金曜日, 5月 16, 2025
No menu items!
ホーム ブログ ページ 2628

謎解き&緊張感が爆増! 劇場型謎解き「今際の国のアリス The Ultimate」レポート – GAME Watch


 あの「今際の国のアリス」が東京・お台場にある「イマーシブ・フォート東京」に帰ってきた。以前の記事でもご紹介したように、イマーシブ・フォート東京は3月1日から、新たなコンセプトでアトラクションを再編することで、更なる没入感を得られるように進化をしている。

 そんな中、大人気アトラクションのひとつ「今際の国のアリス~Immersive Death Game~」が、「今際の国のアリス The Ultimate」として再登場した。「今際の国のアリス」とは、冴えない人生をを過ごす主人公アリス(有栖)が、突如としてデスゲームに参加させられる物語だ。

 原作コミックはもちろん、Netflixの実写ドラマも人気なので、ご存じの方もいるだろう。特に、本アトラクションでは、Netflixの実写ドラマのキャラクターも登場するので、ファンにはたまらない体験ができる。

 本記事では一般に先駆けて「今際の国のアリス The Ultimate」を先行体験したので、ネタバレしないようしつつ、その魅力をレポートするぞ!

ゲーム前はいつもニコやかな僕

ネトフリ版でもお馴染み「首輪爆弾」を装着してアリスの世界に没入せよ!

 まずは、前回の「今際の国のアリス~Immersive Death Game~」でも装着させられた、ネトフリ版でもお馴染みの「首輪爆弾」を装着する。この爆弾は死ぬレベルの電気が流れるわけではないが、一応事前に「利用規約」を読んでもろもろ許諾をするのが大前提だ。万が一の事故に備えるため、健康状態などの確認が主だが、「電流もUltimateだったりして……」などと思い少し緊張した。

  続いては、装着する首輪爆弾とスマートフォンとの連携だ。スマートフォンから首輪爆弾に貼られたQRコードを読み込めば準備完了だ。なお、前作のレポート記事にも書いたが、本アトラクションにはスマートフォンの利用が不可欠だ。そのため、万が一途中でバッテリー切れなどを起こさないよう、当日は満充電しておくことが望ましい。

今回も登場した首輪爆弾

 もし、途中で電源が落ちた場合どうなるのかわからないが、まあデスゲームのルール的にはきっとジ・エンドだろう。また、ほかのアトラクションほど急いで移動することはないが、歩きやすい靴を履いていくことも推奨する。そういう準備が、デスゲームでの生死を分けるから!

 デスゲームのメイン会場となるのは中央広場のようなところで、かつてこの建物がビーナスフォートと呼ばれていた時代にはカジノゲームなどが行われていたこともある空間だ。それが、ある種廃墟のようなただの広場となり、マジでデスゲームに呼ばれた感がハンパない。

 なお、この空間は天井がスクリーンとなっており、ゲームの進行にも使われる。デスゲームって、こういうスクリーンとか科学技術使っていろいろしてくるよなー、などと考えながらゲーム開始を待つのであった。

冷静に考えると現実とゲーム開始までの切り替わり前は緊張する

デスゲーム開始……だが今回は何かが違う

 しばらくすると、突如としてゲームがスタートする。デスゲームは、突如巻き込まれるくらいが丁度いいぞ……などと思っていると、同じゲストに扮したキャストたちが次々と登場し、「これがデスゲームであること」や「自分たちは何度もクリアしていること」を伝えたり、逆に「なんでこんなことに」と僕らの気持ちを代弁してくれたりもする。

 まあ、そんなやりとりを冷静に見られるのも、「俺はゲームの参加二度目だからね!」という立ち位置での参加だからだ。実際は前回首を吹き飛ばされているので、ゲーム的には死んでいるのだが……。

このゲームの案内人ともいえるキャスト

巻き込まれタイプの主人公的なキャスト

首過ぎのタトゥが鮮烈な元刑事

 などと、余裕とも強がりとも似た面持ちでいると、前回同様Netflixドラマ版で「ボーシヤ」役を演じた金子ノブアキ氏が天井のディスプレイに登場し、「同じ模様が描かれた2枚のカードに記載された数字を足す」というルールを説明してくれる。

