日曜日, 6月 15, 2025
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新規事業担当者は「既存事業とのすり合わせ」にどう向き合うべきか–銀座「透明LED広告」の立役者 日本板硝子 金子真吾氏 – CNET Japan


 企業の新規事業開発を幅広く支援するフィラメントCEOの角勝が、事業開発に通じた、各界の著名人と対談していく連載「事業開発の達人たち」。現在は、森ビルが東京・虎ノ門で展開する大企業向けインキュベーション施設「ARCH(アーチ)」に入居して新規事業に取り組んでいる注目の方々を中心にご紹介しています。

 今回は、日本板硝子株式会社 建築ガラス事業部門 日本統括部 事業開発部 課長 兼 ガラスサイネージ事業準備室 室長の金子真吾さんにご登場いただきました。

 金子さんは昨年、フィルム状のLEDビジョンを活用したガラス建築の屋外広告媒体化サービス「GLASS NODE」を立ち上げました。高品質の製品を作って売りきるという国内製造業の王道ビジネスモデルが厳しくなっていく中で、金子さんは新規事業に新たな収益の軸を求めるだけでなく、従来の事業の底上げも兼ねたトランスフォーメーションの絵を描き、国内製造業や大企業にとって理想的な新規事業づくりを進めています。

銀座松竹スクエアに大型デジタル広告ビジョンを展開

角氏: 日本の企業には、新規事業担当者が社内で褒められないという風潮があります。この連載は、その逆風の中で頑張って活躍されている方々を紹介し、みなさまを後押ししたいという趣旨でお届けしています。お人柄もうかがい、いまチャレンジされている事業との接点を探しつつ、最終的に「こういう人だからこんなビジネスができている」というところまで掘り下げたいのですが、まずは金子さんが手がけられているGLASS NODEとはどのようなサービスなのかをご説明いただけますか?


角氏
角氏

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金子氏: 仕組み自体はシンプルで、ガラス張りの建物のガラス面を利用して透明LEDビジョンを貼り付け、デジタル広告媒体化するというものです。フィルム状のLEDビジョンの透過性によりガラス面を有効活用でき、屋外に向けて窓面に浮かび上がったように見える立体的でインパクトのある映像表現ができます。サービスとしてはPoCを経て現在、東京・銀座の晴海通り沿いに立地する大型複合施設「銀座松竹スクエア(築地松竹ビル)」にて、「東銀座スクエアビジョン」を運用中です。


金子氏
金子氏

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角氏: ビルの中にいる人には広告映像は見えているのですか?

金子氏: 見えていません。正確にはうっすら見えているくらいですが、ほとんど気にならないレベルですね。ガラス面がスクリーンになっていて、広告を表示していない時は透明です。クリエイティブが流れている際も、中にいる人にとってはガラスを通じて外の風景も見える明るいガラス建築のままです。

角氏: それはすごい。LEDフィルムはガラスにシールのように貼れるものなのですか?

金子氏: そうです。ぐにゃぐにゃ曲がる柔らかいシールを裏側から貼っていく形になります。

角氏: 映像を制御するケーブルなどもセットにして販売しているのですか?

金子氏: 商材としてパッケージ化はしていません。当社はガラスメーカーなので、ガラス建築の邪魔にならないように、意匠的に目立たないようにするのが第一です。設置時には、今回の銀座松竹スクエアであれば新築時の建築設計会社とも話をして、当社のガラス建築専門家が人の目に触れやすい収納ボックスなどの意匠設計をし、隈研吾さん設計のガラス建築を棄損しないように、1か所ごとにすり合わせをしながらオーダーメイドで進めていきます。

角氏: なるほど。建築そのものの価値、内部で働いている方やビル所有者が求める明るさ等を棄損しないようにしながら、広告だけをちゃんと外にアピールしていくことができる訳ですね。

金子氏: ガラス建築の持つそもそもの価値である透過性やデザイン性をまずは棄損しない、加えて内側に採光性を損なう通常のディスプレーを貼り付けるのは、ガラス専門会社として当社が提供している価値に寄り添っていないためにNGです。そこがサービスを開発するにあたり、物としての部分でこだわったところですね。

ゼネコン傘下の設備営業を経験し商品企画の道へ

角氏: そもそも、金子さんはどのような経緯で新規事業開発に?

金子氏: 新卒で関西の放送システムの会社に入社しました。学生時代オーケストラ部に所属していて、それで何か音楽が絡んだ仕事がしたいと思い、オペラハウスの音響設備を納入しているという触れ込みに惹かれてその会社を志望したんです。ところが入社したらそのような事業はほとんどなくて、任された仕事の内容は、建築付帯設備をゼネコンを通じて建築オーナーへ販売する流通営業でした。東京で働くとばかり思っていたのですが、赴任場所も大阪で。

角氏: 私も大阪の人間なので、お察しします(笑)。ちなみに就職したのは何年ですか?

