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ゲームブランドNEKO WORKsは4月11日、『ネコぱら After ～ ラ・ヴレ・ファミーユ（NEKOPARA After）』を5月23日に発売すると告知した。発表にあわせて、Steamのストアページが公開されている。

『ネコぱら After ～ ラ・ヴレ・ファミーユ』は、1匹と1人の攻防戦が描かれるという、『ネコぱら』シリーズの最新作だ。『ネコぱら』シリーズは、2014年にNEKO WORKsよりリリースされた『ネコぱら Vol.1 　ソレイユ開店しました！（NEKOPARA Vol. 1）』に端を発する、18禁/全年齢の美少女ADVを中心とした作品群である。プラットフォームや作品によってはえっちなシーンも交えながら、パティシエの主人公と人型ネコたちとの交流が描かれてきた。

2020年にリリースされたシリーズの前作『NEKOPARA Vol. 4』では、記事執筆時点でSteamのユーザーレビュー8021件中97％の好評を得てステータス「圧倒的に好評」を獲得。E-moteを採用した動くキャラクターのイラストや、可愛らしいネコたちなどから、グローバルなプレイヤーから支持を得てきた。全年齢のコンソール版なども発売されており、シリーズ全体の全世界累計販売数は650万本を突破しているという。また同シリーズでは、『ネコぱら セカイコネクト』も開発中となっている。

本作『ネコぱら After ～ ラ・ヴレ・ファミーユ』では2020年リリースの前作から久々に、恋ネコたちとの新たな日々が繰り広げられるようだ。本作では師匠のベニエが主人公・水無月嘉祥のパティシエとしての腕を認め、「ラ・ソレイユ」フランス店を閉店。嘉祥は、ベニエの飼いネコであるフレーズを預かることになる。

フレーズは嘉祥に好意を寄せているが、6匹の先輩恋ネコたちに戸惑う。やがて、同じく秘めた感情を持つ時雨と打ち解けていく。兄妹の関係を優先させたいフレーズと、ネコの幸せを重視する時雨。互いの恋心を先に叶えてあげたい1匹と1人の攻防戦が繰り広げられるという。

本作ではNEKO WORKsの代表であるさより氏が、原画・シナリオ原案を担当している。主人公以外はフルボイスに対応。キャラクターの立ち絵が動作する演出や、CG鑑賞モードも搭載されている。原作者であるさより氏の美麗イラストや、立ち絵が動く演出などによって、ネコたちとの日々が彩られるのだろう。なおストアページ上の記載を見る限り、少なくともSteam版は全年齢対象となるようだ。

『ネコぱら After ～ ラ・ヴレ・ファミーユ』はPC（Steam）向けに、5月23日発売予定だ。またさより氏のポストによれば、完全受注のパッケージ版が後日発売予定であるそうだ。