 そして、実際にテストプレイし、さらに「ちゅうとりある」へと進む。流れ的には前回と同じなので、「ああデスゲームの生き残り(生き残ってはいない)ってこんな視点でゲームを眺めているんだな」と感じた。

 前回はこの「ちゅうとりある」から犠牲者が出たんだなーなどと思っていると、そんな流れにいはならず、「ちゅうとりある」をクリアできない人は全員ビリビリ体験へ!

 あれ、なんだかゲームの展開がおかしい。そういえば、そもそもキャストの人ってこんなにいたっけ? マズイ、なんか余裕ぶっこいていたけど、このゲームは前回と同じようで、まったく違うゲームになっているようだ。思わず混乱したが、今回こそ生き残ったるで!

ついにゲーム開始! 広場内で同じカードを探し出せ!

 デスゲームの怖さを参加者一同が体験したところで、ついにゲーム開始だ。ゲーム内容としては、自分のスマートフォンに表示されたカードと同じカードを広場内の壁から探し、そのカードに描かれた数値と自分のカードとの数値を足して入力する、もの。

 ゲーム内容自体は前回と同じだが、移動する場所が広場限定となっていた。カードを探していると、同じ参加者から「同じ絵柄のカードですね?見つかりましたか?」と声をかけられた。残念ながら絶賛探し中だったので「NO」と答えてしまったが、「同じカードが表示されることなんてあるのだろうか?」と疑問に感じる。

ゲームクリアのヒントを求めてキャストも真剣に調査している

ゲームだけでなく参加者全体を感じ取ろうとしているようなクジョウ氏

 これが物語のデスゲームだったら、この人と仲間になって、一緒にゲームをクリアしていき、途中でどちらかを殺すことで相手の成長を促す存在になるところだろう。などと、妄想に浸っている間にも、さらにゲームは進行していく。

 書き忘れたが、制限時間もあるので、そんなに余裕はないのだ。この先はちょっとネタバレになるので書けない部分もあるが、「前提を疑え!」とだけ書いておこう。もしかすると、これまでの文章のどこかにヒントが……。

仲間にしたら役に立ちそうなインテリ系キャラも登場

ゲーム中はキャスト同士も一参加者のように情報交換をしているぞ

得られた情報を元に、生き残りをかけて答えを探す参加者たち

新章突入!……究極の心理戦へ!

 無事、ゲームをクリアし、次のステージへと進むことになった参加者たちは、ここで「ハト」「フクロウ」「カラス」の3つのグループに分けられてチーム戦をさせられることになる。

 チーム分けは自動で行われるが、取材陣は「カラス」ルートで回ることに。個人的にはキャストの中に「クジョウ」と呼ばれる人がいて、その人がイイんですよ。クールな感じの金髪男子で、ちょっと斜に構えた感じ……そう、Netflixのドラマ版で村上虹郎さんが演じたチシヤっぽいキャラクターなんだ! なので、この人と一緒ならサクっとクリアできてしまいそうな感じがしているんだけどなぁ。

元刑事とインテリはゲーム中でも緊迫した雰囲気を出す

 ちなみに、「カラス」ルートには、元刑事というキャラと、インテリっぽい感じのキャラの二人が参戦。ちなみに、インテリさんは「他人を犠牲にしてもゲームに勝つことが大事」ということを公言していたので、危険な匂いがプンプンする。

 そう思っていると、移動中に「あの元刑事という人、首にタトゥがありましたよね?」といった内容で話かけられた。これは、このタイプが人を疑わせてコントロールしてくるよくある手法のような気がするが、たしかに首にタトゥ入れている元刑事ってのも怪しすぎる……。

 カラスルートのゲームのお題としては、対象エリアにあるボタンを2つ同時に押すというもの。押すボタンには、対象エリア内にあるアイテムとリンクしており、これを探すことになる。そのため参加者はアイテムについての情報を口々に伝えて共有し、どのボタンが正しいのかを見付けることに専念した。

 そして、そのボタンを押すと次の「電気をつけて同じ絵のカードの数字を足しましょう」との指示が表示された。同時にボタン近くの小さな扉が開き、電気を付けるために必要なコードを差し込むことになるのだが……。ここから先は皆さんの目で実際に体験するのがいいだろう。

対象エリアには、ボタンと連動したアイテムが複数ある。本物はどれだ?

