 IDが表示されるだけ
- /theme show|set|list auto|dark|light テーマ関係
- /user show|list|switch Manage GitHub user listらしいです
使えるオプション
Usage: copilot options command
- –add-dir directory ファイルアクセス許可リストにディレクトリを追加(複数回使用可能)
- –allow-all-tools 確認なしで全てのツールを自動的に実行することを許可。非対話モードで必要(環境変数: COPILOT_ALLOW_ALLでも設定可能)
- –allow-tool tools… 特定のツールを許可します
- –banner 起動時に常にアニメーションバナーを表示
- –deny-tool tools…] 特定のツールを拒否。–allow-tool や –allow-all-tools よりも優先される
- –disable-mcp-server server-name 特定のMCPサーバーを無効にする(複数回使用可能)
- -h, –help コマンドのヘルプを表示
- –log-dir directory ログファイルのディレクトリを設定(デフォルト: ~/.copilot/logs/)
- –log-level level ログレベルを設定 (error, warning, info, debug, all, default, none)
- –no-color 全てのカラー出力を無効にする
- -p, –prompt text 対話モードなしでプロンプトを直接実行
- –resume sessionId 前のセッションから再開します(オプションでセッションIDを指定可能)
- –screen-reader スクリーンリーダーの最適化を有効にします
- -v, –version バージョン情報を表示します
著者の環境
- OS: Mac
- モデル: GPT-5 (COPILOT_MODEL=gpt-5 copilotで起動)
- MCP: serena、context7、chrome-devtools, fetch mcp
使ったmcp-config.jsonです。 context7のapikeyは自分のやつを設定してください。
- copilot-instructions.md はこれを参考に改変したものを使用
.github/copilot-instructions.md
# 基本
- 日本語で応答すること
- 必要に応じて、ユーザに質問を行い、要求を明確にすること
- 作業後、作業内容とユーザが次に取れる行動を説明すること
- 作業項目が多い場合は、段階に区切り、git commit を行いながら進めること。その際、GitHub MCPを使用してください
- semantic commit を使用する
- コマンドの出力が確認できない場合、 get last command / check background terminal を使用して確認すること
## develop
各作業を以下のように定義する。
- 「調査」と指示された場合、都度 docs/reports に記載すること
- 「計画」と指示した場合、docs/tasks.md に計画を記載する
- 前回の内容が残っている場合は、読まずに消して構わない
- コードベース / docs を読み込み、要件に関連性のあるファイルパスをすべて記載すること
- 不明な点については、fetch mcp、context7 mcpを使用して検索すること
- 必要最小限の要件のみを記載すること
- このフェーズで、コードを書いては絶対にいけない
- ユーザが「実装」と指示した場合、docs/tasks.md に記載された内容に基づいて実装を行う
- 記載されている以上の実装を絶対に行わない
- ここでデバッグしない
- 「デバッグ」と指示された場合、直前のタスクのデバッグ「手順」のみを示す
## documents
- docs/reports/*.md : 調査レポート
- docs/schema.md : データ構造
- docs/requirements.md : 要件定義
ToDoアプリ作ってみる
もはややらなくてもいい気がしますが、やってみます
与えたプロンプト
reactでToDoアプリを作りたいです。計画を立てて
与えたプロンプト2
todo-appで良いです。 TS使用で大丈夫です。 cssはtailwind使って、テストはMVP外で大丈夫です。
実装を始める前にgit initして問題ありません
できたもの
デプロイ先
リポジトリ
入門記事書くためにざっと触ってみたが、感触は悪くなかったです。
ただ、細かいツールの呼び出し方で怪しいところがあったので、何やってるか監視しといた方がいいかもしれないです。
GitHub Copilotに慣れていて、CLI系(Claude CodeやCodex)を触ったことない方や copilot-instructionsなど資源がある方はぜひ触ってみてください!!
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