金子氏: 2002年です。それで大阪で流通営業の仕事をしていく中で、商品企画の仕事がしたくなりそれをアピールしていたら、営業企画部が創設されることになり、入社7年目で機会を頂きに創設メンバーとして東京に赴任することになったんです。そこから10数年間、新商品の企画から市場への落とし込みであったり、サービスビジネスの企画立ち上げから実装までを経験したりといった仕事をしていました。そういう事を続けているうちに、自分で考えて作ったサービスを社会実装する業務を専門分野としていきたいという思いが募ってきたのですが、その折に異なる職種への異動話が出て、転職を決意しました。

角氏: 日本板硝子を選んだ理由は?

金子氏: 実は企画職を希望していたのですが、マーケティング職での採用だったんです。ただしミッションが、まだ日本に浸透していない海外商品の用途開発を主導するというもので、自由度が高そうだし、まだ誰もやっていないことを用途や事業も含めて考えられそうだからやってみようと思えて、実際面接でも了承を得られたので入社させてもらいました。技術シーズから既存事業の強みを踏まえた提供価値を構想し、商品やサービスに落とし込むということは元々やっていたことでしたし。

角氏: その一発目がGLASS NODEだったのですか?

金子氏: いえ、そこに至るまでは時間がかかっています。基本的には海外で売れている板ガラス商品の日本市場展開、用途開発だったので、当初は海外の人とも打ち合わせをしながら、日本市場の市場調査を行い、ターゲット領域を絞りつつ事業仮説を立てB2Bメーカーやセットメーカーなどに紹介していく活動をしていました。入社数年後に全社横断で新規ビジネスを構想する立ち上げプロジェクトが立ち上がったので、その中でガラス面をデジタルサイネージ化する事を提示しましたが、その時点ではアイデアレベルに留まるものでした。その後、自らの役割が会社の方針によりマーケティングから事業開発に特化する事になったタイミングでアイデアをビジネスモデルに発展させ、自らプロジェクトリーダーとして推進する事になりました。

 当初私が出したアイデアの時点では、ガラス面に情報を表示するメディアとしての機能を持たせるハードを作り、従来の建築ガラス流通に落とし込んで売るというものだったのですが、かつて設備営業をしていた経験から、ゼネコンからの要求仕様に応え採用してもらうというモノ売りのビジネス立ち上げには商品開発などの時間が少なくとも2~3年はかかる上に、モノの比較競争では当社の強みであるガラス建築に関する専門性を活かした息の長いビジネス展開はのは難しいと思っていたんです。それで、前職でも少し試していた広告の考えを取り入れて、お金が回る仕組みを付け加えることでマネタイズしようと考えました。それが3年前ですね。

顧客も事業モデルも異なる、自社のアセットを生かした新規ビジネス

角氏: 言ってみれば、形になるまで3年かかったのですね。ビジネスモデルとしては、誰に対して売っていくものなのでしょうか?

金子氏: 広告主と建築オーナーですね。当社の本業のお客様はゼネコンやその発注元であるデベロッパーの開発部門ですが、こちらは建った後の運用部門の方々に「ガラスを貸してもらえませんか?」と営業し、LEDの看板を設置します。そこで場所代を払って広告業を展開し、お客様によってはレベニューシェアもするというスタイルです。オーナーは、マネタイズされていないガラス面から定額のお金を得られます。広告主については、どれ位の人に見て頂けるかという定量的な面と、立地や視認性、インパクトといった定性的な価値を評価頂き、広告枠を購入頂きます。我々としては場所を提供していただいて広告枠を作り、その後の月額なりの広告収入やハード保守料金で回収していくビジネスモデルになります。

角氏: 会社としては全く違うお客さんの開拓になっているし、事業としても全く違うものになっている。その上で、自分たちのアセットパワーを生かせている訳ですよね。

金子氏: まさにそういう事です。技術的には直接LEDフィルムを張り付けるだけなのですが、ほとんどのガラス建築ではそれが許されないんです。ガラス建築は、熱や重量を綿密に計算して使用されているので、基本的に大きなガラス面にはポスターを貼ることすら許されません。オーナーがしたくても、管理するゼネコンが止めます。ただGLASS NODEの場合は、その際に当社には資格を持ったガラスのエンジニアがいるので、「こういうガラスだったらこういうものをつけて、これくらいの熱環境や重量環境で貼れるから大丈夫」と言い切れるんですね。この点がデバイスのモノ売りを主とする事業者さんとは異なる立ち位置であり、ガラス建築に対する透明LEDフィルムの導入における一定の参入障壁になっています。つまりこの事業は、既存のガラス建築を作る、ゼネコンの下で展開している技術やノウハウのアセットを投入してやっと実現できる話なのです。