新たな指示が画面に出る瞬間が参加者の心を凍らせる

開いたボックスには電気を付けるためのケーブルが……

謎解き要素が充実&話しかけられて没入感もアップ!

 んで、最終結果なんですが、はい。みなさんのご想像どおりです。いやほんと、だって……。ああ、伝えられないのがもどかしい。でも生き残るチャンスはあったんだけどなぁ。

 いずれにせよ、今回は「The Ultimate」、つまり、究極という名にふさわしい内容だったと思う。ポイントとしては、前回より謎解き要素が充実したことで、ゲームとしての内容に深みが出たと思う。

 また、キャストから色々話かけられることが多かったので、プレイヤーとして参加している楽しさがあった。実際に話しかけられるかどうかはタイミングと運だとは思うが、プレイヤー側のキャストが増えたことにより、実現できたことではないだろうか。

 このあたり、イマーシブ・シアターとして生み出された様々なコンテンツでのノウハウがフィードバックされているのではないだろうか。ちなみに、キャストか参加者かはマイクのあるなしで判るので、話かけられたい人はさりげなく側に行くといいかもしれない。

 今回は(またしても)残念だったが……次こそは頑張りたい!

最後に現れる「今際の国のアリス」のロゴは、このデスゲームが終わった安堵感を与えてくれる





Source link

Views: 0

『ニンテンドースイッチ2』抽選販売予約ページ、不安定な状況続く。公式サイトにて「マイニンテンドーストアが正常に動作しない場合は、しばらく時間をあけて再度お試しください。」と告知される。第1回抽選販売は4月16日11時まで行われ、応募の順番は当選確率に影響がないので焦らずに




第1回抽選販売は「4月16日11時」まで行われ、応募の順番は当選確率に影響がないので焦らずに



Source link

Views: 0

Google検索で『ポケモン』がゲットできるようになる。検索すると”151匹”のポケモンを捕まえられるミニゲームが実装。出てこない場合は「ポケモン」と付け加えると出現する模様「だーれだ?」




出ない場合は検索ワードに「ポケモン」と加えると出現する模様。一定数を捕まえるとマスターボールを獲得し、でんせつのポケモンも狙える。現時点でスマホ対応



Source link

Views: 0

「創造は難しく破壊は簡単だと自ら証明した」海外レビューひとまとめ番外編「マインクラフト/ザ・ムービー」




2025年4月25日に日本公開予定の映画「マインクラフト/ザ・ムービー」の海外レビューをお届けします。



Source link

Views: 0

「忍たま乱太郎×しまむら」4月5日よりオンランストアにコラボ商品登場!乱きりしん&六年生の刺繍が可愛いTシャツがラインナップ


「忍たま乱太郎×しまむら」コラボ商品

「忍たま乱太郎×しまむら」コラボ商品詳細

この度発売されるのは、かわいい忍たまキャラクターの刺繍がポイントのTシャツコレクションです。

 

乱太郎・きり丸・しんべヱの3人と六年生の6人が刺繍された、2デザインが用意されました。

 

それぞれ2色展開、メンズサイズのM〜LLとなっているので幅広い方が着用いただけます。

 

 

商品概要

価格:1,290円(税抜)

サイズ展開:Mサイズ/Lサイズ/LLサイズ

 

 

購入方法/店舗一覧

「忍たま乱太郎×しまむら」コラボ商品販売店舗

引用:『忍たま乱太郎』公式X

 

オンライン販売開始:2025年4月5日(土)15:00~
店舗販売:一部店舗は4月下旬以降順次販売予定

 

そのほかの詳細は『忍たま乱太郎』公式Xをご確認ください。

 



Source link

Views: 0

Community Crunch 452: Purrhaps You've Heard the Cat is Out Meow!




