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イギリスに拠点を置くKaizen Game Worksは、4月10日にPC(Steam,Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S/ニンテンドースイッチ向けに『プロミス・マスコットエージェンシー』をリリース予定です。
物語の舞台となるのは日本の「過疎町」。大昔からマスコットと人間が共に暮らしているという奇妙な世界で、120億の取引に失敗し追い出された元ヤクザの「菅原道真(通称ミチ)」と、切断された小指のマスコット「ピンキー☆」が、マスコット事務所を成功へと導くために軽トラで町中を走り回ります。

本稿では発売が迫る『プロミス・マスコットエージェンシー』のレビューをお届け。なお本稿は、IOI GAMERからキーの提供を受け、Steam版をプレイして執筆しています。

凸凹コンビのギャグから王道仁侠展開まで楽しめる満足度高めのストーリー
本作のストーリーは、前述の通りミチとピンキー☆の二人組が地元の人々と交流しながらマスコット事務所を営むというもの。信義に厚いヤクザといういかにもな性格のミチと、ミチすら圧倒する破天荒さを見せるピンキー☆の凸凹コンビの掛け合いは癖になる味わいです。


また、過疎町に暮らす人々や、マスコット事務所に入社することになるマスコットたちも、尖った発言を繰り出す一癖も二癖もある人物ばかり。短いながらもマスコットごとに個別エピソードが用意されているため、ゲームをクリアする頃にはお気に入りマスコットができていることでしょう。




過疎町での暮らしはシュールな笑いに満ちたものである一方で、メインストーリーではヤクザたちのどす黒い勢力争いが展開。ミチが追放されるきっかけになった120億の取引には過疎町の過去が関係していて…?と謎を少しずつ解き明かしていくスリリングな仁侠物語を楽しめます。
また、本作のストーリーの魅力を高めているのが、豪華な声優陣(パートボイス)と完璧な日本語テキスト。例えば、ミチは『龍が如く』桐生一馬役などで知られる黒田崇矢氏が演じているほか、20体近く存在するマスコットたちもほとんどがイメージにあった声と演技で物語に没頭できました。


細部にまでこだわりを感じられる日本描写
本作はとにかく「日本っぽい」描写にこだわりをもって開発された様子。その結果、とても海外産とは思えないほどに日本っぽい田舎町を描き切ることに成功しています。


また、海外産の日本舞台ゲームとしてあるあるなのがアニメや漫画、ゲームのパロディネタです。本作もその例にもれず複数のパロディネタが登場。使いどころを見極めながらゲーム内にうまく溶け込ませることに成功しているように見えました。


プレイ中に気づくことができた範囲でも、「海外プレイヤーには伝わらないだろ!」と感じる細かすぎるネタが多数。一通りプレイしただけでは見落としてしまっているネタも少なくなさそうです。是非とも実際にプレイして目にしてもらいたいのでここではいくつかのネタに絞って紹介。ゲーム全体の雰囲気を感じ取る手がかりになれば幸いです。
居抜き店舗

居抜き店舗感あふれる形状をしたリサイクルショップ。元は何の店だったのでしょうか。
京都での仕事に嫌気がさして逃げ出したと語る抹茶マスコット

実際に京都のマスコットの仕事が作法に厳しいのか…は何とも言えませんが、海外産のゲームでしっかりとした土地柄ネタが放り込まれているというだけでかなりのリサーチを感じられます。
どこか見覚えのあるデザインの看板たち




マスコット派遣の仕事をくれる過疎町店舗の看板たち。少しレトロな雰囲気で田舎町のお土産屋などで実際にありそうなデザインをしています。中にはパロディ元に怒られないのか心配になるものもありましたが……。
気軽にこなせるマネージメント
さて、ここからはようやく実際のゲーム内容はどうなっているのかという話に入ります。本作は主に「マスコット派遣会社を成長させるマネージメント」と「過疎町を軽トラで走り回るオープンワールド探索」の2つの要素で構成されています。
まずはマネージメント要素について見ていきます。マスコット派遣会社を経営している以上、最大の仕事はマスコットをスカウトしてイベントなどの仕事に派遣すること。仕事は会社の有名度を上げたり町を探索して住民に営業をかけたりすると増えていきます。

仕事に派遣したマスコットはスタミナを消費し、一定時間他の仕事に派遣できなくなります。マスコットの性格によって向き不向きがある、アイテムを持たせられるなど単に派遣するだけではない工夫は存在しますが、それほど気にしなくても問題ない緩めのマネージメントゲームといった感触でした。


マスコットは仕事中に様々なトラブルに遭遇することも。その際はミチが直々にトラブルの解決に動きます。このパートはカードゲームのような形で表現されていて、町中で拾ったり住民から貰ったりしたヒーローカードを使用します。