角氏: 金子さんの話をうかがっていると、簡単に営業資料のイメージが浮かぶんですよね。それで大量に枠を作っていけば、商品をそれだけ陳列できるという構造になっていると感じたのですが。

金子氏: ただ屋外で広告価値のある面は限られるんです。都内では渋谷や新宿、六本木、新橋、ほかに大阪や福岡の超一等地など、大型ビジョンが広告事業収入のみで成り立つところは少なく、その中でガラス面となるとさらに限られます。先行者利益としていかに売れるガラス面をとれるか、それが中期的な勝負だと思います。その見極めができるノウハウが当社にはないので、広告会社と組んでロケーション開発をしていく計画です。

勝ち筋から営業展開までロジカルに整理された新規事業

角氏: ご自身の中で、枠が売れていけば確実に儲かるという事業計画的な部分はしっかりと描けているのですか?

金子氏: もちろんです。東銀座に設置するためにもそれなりの金額がかかっていますので。当社もスタートアップと同様に新規事業をステージゲート制で進めていますが、投資判断のために事業計画はしっかりと提示しています。

角氏: 東銀座でのPoC時には、有償で広告を集めたのですか?

金子氏: 無償でやりました。ただそこで参加してくれた1社が、ファーストクライアントとして有償で広告を継続してくれています。昨年11月末から本格的に営業を始めてから、現在法人のCMが右肩上がりで入ってきていて、これまで約10社に出稿していただいています。

角氏: 個人的には、電車のガラスで使うと効率が良さそうに思えたのですが。スケールもしやすいですし。

金子氏: 電車のガラス面や歩行者通路の手すりガラスですよね。そういったところは目線としてすぐ近くにあるのですが、小さいガラス面はタクシー広告のようにインプレッション視認数売りになってしまって、ビジョンがプレミアにならないんです。それに鉄道会社は安全規格や規制も厳しいですし、系列に広告会社が組み込まれていて広告モデルとしては参入が難しいという問題もあります。アプローチの優位性、ガラス建築企業の優位性を考えた上で、戦略的な判断になっている訳です。

角氏: なるほど。自社の強みに加えて、ステークホルダーがどこにいるのかも踏まえた上で、全てのアセットをうまく使っていこうとしたら、最初のターゲットは建物の大型ガラス面なのだという話なんですね。いや、ここまでロジカルに整理された新規事業は見たことがありません。しっかりと考えてそこに進んでいくという選択をされていて、理屈を営業資料に落とし込むこともできる。実際に、それによって成果も出ているのも素晴らしい。まさに大企業の新規事業のお手本です。

物売り一辺倒からの脱却が本業にも大きな貢献をもたらす

角氏: あともうひとつ、社内に対する新規事業の進め方の妙もあると思うんですよ。実績がある製造業では、みんな物売りに行きたがる。つまり製品開発で先行投資が発生したなか、売り切ってお金を手元に置くことで安心感を得たくなるんです。そこで新規事業だと言って一足飛びにサブスクやリカーリングモデルを推し進めても、評価軸が異なるため目の前の数字ばかり言われてしまい、ほとんどの事業が失敗する。その中で恐らくですが金子さんは、前職での経験から物売りに行くと危ういと思いつつも、物売りをやらないとも、広告事業だけでやりたいとも言っていない。両方を視野に入れていてうまくバランスを取りながら進めている。

金子氏: 事業への投資を判断される審査会では、広告でマネタイズするのは既存の建築に対してであって、新築にもガラスサイネージ設備ソリューションという物売りの形で、メンテナンスも含めたサービスとして入れていくと説明し賛同を得ています。両軸で進めていくことで相乗効果が生まれ、ガラスの販売にもつながっていくという長期的なストーリーです。既存の建築にはGLASS NODEを入れて広告などでマネタイズしていき、それがいずれ建て替えや新築向けガラス販売の方にも広がっていくという、ガラスのライフタイムサイクル全体を見据えたビジネスなんです。



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角氏: この事業を確実に成功させるためには、一等地を押さえていくための営業が必要ですが、新たなアプローチで営業をすることで今までは下請けの関係だったデベロッパーやエンドの顧客と直接取引ができるようになり、その関係性が本業にも生かせますよね。ピラミッド構造の下だと情報が来るのも最後で、しかも下から上には行けませんが、上とダイレクトにつながると情報がすぐに来るし、自社からも話に行ける。会社として、今まで直接話せなかった企業と対等の関係になれる千載一遇の機会です。

金子氏: 今回物売りをやらない一番のポイントはそこです。実際にこの事業を進める中で関係しているある会社からは、「今までガラスの指定をしたことは無かったが、次のビルを作る際は御社に」というお話もいただいています。

角氏: この新規事業は、仮に売上ゼロでもやる価値はすごくあるんですよ。本当に隙が無いスキームになっていて、お話に終始圧倒されました。本日はありがとうございました。