あなたがしていること、生存者、今週、私たちは猫を袋から出してしまいます!猫はその道を箱に入れています、そして私たちはそれについてかなり良いネコです!

完全な解像度でダウンロードしてください
猫を予測不可能な小さなゴブリンと見なしているのか、あいまいな小さな悪魔と見なしているかどうかにかかわらず、世界の終わりを超えて生き残った(そして繁栄した)ことに誰も驚かない。おそらくもっと驚くべきことは、生存者が結局彼らを飼いならしたいと思っているということです。
<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<< l;、mnbjmkvxdbgasds
申し訳ありませんが、私のkeyboaaaggggko ;;;;。



ホストとの軽減努力と一般的な安定性を綿密に監視してきました。 4月9日水曜日。この間、あなたの忍耐をありがとう。



Arkpocalypseサーバーは今日一掃されました!
Arkpocalypseとは何ですか?

  • Arkpocalypseは、通常の料金よりも高い毎月の撮影サーバーです。
  • 次のワイプ: 2025年5月2日

このラウンドでは、次のMODが含まれます。

サーバーブラウザで検索して参加できます!幸せな生き残り!



今週末、公式ネットワークはボーナスレートを受け取ります!までアクティブになります 4月7日月曜日

  • PVP/PVE: 2倍の収穫、飼い慣らし、および経験
  • 小さな部族: 4.5倍の収穫、飼い慣らし、および経験
  • Arkpocalypse: 5倍の収穫、飼い慣らし、経験



ファンアートギャラリー | スクリーンショットギャラリー | アーティストフィードバックフォーム

作成者:GP
今年はエイプリルフールが完璧でした!

YouTube URL

作成者:Skwirrelle
Skwirelleは、みんなの新しい子猫のために、Purrfect Free Mod追加を紹介します!

YouTube URL


レゴ・マエグアナ @heynoquestによって

モルフェウスはユティラヌスを取得します Cheshiregengarartによる

死神の女王 vis_infinitumによる

焦げた地球の冒険 マンダリンによって

meowwwww !!!!! BOE @EME_BAD

私はcnidariaの外観が好きです @mio301130によって

水中 @falco_lunaによって


写真Meowde 7467aまでに

写真Meowde tkgoji230による

Meow Machine cosmicman5455による

すでに城の王 Dayzeddorkによって

写真Meowde Godzilla402による

週末をお楽しみください!
スタジオワイルドカード
Twitter: twitter.com/survivetheark
不和: discord.com/invite/playark
Reddit: reddit.com/r/playark
Instagram: instagram.com/surviveTheark
Twitch: Twitch.tv/surviveTheark
スチーム: Steamcommunity.com/app/346110
YouTube: youtube.com/surviveTheark
Facebook: facebook.com/survivetheark
スレッド: threads.net/@survivetheark
公式ウィキ: https://ark.wiki.gg/wiki/ark_survival_evolved_wiki




Source link

Views: 0

朝日木材加工、ホームシアター向けテレビラック「Adagio tuned by ADK」。全4サイズを4月発売



朝日木材加工は、ホームシアターテレビラック「Adagio tuned by ADK」を2025年4月より発売する。



Source link

Views: 0

【2025春アニメまとめ】ASCIIの春アニメ特集でアニメ新番組を逃さずチェック!


春アニメ特集スタート! 今クールも合計で70本以上、どんどん放送開始されるので置いてかれないようにチェックしてほしい!