内容は、コスト分だけカードを使用してトラブルの体力を削り切れば解決、手持ちコストが無くなってしまうと失敗というシンプルなもの。カードの特殊効果も手持ちコストが回復するといった程度なので様々なカードを組み合わせて複雑なコンボを繰り出す…という展開にはなりません。あくまでミニゲームといった立ち位置です。




トラブルを無事解決すると報酬や評判の低下を防ぐことが可能。仕事から帰ってきたマスコットはスタミナが残っていれば他の仕事に送り出すことができます。スカウト時の契約によっては休暇を取ったり、ボーナスを要求してきたりとマネージメントゲームらしい展開が待っています。
むしろこっちがメインな気もする優等生な作りの探索要素
マネージメント要素は易しめでしたが、本作の肝はどちらかといえば探索部分。山あり川あり団地ありな過疎町を軽トラで駆け回ることができます。ゲーム開始時点でマップを開くと目に飛び込んでくるのは大量の白点。サブクエスト用の収集物やヒーローカード、スタンプラリーなど何かしらのアイテムが配置されています。

これだけでオープンワールドでアイコンをつぶしていくのが好きなタイプのゲーマー垂涎ですが、ゲームを進めているとさらに収集物が追加されることも。ただ収集要素として集めるだけではなく、住人たちとの交流を楽しめるサブクエストが進む、収入や人気度にバフがかかる、BGMが増えるなど実益も兼ねています。


また、作り込まれた日本の田舎っぽい風景を見物する観光ゲームとしての側面も。マップ自体は価格帯相応(予約受付中のスイッチ版の定価は2,800円)の広さではあるものの、田んぼに温泉、住宅街、危険な山道など多彩なエリアで構成されており、ジャンプやブーストを使える改造軽トラで軽快に走り回ることができます。

ゲーム途中からはファストトラベルや軽トラのカスタマイズも可能に。設計図を発見することで障害物破壊用のランチャーや滑空用グライダーなど、もはや軽トラの原型が無くなってしまうような改造も施せます。


なお、カスタマイズ自体は探索を快適にしてくれるものばかりで不満はないのですが、マップ上に設計図の位置が表示されないので一度訪れた場所で見逃すとしらみつぶしに捜索するしかなく苦労したのが気になりました。
探索が楽しいが故にミニゲームの単調さが引っかかる
探索に熱中しているとマネージメント要素が面倒に感じてしまう場面がありました。派遣自体は簡単な操作で行えるので問題はないのですが、トラブル発生時のカードゲームがやや単調なのがその原因です。探索して強力なカードを手に入れていると頭を使わずにクリアできる持ち物検査的な内容なので、スキップできない演出が冗長に感じてしまいました。

トラブルの内容自体はマスコットが実際に苦しんでいそうなものから現実離れしたものまであり楽しめるのですが、何度も繰り返していると見慣れた展開ばかりに。とはいえそれは終盤にかけての話で、少なくとも序盤から中盤は十分に楽しめる内容であったことを付け加えておきます。

気ままに探索を行いつつ通知が来たらマネージメント業務をこなす…という繰り返しに、緩衝材をつぶしているような何とも言えない中毒性があり、気が付いたら時間が過ぎていたということもしばしばありました。
前述のようにマネージメント部分のミニゲームには単調さを感じる場面があったものの、探索要素の箸休めとして捉えるとそれほど悪くはありません。探索やストーリーを楽しむのがメインであり、マネージメント部分は単純な操作で数字が増えていくのを楽しむクリッカーや放置ゲーム的なサブ要素だということを理解していれば、プレイ前の期待にも十二分に応えてくれるでしょう。




魅力的なキャラクターたちによる笑いあり、サスペンスあり、終盤の盛り上がりもばっちりなストーリーも好印象。開発チームのこだわりに簡単に気付くことができるというアドバンテージを持つ日本在住のゲーマーには特におすすめできる作品です。
Game*Spark レビュー『プロミス・マスコットエージェンシー』 PC(Steam,Epic Games Store)/PS5/Xbox Series X|S/ニンテンドースイッチ 2025年4月10日リリース
ヤクザ×マスコットのインパクトだけじゃない!こだわりの日本描写と期待を裏切らない王道ストーリーを備えた優等生
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GOOD
- 日本人には特に体験してほしい日本よりも日本的な田舎描写
- 自然な翻訳と雰囲気にマッチしたボイスで描かれる魅力的なヤクザ物語
- 梱包材を潰すような中毒性がある手堅い作りの探索要素
BAD
- 終盤には陳腐化してしまう単調なマネージメント関連のミニゲーム