角 勝

株式会社フィラメント代表取締役CEO。

企業変革をトータルに支援する株式会社フィラメントの創業者・CEO。 新規事業創出、人材開発、組織開発の各領域で多くの企業の支援を手掛ける一方、フィラメント社の独自事業も積極的に開発。 経産省のイノベーター育成事業「始動」や森ビルが運営するインキュベーション施設”ARCH”などのメンターを歴任。LINEヤフーでは講師として生成AIやマインド開発など多数の講義・ワークショップを担当。 朝日インタラクティブ傘下のCNET Japanでの「事業開発の達人たち」「生成AI実験場」などメディア連載多数。テレビ東京の経済番組「ニッポン!こんな未来があるなんて~巨大企業の変革プロジェクト」レギュラーコメンテーター。地方公務員(大阪市職員)での20年に及ぶ在職経験から、さまざまな省庁や自治体の諮問委員・アドバイザーの経験も豊富。1972年生まれ。関西学院大学文学部卒。島根県出雲市出身。





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【本日みつけたお買い得品】ケーブル一体型のAnker製モバイルバッテリが2千円引き – PC Watch


 Amazonにおいて、Ankerのモバイルバッテリ「Nano Power Bank (20000mAh, 30W, Built-In USB-C ケーブル)」が2,000円引きクーポンで、5,690円にて購入できる。

 本製品は、容量20,000mAhのモバイルバッテリ。出力ポートとして、USB Type-C 2基(うち1基はケーブル付き)、USB Type-Aの計3基を搭載する。Type-Cの単ポート使用時で最大30WのUSB PD出力に対応。付属ケーブルは本体内に格納でき、スッキリと持ち運べるのがポイントだ。

 Anker「MagGo Power Bank (10000mAh, 35W, For Apple Watch)」は、1,500円引きクーポンにより、8,490円で購入可能。容量は10,000mAh。USB Type-C 2基(うち1基はケーブル付き)を備え、単ポート使用時で最大30WのUSB PD出力に対応する。また、Apple Watch用のワイヤレス充電台を搭載する。

 UGREEN「Nexode モバイルバッテリー (48000mAh・300W)」の場合、40%引きクーポンで、1万1,992円引きの1万7,988円にて購入できる。容量は48,000mAh。USB Type-C 3基、USB Type-A 2基を搭載し、Type-Cの単ポート使用時で最大140WのUSB PD出力を行なえる。本体側面にはLEDライトを装備する。





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【トピック】圧倒的コラボ力! シャープ「痛家電」の担当者に開発の裏話を聞いてきた- 家電 Watch


シャープのコラボ家電についてお話を伺ってきました

「シャープが独走する『痛家電』は流行るのか?」という記事を書いたところ、シャープのX公式アカウントにリポストされ、ちょいバズりました。

関連記事:シャープが独走する「痛家電」は流行るのか?

広報担当者からもメールが届き、「痛家電」などと書いたのでてっきり怒られるのかと思いきや、意外とそうでもなく、話の流れでコラボ家電の担当者にインタビュー取材できることに。10年以上携わるコラボ家電の担当者、事業推進統括部 事業開発部 課長 徳永礼さんに、その戦略をじっくり伺いました。

事業推進統括部 事業開発部 課長 徳永礼さん

Xの公式アカウントにコメント付きリポストされ23万インプレッション(リポスト500以上、いいね2,500以上)

最初のコラボは「妹ロボット掃除機」

――貴社のコラボ家電は、かなり長い間続いている印象ですが、改めて歴史について教えてください。

徳永礼さん(以下敬称略):しゃべる家電としては、2012年発売のロボット掃除機「ココロボ(COCOROBO)」が最初です。しかしこれは機械による音声で、人間の声優さんにお願いしたのは、2014年発売の「プレミアムなCOCOROBO 」からです。

2014年発売の初コラボ製品「プレミアムなCOCOROBO 」。“妹属性”のココロボちゃんと音声会話でコミュニケーションを楽しむことができるロボット掃除機で、音声は声優の木戸衣吹(きどいぶき)さん、イラストは漫画家の霜月絹鯊(しもつききぬさ)さんが担当した

――今2025年ですから、もう10年以上続けられていますよね。声優さんに声を入れてもらう発想になったのは、社内にアニメなどの領域に強い担当者の方がいたとか?

徳永:記憶にはないですね。社としてもアニメ業界とお取引はなかった。しかし、どうしてもやりたかったので、ツテをたどって、声優さんが所属する事務所を紹介していただきました。

――お話を持って行った時の反応は?