Source link

Views: 0

ゼロコード!AIエージェントMCPで自動化 – 監視カメラの稼働監視&記録 #生成AI – Qiita


ここのところAIエージェントのひとつの姿であろうMCPが個人的に熱いです。

オフィスオートメーションという言葉が出てきて久しいですが、実際のところ多くの企業ではいまだに手作業で行われている業務が山積みです。RPA(Robotic Process Automation)やローコードツールの普及により状況は改善されつつあるものの、真の意味での「誰でも使える自動化」にはまだ遠い印象があります。

思ったほど進まないノーコード化

結構現実だと思います。なぜなら、どんなに簡単と謳われるツールでも、結局は専門知識が必要だったり、複雑な設定が必要だったりするからです。
ノーコードが使える環境であっても「自分じゃ実装したくない」「面倒くさい」とか・・・本音だと思います。

AIエージェントの活用で要件定義しない「自動化」を実現

要件定義しなくても曖昧な指示でやってくれるのがミソです。エンジニアに作業を依頼する場合、「正確に何をどうしたいのか」を細かく説明しなければなりませんし、自分でローコードで開発しようとすると「セルフ要件定義」と「設計」と「テスト」から逃れることはできません。

人間のように曖昧な指示で仕事をやってくれる

MCPを活用したClaudeは、人間同士のコミュニケーションのように、多少曖昧な指示でも文脈から意図を汲み取り、適切に作業を進めてくれます。まさに優秀な「デジタル部下」のように振る舞ってくれます。

メールかチャットで指示するぐらいの手順があればOK

AIエージェント的に振る舞うClaude+MCPを活用した場合は違います。メールで同僚に頼むような感覚で、「このサイトにログインして、各○○の最新データを確認して、結果をCSVにまとめておいて」といった簡潔な指示だけで作業を遂行してくれます。細かい操作手順やエラー処理を事前に全て想定する必要がなく、人間同士のコミュニケーションに近い形で業務を任せられるのです。

人間がやるとこんな作業になります

よくあるデータの監視とその結果の記録となると、こんな感じになるハズです。
image.png

今回使ったMCPの構成

ブラウザとファイルだけ。
image.png

利用するMCPサーバ

Playwright: ブラウザ操作を担当
Filesystem: ローカルファイルの読み書きを担当

監視シナリオ

今回実装する監視シナリオは以下のとおりです。
ビルや工場内に設置された複数のネットワークカメラの稼働状況を監視するタスクを自動化します。各IPカメラは時系列データベース(CLOUDSHIP)に画像データを定期的にアップロードしており、RealBoardを通じてそれらの最新タイムスタンプを確認することで稼働状況を把握できます。

指示したい作業をCSVにまとめる

部下にお願いするときでもメールで書くより「文章にしてください」とか「ExcelとかPPTでください」と言われることが多いと思います。それと同じくやって欲しい作業をCSVに書いてみました。
image.png

たったこれだけ

はじめて作業するような人に指示するのと全く一緒です。
コーディングもツールをポチポチ押す必要もありません。

結論:実行結果

これ1回も詰まらずに完成しました。
image.png

実行の様子

タスクの依頼

image.png

依頼内容を理解してくれた

image.png

ログインからサイトアクセスが進む様子

image.png

カメラ画像のポイントIDからタイムスタンプを自動取得

image.png

・・・ブラウザを戻ってまた次のカメラ画像のポイントIDをクリックする動作が繰り返されます・・・

ブラウザでの作業が完了

少し時間が掛かりましたが・・・全ての監視データ確認作業が完了しました。
image.png

CSVに保存してくれます

image.png

注意点

Claudeは、とにかく「Shift-JIS(シフトジス)」にはめっぽう弱いです。
標準で出てくるのは「UTF-8」になります。
逆に、Excelは「UTF-8」にはめっぽう弱いです・・・最近はUTF-8にも対応はしてますがどうも使い勝手が悪いです。
UTF-8→Shift-JIS変換方法は、福岡県庁さんの資料が秀悦なので貼っておきます。

MCPを活用したアプローチの最大の特徴は、従来のノーコード開発やRPAツールとは根本的に異なる開発プロセスにあります。

エンジアリングプロセスがホボない

従来のノーコード開発では、事前の要件定義、設計工程を経て、専用ツールを用いた実装作業が必要でした。同様にRPAにおいても、詳細な業務フローの設計、各ステップのシナリオ定義、そして専用ソフトでのロジック組み立てという工程が不可欠でした。

