Googleは13日(米国時間)、Google Workspaceにおける「Googleスプレッドシート」で、AI「Gemini」を利用した自然言語による処理指示の操作に順次対応開始したと発表した。Google Workspace Business/Enterprise/Education契約のほか、Gemini Education PremiumアドオンやGoogle One AI Premiumといったプランで利用可能。
表計算におけるデータ分析と操作は、経験豊富なユーザーであっても複雑で時間のかかる操作だった。今回のGeminiの実装により、より高度な専門知識が必要だったスプレッドシートの操作を、自然言語で実行できるようになり、誰もがより多くのことをより速く達成できると謳っている。
たとえば、ドロップダウンリストの作成、条件付き書式の適用、ピボットテーブルの生成、フィルタの適用といった処理を、自然言語によるプロンプトで素早く指示して処理できる。
なお現時点での制限事項としては下記を挙げている
- 1度に1つのテーブル範囲で動作
- 条件付き書式は勾配条件、太字/斜体/取り消し線といったオプションには非対応
- ドロップダウンは複数や色、範囲からの選択、詳細オプションに非対応
- ピボットテーブルは計算列やピボットグループ非対応

🧠 編集部の感想:
Googleスプレッドシートに自然言語での操作が追加されるのは、表計算の敷居を大幅に下げる画期的な進化ですね。複雑な操作が簡単になることで、幅広いユーザーがデータ分析を手軽に楽しめるようになるのは素晴らしいです。ただ、現時点の制限もあるので、今後の改善に期待したいです。
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