徳永:全然冷たくはなかったです。「どういう結果になるかはわからないけれども、熱意はわかりました。また話を聞かせてください」と温かく迎えていただきました。

――家電から声が出ること自体、ちょっとイメージしにくかったでしょうね。

徳永:そう、そこからですね。そもそもアニメコラボを始めようと思ったのは、私がメーカーの者として家電製品の賢さや性能を説明するより、好きなキャラクターや声優さんの声で語った方が耳を傾けてくださると思ったからです。先方からも良い反応をいただいたので、社に戻って多くの人と相談しつつ、一生懸命企画書を仕上げたのを覚えています。

――社内では企画はすんなり通ったのですか?

徳永:初のコラボモデルは、発売にこぎつけるまで結構大変でした。しかし、商品化する前の段階、実証実験のフェーズで、試作機のテストモニターを募集したところ、募集人数10人に対して、1週間で約1,000人以上から応募があり、手応えは感じました。

――起用された声優・木戸衣吹さんのファンが殺到した?

徳永:当時人気が急上昇中の声優さんだったので、ファン層である若い男性の応募が多かったのは事実です。その一方で70歳近い女性や20代の女性からも応募があり、社内を説得する材料となりました。

――ファン以外の層にも広がるイメージが持てたんですね。

徳永:とはいえ、多くの層に反応いただいたのは、動き回るロボット掃除機が少しペットに近い印象を持たれていたこともあったと思います。これが調理家電や空気清浄機といった普通の白物家電で同じように愛着を持たれるかまでは当時は分からなかった。2021年から「COCORO VOICE(ココロボイス)」のサービスを始めて、作品や声優さんのファン、そうでない層が愛着を持ってくれるのか、仮説と検証を繰り返してきて、今ここに来ております。

コラボする作品や声優はどうやって選ぶ?

――コラボする作品や声優さんはどのように決めているのですか?

徳永:いくつかパターンがありますが、まずは利用者のアンケート結果を参考にしています。その他ご要望があればお寄せくださいというフリーの記入欄に具体的な作品や声優さんの希望を書いていただくことが多いです。それをもとに、SNSなどを見て、どれくらい注目されているのか、熱く愛されているかを調査。さらに、第三者のマーケティングデータ提供会社と協力しながら作品の認知率と好感率をリサーチしていきます。

最近は、ありがたいことに作品側からお声掛けいただくこともあります。起点はいろいろなパターンがありますが、企画に落とし込んでみて、面白いものになるかどうか、ファンの方々に感動してもらえるかを判断しています。

歴代のコラボ家電ラインナップ

――そのコラボが面白くなるかは、作品のテーマやテイストとその家電の特徴の掛け合わせですかね?

徳永:そうです。人気アニメであれば作品自体がもちろん面白いんですが、家電製品と組み合わさって素晴らしいものになるかは別の話です。アニメ作品やそのキャラクター、あるいは声優さんの素晴らしさと、コラボする家電の何かしらの素晴らしさが掛け合わさって、1+1=2以上の価値を持たなければならないと思っています。

――具体的な例をお願いします。

徳永:一例を挙げると、「TIGER & BUNNY 2」とのコラボは、“おうちでヒーローと一緒に過ごせる”をコンセプトにしました。街を守るヒーローが主人公なんですけれども、家電は家の中にありますから、家電を抱えて外で怪獣と戦うわけにはいかない。なので、イラストもヒーロースーツではなくて、ちょっとカジュアルな雰囲気にしています。ヒーローがお家でゆるりとしている姿を表現して、それがファンの人にも受け入れられました。そういったことを全部のタイトルでやっています。

――「加湿空気清浄機カスタマイズサービス さくらみこVer.」も分かりやすいコンセプトでした。VTuberのさくらみこさんが、シャープの加湿器に水を入れずに「部屋が全然加湿されない」と配信で言って話題になったことからのコラボで、イラストには水の入っているカップが描かれている。ほかにも、ファンでこそ気づくような仕掛けもあって、SNSでバズったりしています。

徳永:家電製品は一般的なアニメグッズとはかなり値段が違いますので、ただイラストを貼っただけでは成立しないと思っています。コンセプトが決まらないとイラストのポーズさえ決められません。ちなみに、イラストについては100%ではないですが、ほぼ描き下ろしで発注させていただいております。

「TIGER & BUNNY 2」コラボの空気清浄機。鏑木・T・虎徹とバーナビー・ブルックス Jr.の描き下ろしイラストを前面に配置

「さくらみこ」コラボの加湿空気清浄機。体育座りで給水待機するイラストを前面に配置

――先ほどは、アニメに詳しい方が社内にいなかったとおっしゃっていましたが、かなり徳永さん自身が詳しくなられている。

徳永:まったく興味がなかったわけではないんですが、コラボ商品を作れるほどの知識や経験はありませんでした。アニメも見ましたし、コミックスや画集など、マンションのひと部屋が埋まるぐらいは買って勉強しました。今はもうライフワークですね。私だけでなく、例えば部長は遠距離通勤の往復4時間を何年にもわたってアニメ視聴にあてている。社内に勉強している仲間がいるので、こっちも負けられないですね。