一方、AIとMCPの組み合わせでは、「どんな監視をしたいか」という目的を自然言語でAIに伝えるだけで、AIが要件定義から設計、実装までを一気に担当します。人間はプログラムコードを書くことなく、AIとの対話を通じて要件を明確にしていくだけで、複雑な監視の自動化が実現できます。

AIエージェントの意味の再確認

この「要件定義→設計→コーディング」という従来の定型的なプロセスが省略される点こそ、MCPによる自動化の革新的な特徴と言えるでしょう。これにより、ITリテラシーに関係なく、だれでも自分の業務をエージェントに依頼するだけで実現(=自動化)できる可能性を感じていただけたことでしょう。

明日来ない危機:実際のインパクトはもう少し先に来ます

ここまで書いてきたリアルなAIエージェントの現在地は、これからやってくる破壊的な生成AIやAIエージェントの予兆に過ぎないでしょう。
我々ソフトウェアエンジニアや業界は「明日来ない危機」として捉えておかないといけない潮目にあります。
私含めて独りだけでは決して多面的に備えることはできません。是非、いろいろな方々と多面的にこの潮目を乗り切っていかねばと決意あらたにした次第です


東京・鹿児島・高知の3拠点で、商用時系列データベースCLOUDSHIPと可視化ソフトRealBoardを軸としたIoTプラットフォーム向けソフトウェアの開発・販売を行うメーカーです。IoT関連の開発支援サービスやソリューション開発も提供しています。鹿児島・高知での開発エンジニア採用を強化中で、PROMPT-Xで働きたいと思える情報発信に努めています。





Source link

Views: 0

Microsoft 365 環境におけるOAuthアプリのリスクと対策


Microsoft 365 では数年前からOAuthアプリケーションに関するリスク対策のソリューションを提供してきましたが、最近さらにパワーアップしてきたので改めてまとめてみました。

OAuth とは

OAuth は、サードパーティのアプリケーションがユーザーのパスワードを直接扱うことなく、ユーザーの許可のもとで特定のリソースやデータにアクセスするための認可フレームワークです。これにより、ユーザーは自分のパスワードを共有することなく、アプリケーションに限定的なアクセス権を付与できます。

ChatGPT Image 2025年3月31日 19_52_58

OAuth 1.0は2010年に標準化されましたが、実装の複雑さや課題から、2012年にはより簡素化・改良されたOAuth 2.0が策定されました。現在、Microsoft 365を含む多くのサービスはOAuth 2.0を採用しています。

Microsoft 365におけるOAuth実装

Microsoft 365 では Entra ID が OAuth 2.0 の基盤を提供しています。ユーザーがサードパーティアプリとMicrosoft 365 を連携する際に「同意画面」が表示されます。

image
同意画面

この同意を行うと、同意時に許可した権限において、第三者アプリが Microsoft 365 テナント上の情報にアクセスします。 特に、Microsoft GraphはMicrosoft 365のデータへの統一APIとして機能し、OAuthを通じてアクセスされることが多いです。アプリケーションはMicrosoft Graphを介して、メール、予定表、ファイル、チャットなど様々なリソースにアクセスできます。

image
概念図

OAuth を取り巻く状況

OAuthは便利な技術ですが、適切な管理が行われないと、組織のセキュリティに重大な影響を与える可能性があります。

データ流出リスク

代表的なリスクがデータ流出です。一見無害なアプリが、必要以上の権限を要求し、ユーザーが同意することで、データの過剰共有が起きる可能性があります。例えば、単なるPDF変換ツールが、なぜかメールボックス全体へのアクセス権(Mail.ReadWrite.All)を要求し、ユーザーが気づかずに同意してしまうケースです。ユーザーとしては、Microsoft 365に安全に保管していたと思っていたデータが、いつの間にかサードパーティのアプリに流れている状況も考えられます。

