NVIDIAは19日、COMPUTEX TAIPEI 2025にあわせ、コンシューマ向け製品に関する各種アップデートを発表した。
GPU製品では、ミドルクラスGPU「GeForce RTX 5060」が19日に登場。上位のGeForce RTX 5060 Tiとともに発表されていたが、今回販売が始まったかたち。主要メーカーより採用製品が順次投入され、価格はデスクトップ向けビデオカードが299ドル(国内では5万5,800円)から、搭載ノートPCが1,099ドルから。
DLSS 4の活用により、フルHD/最高設定で100fps以上を発揮できるなど、AAAタイトルを含むさまざまなゲームタイトルを快適にプレイ可能。モバイル向けでは、Max-Qデザインにより、厚さ14.9mmの薄型設計やより長時間のバッテリ駆動を実現できるとしている。また、GPUラインナップのさらなる拡充により、幅広いゲーマーがBlackwellアーキテクチャによる恩恵を受けやすくなるという。
また、1月にGeForce RTX 50シリーズとともに投入されたDLSS 4は、すでに125以上のゲームおよびアプリで利用可能になっていると説明。DLSS 3のときと比べても急速に採用が拡大しているとアピールした。
先日発売された「DOOM:The Dark Ages」では、DLSS 4をサポートしているのに加え、6月にはパストレーシングとDLSS Ray Reconstructionに対応予定であることがアナウンスされた。より正確で高品質な光の表現が可能になるとしている。
そのほか、古いゲームの高画質化やレイトレーシング対応を実現するプラットフォーム「RTX Remix」のアップデートとして、「Portal with RTX」がDLSS 4やRTX Neural Radiance Cache(ニューラルネットワークでパストレーシングを支援する技術)を新たにサポートした。また、ゲーム用Modの公開サイト「ModDB」において、5万ドル以上の賞金を用意する「RTX Remix Mod Contest」も実施する予定だという。
🧠 編集部の感想:
GeForce RTX 5060の登場は、ゲーマーにとって嬉しいニュースです。DLSS 4の導入により、さらなる高画質でのゲームプレイが楽しめるようになりそうです。また、DOOMの新作がパストレーシング対応することで、リアルな光の表現が期待でき、ゲーム体験が一層向上するでしょう。
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