――面白いですね。やっぱり仕事が人を変えるんですね。

家電だからこその「抑制」も必要

――家電は家族で使うことも多いので、そこも意識されたりします? 音声がセクシーになりすぎないようにとか。

徳永:純粋に個人で楽しむコンテンツとは異なるので、隣で聞いている家族がいるかもしれないという目線は常に持っています。とはいえ作品の魅力、キャラクターの魅力が出せないのであれば、そもそも商品としても魅力がないので、ギリギリのところを狙って台本を書いています。

歴代のボイスラインナップ

実は、作品があるコンテンツよりは、声優さんが本人としてご出演いただく場合の方が難しさはあります。我々からは、その声優さんのイメージ、ファンの方の求めるものとして、少しセクシーだったりオラオラ系のセリフを言ってもらいたいと台本を書かせていただくのですが、声優さんからは、いろんな方が聞くことが考えられるので、もうちょっとやっぱり丁寧にさせてほしいと言われたことが何度かありました。

――家電から出る声なので、抑えめの演技の方が自然ではないかと。やはり、声優さんはプロですね。

徳永:どういう立ち位置や距離感でしゃべるのが一番お客様にとって心地いいのか、声優さんはすごく考えられています。お考えはそれぞれ違いますけれども、皆さん自分のフィロソフィーをお持ちですね。

――音声はクラウドからダウンロードできる仕組みですが、異なるコラボの製品にも入れられますか?

徳永:システム的には可能です。コラボモデルの販売は期間限定なこともあって、後から気づかれたファンの方が音声だけでも楽しめるよう、ボイス単体でも購入できるようにした経緯があります。音声を利用する権利はお客様にあるので、例えば新しいホットクックに買い替えたとしても、使い続けられます。

――最初に、キャラクターや声優さんの声の方が、製品について耳を傾けてもらえるというお話がありましたが、結果として機能を使いこなせるようになっているんでしょうか?

徳永:ええ。ホットクックは、コラボによって20種類以上のおすすめメニューにスペシャルボイスが設定されています。おすすめの時と、作り終わった時に発話されるので、それを聞きたいがために、20個の料理を一生懸命作られてボイスを楽しむことが、界隈では起こっています。

「ホットクックカスタマイズサービス 」の、おすすめ時のスペシャルボイス一例。結構たっぷり喋ってくれる

――声を聞くために料理を作る。外国人を恋人にすると語学が習得できるみたいな話ですね(笑)。最後に、シャープにとってコラボ家電とは?

徳永:通常の商品ではありえない付加価値が付与できるものです。また、コラボ商品を買ってくれたファンが、シャープのファンにもなってくれる出会いの第一歩でもあり、すごく大きな存在です。日本は人気作品や人気キャラクターの宝庫であり、このアセットを最も活かせるのが今日本に住んでいる私たちだと思っています。アニメ、ゲーム、VTuber、そしてその枠に留まらず、新たなカテゴリーのエンターテイメントについても積極的に挑戦していきたいと思っています。





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心配なほど「じゃがいもっぽい」と思っていた赤ちゃんが4カ月後…… ママも驚く予想外な成長に「神秘的だわ」「天使のほほ笑み」



心配なほど「じゃがいもっぽい」と思っていた赤ちゃんが4カ月後…… ママも驚く予想外な成長に「神秘的だわ」「天使のほほ笑み」

笑顔に癒やされます。



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自民幹事長 補正予算案の編成明言



自民幹事長 補正予算案の編成明言

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Microsoft Copilotに「8つの大きなアップデート」到来。定番Deep Researchからポッドキャスト生成まで | ライフハッカー・ジャパン



Microsoft Copilotに「8つの大きなアップデート」到来。定番Deep Researchからポッドキャスト生成まで | ライフハッカー・ジャパン

最近は、毎週のようにAIに関連した分野のビッグプレイヤーから、重要なアップデートが発表されます。

どの企業も先頭に立とうとしていますから、新機能はライバルにすぐにコピーされてしまいます。

今回はMicrosoft Copilotが追い上げる番で、Microsoftがテストしてきた機能や、ほかのAIチャットボットに導入された機能をたくさん追加しようとしています。

たとえば、Copilotには他のDeep Researchツールに匹敵するDeep Research機能が加わり、Copilot Searchもアップグレードされています。

MicrosoftはAIがホストするポッドキャスト生成ツールもロールアウトしましたが、このツールは競合サービスでは以前から提供されていたものです。

見るものはたくさんありますので、新機能を順に説明していきましょう

アップデートはまだ発表されただけで、ロールアウトは「プラットフォームやマーケット、言語」に応じて「今後数週間から数カ月」に行われます

この記事を書いている時点では、Copilot Search以外はアクセスしたり、試してみたりすることはできませんが、Microsoftから得られた情報をすべてお話したいと思います。