委任されたアクセスリスク

委任されたアクセス範囲が広く、アプリが悪用された場合に被害を受けてしまうリスクがあります。特に危険性の高い権限スコープとしては以下のようなものがあります。これらの権限を持つアプリは、実質的にテナント全体に対する広範なアクセス権を持ち、大規模なデータ窃取や権限昇格が可能になります。

  • Mail.ReadWrite.All: すべてのユーザーのメールボックスへの読み書きアクセス
  • Files.ReadWrite.All: すべてのユーザーのOneDriveやSharePointファイルへの読み書きアクセス
  • Directory.ReadWrite.All: ディレクトリデータ(ユーザー情報など)の読み書きアクセス
  • User.ReadWrite.All: すべてのユーザープロファイルの読み書きアクセス

長期的潜伏リスク

OAuthトークンは、一度許可されると明示的に取り消されるまで有効であるため、悪意のあるアプリが長期間(数ヶ月から数年)にわたって環境内に潜伏し続ける可能性があります。これは通常のパスワード変更では無効化されないため、侵害の発見が遅れる原因となります。また、利用しなくなったOAuthアプリ連携を解除せずに放置しておくと、そのアプリが将来的に侵害された場合に、連携されたアカウント情報が悪用されるリスクが残ります。

同意フィッシング(Consent Phishing)攻撃

2020年以降特に増加している攻撃手法で、攻撃者が正規のアプリケーションを装った悪意のあるOAuthアプリケーションを作成し、ユーザーを騙して広範な権限を付与させ情報を搾取します。具体的な事例として、2023年にはAzureとMicrosoft 365をターゲットにした「OiVaVoii」キャンペーンが確認されました。この攻撃では、正規のアプリを装ったフィッシングメールによって、ユーザーが広範な権限を許可してしまい、アカウントの乗っ取り等の被害が発生しています。

アプリ検証の限界

Microsoft Entra ID ではアプリの検証の仕組みとして「確認済み発行元(Verified Publisher)」の仕組みがあります。しかし、これはあくまで発行元のアイデンティティを確認しているだけであり、アプリケーションが安全であることを保証するものではありません。確認済み発行元のアプリでも過剰な権限を要求したり、データを適切に保護しない可能性があります。また、一部の発行元はパブリッシャー検証を経ていないものの、組織内では必要なアプリであるケースもあり、一律のブロックだけでは運用上の課題が生じます。

image
出所:発行者の確認

Microsoft 365 でできる対策

OAtuth アプリのリスクは Microsoft 365 に限定したものではありませんが、今回は Microsoft 365 に限定してとれる対策を考えてみます。

前提:アプリガバナンスの有効化

これから対策の前提として、Defender for Cloud Apps のアプリガバナンスを有効化します。

image

OAuth アプリの見える化と個別の制御

対策の第一歩として、Microsoft Defender for Cloud Apps にて、OAuth アプリの利用状況を可視化することが考えられます。Microsoft Defender for Cloud Apps は E5 ライセンスなどに含まれるクラウドアプリ保護ソリューションですが、Microsoft 365 で OAuth アプリと接続したら、Microsoft Defender XDR の管理コンソールで一覧化して見ることができます。組織で誰がどのような OAuth アプリを接続しているのかを見るのに非常に適しています。

image

また、組織のセキュリティリスク(特に攻撃対象領域や脆弱性)を把握し、優先順位をつけて対策を講じるためのソリューションである「Microsoft Security Exposure Management」のAttack Surface Map を使用すると、お客様は、アプリの所有者やアクセス許可レベルなど、OAuth アプリケーションへの組織の接続を視覚化できるようになるそうです。 (僕の手元には来ていない)これらを使うと、影響範囲を気にしながら、優先度の高い対策を考えるインプットとなると思います。

image

加えて、Defender XDR の Advanced Hunting では、2025年4月よりこれらの情報をクエリで検索することができるようになったので、リスクの高いアプリのみを抽出して対策を行うことが考え得られます。

image

OAuthAppInfo
| where AppStatus == "Enabled"
| where PrivilegeLevel == "High"
| where VerifiedPublisher == "{}" and AppOrigin == "External"

アプリ同意ポリシーの定義

Entra ID では、同意を許可するアプリの条件を設定できます。ユーザーが未承認のアプリに権限を与えるのを防ぐために、ユーザーに勝手な同意を許可しないように構成することが考えられます。[Microsoft Entra管理センター] > [エンタープライズアプリケーション] > [同意とアクセス許可] に移動します。そこで、「アプリケーションのユーザー同意」を「ユーザー同意を許可しない」に設定します。

image

また、管理者承認ワークフローを有効にして、ユーザーがアクセス権を与える前に承認を要求するようにします。

image

すると、ユーザーがOAuthを設定しようとした際に、管理者に承認ワークフローを依頼する画面が表示され、勝手に同意することができなくなります。

image

管理者には以下のような通知が来るので、許可をして初めてユーザーはアプリを利用することができます。

image

個別の制御(アクセス権の取り消し)

OAuth アプリに対する個別の制御も重要です。既存アプリを含めて潜在的なリスクを持つアプリに対して完全に禁止したりすることができます。Microsoft Defender XDRポータルから「アプリガバナンス」に移動し、アプリを指定して[無効にする]を選択します。

image

これにより、リスクの高いアプリケーションやアクセス許可をコントロールし、組織データへの不適切なアクセスを防止できます。

image
ブロック画面

ちなみに、管理者権限を持たないユーザーが自身が許可したアプリを削除するには、MyAppのページ を利用します。

image

監視体制

継続的な監視は防御の重要な要素です。Microsoft 365環境におけるOAuthアプリケーションの活動を監視するために、Microsoft Defender for Cloud Apps のアプリガバナンスでアラートポリシーを設定して、不審なOAuthアプリケーションの活動を検出します。アプリガバナンスには、デフォルトで監視のポリシーが設定してあるので、まずはそれらを利用しつつ、それらを参考にしながらポリシーを磨き上げていくことが重要です。

image

対応(自動攻撃中断)

Microsoft Defender XDRは「自動攻撃中断」機能を提供しています。​この機能は、OAuthアプリに限った話ではなく、Endpoint/Identity/Office 365(メール)/Cloud App 等、Microsoft Defender XDR 全体シグナルを最大限に活用しながら、AIと機械学習を活用して攻撃者の意図を分析し、リアルタイムでデバイスの隔離、ユーザーアカウントの無効化などの対応を自動的に実行する機能です。 ​これにより、攻撃の進行を迅速に阻止し、被害の拡大を防ぐことが可能となります。

そんな、自動攻撃中断ですが、2025年3月に悪意のあるOAuthアプリの無効化というアクションが含まれると発表がありました。 もちろん、必ず中断してくれるとは限らないので、前段で紹介したような対策は必要となりますが、最後の最後やられないための命綱として、この機能を有効化しておくことは非常に有意義だと思います。詳しい有効化方法はMSのドキュメントをご覧ください。

終わりに

OAuth は便利な一方で、適切な管理なしでは重大なセキュリティリスクとなり得ます。Microsoft 365環境では、アプリガバナンス、同意ポリシー、監視体制、攻撃の中断などのうち適切なものを組み合わせることで、これらのリスクを大幅に軽減できます。特に2024年後半から2025年にかけて、MicrosoftはOAuth保護機能を強化しており、これらの新機能を活用することで、組織はより堅牢なセキュリティ体制を構築できます。

ただし、テクノロジだけでは完全な保護はできません。最終的には、ユーザー教育とセキュリティ意識向上トレーニングを継続的に実施し、OAuthアプリケーションのリスクについて組織全体の理解を深めることも重要だと考えています。これらの対策をバランスよく実施することで、OAuthを悪用した攻撃から組織を効果的に守ることができると思いますので、参考になれば幸いです。



Source link

Views: 0