1. もう同じことを言う必要なし:Copilot Memory

Copilotはユーザーの情報をもっと記憶し、その情報に基づいてパーソナライズされた回答ができるようになります

プライバシーは少し損なわれてしまいますが、その代わり、利便性が少し向上します。

たとえば、マッシュルームが嫌いだと分かっていれば、AIボットがマッシュルームを使ったメニューを提案してくることはありません。去年の結婚記念日に何をプレゼントしたかを覚えておいてくれるので、同じ物をまた買ってしまうこともなくなります。

GeminiChatGPTにも同じような機能が存在しますが、どのくらいの個人情報をAIと共有することになるのかと疑問に思うかもしれません。

Microsoftによれば、プライバシーに関連する選択肢はすべてCopilotダッシュボードに表示され、「どのタイプの情報を記憶させるかを選ぶことも、すべて対象外とすることも」できるとしています。

2. AIエージェントに参入:Copilot Actions

CopilotもAIエージェントに仲間入りしました。

AIエージェントとは、ホテルを予約する、友人への贈り物を買うなどのタスクを代わりにやってくれるボットのことです(もっとも、贈り物を買うという作業をAIにやってもらうことほど、あなたの気遣いを友人に示せる方法はありませんが)。

この機能はCopilot Actionsと呼ばれており、初期のパートナーとして参加しているのは、1-800-Flowers.com、Booking.com、Expedia、Kayak、OpenTable、Priceline、Tripadvisor、Skyscanner、Viator、Vrboです。

この機能はオートフィルの手の込んだアップデート版のようなもので、たとえばCopilotにいつ、どこに宿泊する予定なのかを伝えると、ホテルのウェブサイトに(住所や支払い情報などを含む)必要事項がすべて自動で入力されます。

OperaのBrowser OperatorのようなほかのAIエージェントと同じく、とても便利に使えるようになる可能性を秘めていますが、まったく間違った動作をしてしまうこともあります。

3. リアルタイム画像認識をアプリでも:Copilot Vision

Copilot Visionはまったく新しい機能というわけではなく、昨年からウェブ上では使えるようになっていました。しかし、今回はWindowsやAndroid、iOSで利用できるアプリとして登場します。

端末のカメラを何かに向けるとCopilotがそれを識別し、質問に答えてもらうことができます。つまり、AIがユーザーと一緒に周囲の世界を見られるようになるのです。

AIツールによる画像や写真の内容の特定は以前から可能でしたが、Copilot Visionではリアルタイムの処理と解析が可能になりました。

Windows用のCopilotアプリではコンピュータの画面上のあらゆるものに対して同様の分析をおこない、必要に応じてファイルを操作し、アプリと連携できるようになります。

4. プロジェクト化にピッタリ:Copilot Pages

Copilot CanvasChatGPT CanvasChatGPT Projectsを組み合わせたようなもの、あるいはNotionアプリのようなもので、ばらばらのアイデアやメモを1つのハブにまとめるスペースとなります。

コンテンツの作成、アイデアの探求、研究プロジェクトの実行に便利に使えると思います。

こちらもまったくの新機能というわけではなく、Microsoft 365 Copilotに契約している法人顧客は以前から、ほかの人と協力して作業をおこなう時などにAI機能が追加された巨大なGoogle ドキュメントファイルのように利用できました。

今回のロールアウトで個人ユーザーもこの機能が使えるようになります。

次のページ>>
AIがポッドキャストをつくってくれる!ほか4つの新機能



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迷惑電話か出る前に判定!iPhoneのみで即チェックできる仕組みを作ってみた話 #ショートカット – Qiita



迷惑電話か出る前に判定!iPhoneのみで即チェックできる仕組みを作ってみた話 #ショートカット - Qiita

こんにちわ、のりじ です。

最近、いわゆる詐欺電話っぽい「知らない番号」からの着信が増えてきたな〜と感じている今日このごろです。基本的には「知らない番号には出ない」が一番の対策ですが、仕事関連かもしれないと思うと、一律で無視するのも難しいんですよね・・・。

ということで、今回はそんなときのちょっとした対策になりそうな小ネタをご紹介します。
「せめて電話に出る前に、どんな番号か一瞬で確認できたらいいのに」と思っていたところ、iPhoneで着信時に電話番号を自動で検索する仕組みを作っている方が結構いたので、私も実際に試してみました。
着信があったときにiPhoneの背面を2回タップすると、電話番号をWebで自動検索する仕組みです。

電話番号検索の結果は「この電話番号は怪しいかもしれない」くらいの判断に利用ください。
また、社用携帯に設定しようと考えられている場合、会社のルールに従ってください。

iPhoneには「ショートカット」という機能があります。
ショートカットは、アプリでの1つまたは複数の作業を素早く完了するための機能で、複数の手順を組み合わせた独自のショートカットを作成できるという特徴があります。

20250413_01.jpg

こんな感じで、ホーム画面のどこかに「ショートカット」というアイコンがあるのでクリックすると、画面が開きます。

20250413_02.jpg

個人的な操作感は、Power Automateをスマホ版で作成しているといった感じ。
ショートカットについて、Apple公式サイトで説明ページがあるので詳細はこちらをどうぞ!

今回作成するショートカットの全体図はこちら。

20250413_all.jpg

着信があると画面上に番号が表示されますよね?
この着信画面に表示される電話番号を利用して、web検索するショートカットを今回作成します。

右上の「+」をクリックすると「新規ショートカット」の画面が開きます。

20250413_02_1.jpg

基本操作は「アクションを検索」に単語を入力して、使いたいアクションを選択していくといった形です。

2-1. スクリーンショットを撮る

着信画面のスクリーンショットを利用して電話番号を検索できるようにします。

20250413_03.jpg

「スクリーン」と検索して「スクリーンショットを撮る」をクリック。

2-2. 画像からテキストを抽出

「スクリーンショットを撮る」が画面上に表示されます。

20250413_04_1.jpg

次に「テキスト」と入力して、アクション一覧から「画像からテキストを抽出」を選択。

20250413_04.jpg

「スクリーンショットからテキストを抽出」アクションが設定されます。

2-3. 入力から電話番号を取得

電話番号を取得します。検索に「電話番号」と入力します。

20250413_05_1.jpg

「入力から電話番号を取得」をクリック。

20250413_05.jpg

上図のように「画像からテキスト」から電話番号を取得」が表示されます。

2-4. テキストを置き換え

画像から抽出した電話番号の内容の一部を置き換えます。

20250413_06_1.jpg

「置き換え」と入力し「テキストを置き換え」を選択します。

20250413_06_2.jpg

画像から抽出した電話番号は「000 123 4567」のように半角スペースが入っています。
この半角スペースを「-」に置き換えることで、web検索しやすい文字列にしています。

2-5. webを検索

抽出した電話番号をwebで検索します。

20250413_07_1.jpg

「検索」で探すと、色々な検索方法が出てきます。ここはお好みの検索エンジンで!

20250413_07.jpg

以上で、電話番号を検索するショートカットができました。名前は適宜つけてください。(今回は「着信電話番号検索」に設定)

ショートカットができたら、次はiPhoneの設定をします。
「設定」→「アクセシビリティ」→「タッチ」を開きます。

20250413_08.jpg

下方にスクロールして「背面タップ」をクリックし「ダブルタップ」をクリック。

20250413_09.jpg

「ショートカット」の項目に、作成したショートカット名が出ているので選択します。
以上の設定で、着信があったときにiPhoneの背面を2回タップすると、電話番号をWebで自動検索できるようになります!

このように、iPhoneのショートカット機能とちょっとした工夫だけで、着信番号をサッと調べられるのは思った以上に便利!
知らない番号からの着信は基本取らない、でもすべてを無視するわけにもいかない…そんな悩みを少しでも解消できればと思います。
あくまで「判断材料のひとつ」ではありますが、気になった方はぜひ試してみてくださいね!





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ヨーロッパではデジタル・エディションが499.99ユーロ(約8万1000円)と、50ユーロの値上げ。一方、ディスクドライブ単体については値下げも告知されている



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英国の創設者は、資金の不足に不満を抱いています:「問題は悪化している」



英国の創設者は、資金の不足に不満を抱いています:「問題は悪化している」

ディールルームのデータによると Financial Timesが引用イギリスの新興企業は昨年、わずか162億ポンドを調達しました。これは、同時期にシリコンバレーのカウンターパートが調達した650億ポンド以上をはるかに下回っています。実際、米国は毎年さらに先を進んでいるようです。 2024年には、グローバルベンチャーキャピタルの資金の57%が米国のスタートアップに送られました。そのシェアが初めて10年以上にわたって50%を超えていました。

この拡大ギャップは、英国の創設者がFTの報告に注目した長年の傾向の一部であり、多くの人が海外の移転を検討するように促しています。

「ほとんどのベンチャー資金が米国から来ていることを認識して、私たちはアメリカの投資家にとって好ましい馴染みのある構造であるデラウェア州として設立されました」と、ロンドンに本拠を置くAI会社ElevenLabsの共同設立者であるMati Staniszewskiは、FTとのインタビューで述べています。

AIスタートアップCleoの創設者兼CEOであるBarney Hussey-Yeoは、FTに、すでに年間4か月間サンフランシスコで過ごしており、恒久的な動きを真剣に検討していると語った。 「英国に資本がなく、問題が悪化している特定のサイズに到達します」と彼は言いました。 「正直なところ、英国は対処しない場合はちょっとf *** dです [the problem]。」



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立憲民主党・枝野 消費税減税案にブチギレ「減税主張するなら立憲から出て行け」


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