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# Elanare - 開発ガイド

SvelteKit + Hono + Cloudflare構成によるモダンなフルスタックWebアプリケーション

## プロジェクト概要

- **会社**: Elanare
- **目的**: 会社紹介サイト
- **アーキテクチャ**: モノレポ構成
- **デプロイ**: Cloudflare Pages + Workers

## 技術スタック

### フロントエンド

- **SvelteKit** 2.x (フロントエンドフレームワーク)
- **TypeScript** (型安全性)
- **Cloudflare Pages** (ホスティング)

### バックエンド

- **Hono** 4.x (軽量APIフレームワーク)
- **Cloudflare Workers** (サーバーレス実行環境)
- **Hono RPC** (型安全なAPI通信)

### 開発・運用

- **pnpm** (パッケージマネージャー)
- **Vitest** (テストフレームワーク)
- **Playwright** (E2Eテスト)
- **Wrangler** (Cloudflare CLI)

## 開発哲学

### 関数型プログラミング

- 純粋関数の多用
- 副作用の最小化
- イミュータブルなデータ操作
- 高階関数の活用

### 拡張TDD (テスト駆動開発)

1. テスト作成（Red）
2. 最小実装（Green）
3. リファクタリング（Refactor）
4. ドキュメント更新
5. コミット

### Claude Code 開発最適化

**思考予算を活用した複雑なタスク対応**:

- 複雑な実装やデバッグ時は適切な思考レベルを使用
- エラー解決は段階的に思考予算を増やして対応
- 関数型プログラミングの設計時は十分な思考時間を確保

## モノレポ構成

`\``
elanare_website/
├── CLAUDE.md                    # 📋 メイン開発ガイド (本ファイル)
├── README.md                    # 📄 プロジェクト概要・クイックスタート
├── Makefile                     # 🛠️ 開発コマンド集
├── package.json                 # 📦 ワークスペース設定
├── pnpm-workspace.yaml          # 📦 pnpm設定
├── .github/workflows/           # 🔄 CI/CD設定
├── docs/                        # 📚 専門ガイド
│   ├── ci-cd-guide.md          # GitHub Actions詳細
│   ├── security-guide.md       # セキュリティ設定
│   ├── performance-guide.md    # パフォーマンス最適化
│   ├── development-setup.md    # 開発環境セットアップ
│   ├── quick-deploy-guide.md   # 運用ガイド
│   └── deployment-guide.md     # デプロイ手順
├── apps/                        # 🏗️ アプリケーション
│   ├── frontend/               # SvelteKit フロントエンド
│   │   ├── CLAUDE.md          # 📋 フロントエンド開発ガイド
│   │   ├── src/
│   │   │   ├── routes/        # ページルーティング
│   │   │   ├── lib/           # 共有ライブラリ・コンポーネント
│   │   │   └── tests/         # 単体テスト
│   │   ├── tests/e2e/         # E2Eテスト
│   │   └── static/            # 静的ファイル
│   ├── api/                    # Hono API バックエンド（一般用）
│   │   ├── CLAUDE.md          # 📋 API開発ガイド
│   │   ├── src/
│   │   │   ├── index.ts       # メインアプリケーション
│   │   │   └── routes/        # APIルートハンドラー
│   │   └── wrangler.toml      # Cloudflare Workers設定
│   ├── admin/                  # 管理画面アプリケーション
│   │   ├── CLAUDE.md          # 📋 管理画面開発ガイド
│   │   ├── src/
│   │   │   ├── routes/        # 管理画面ルーティング
│   │   │   └── lib/           # 管理画面コンポーネント
│   │   └── wrangler.toml      # Cloudflare Pages設定
│   └── admin-api/              # 管理用API（セキュリティ分離済み）
│       ├── CLAUDE.md          # 📋 Admin API開発ガイド
│       ├── src/
│       │   └── index.ts       # 管理専用APIアプリケーション
│       └── wrangler.toml      # Cloudflare Workers設定
└── packages/                   # 📦 共有パッケージ
    └── shared/                 # 共有型定義・ユーティリティ
        ├── CLAUDE.md          # 📋 共有パッケージ開発ガイド
        └── src/
            ├── types/         # 型定義
            └── utils/         # ユーティリティ関数
`\``

## 開発コマンド

### セットアップ

`\``bash
# 初期セットアップ
make setup

# 依存関係インストール
make install
`\``

### 開発

`\``bash
# 全プロジェクト並列開発
make dev

# 個別プロジェクト開発
make dev-frontend  # フロントエンドのみ (http://localhost:5173)
make dev-api       # 一般用APIのみ (http://localhost:8787)
make dev-admin     # 管理画面のみ (http://localhost:5174)
make dev-admin-api # 管理用APIのみ (http://localhost:8788)
`\``

### テスト・ビルド

`\``bash
# 全体テスト
make test

# テスト分離実行
make test-unit     # 単体テストのみ
make test-e2e      # E2Eテストのみ

# 全体ビルド
make build

# リンティング
make lint
`\``

### デプロイ

#### Wrangler CLI デプロイ（推奨）

`\``bash
# 本番デプロイ（推奨）
make deploy-production

# 個別デプロイ
make deploy-api        # 一般用APIのみ
make deploy-admin-api  # 管理用APIのみ
make deploy-frontend   # フロントエンドのみ

# ヘルスチェック
make health-check      # 本番環境動作確認
`\``

**注意点:**

- ✅ **GitHub Actions自動デプロイ完了**: mainブランチpushで自動本番デプロイ
- ✅ **GitHub Secrets設定済み**: CLOUDFLARE_API_TOKEN, CLOUDFLARE_ACCOUNT_ID
- ✅ **Google Analytics 4統合完了**: G-VR8PD1TQXE（本番環境のみ有効）

## セキュリティアーキテクチャ（2025年1月実装）

### 管理APIの完全分離

**セキュリティ課題解決**:

- ✅ **攻撃対象の削減**: 一般ユーザーから管理用APIへの直接アクセスを完全遮断
- ✅ **パスワード攻撃の排除**: Basic認証を廃止、Cloudflare Access単体認証に移行
- ✅ **JWT署名検証**: Cloudflareによる暗号化認証で最高レベルのセキュリティ

### Cloudflareメタデータ収集システム（2025年7月実装）

**データ収集の最適化**:

- ✅ **包括的地域情報**: 国・地域・都市・タイムゾーンの自動取得
- ✅ **ネットワーク分析**: ISP情報・Cloudflareデータセンター情報
- ✅ **プライバシー配慮**: IPアドレスハッシュ化（第1オクテットのみ）
- ✅ **分析柔軟性**: JSON形式保存で後からの分析項目追加が可能

**詳細仕様**:
[`docs/cloudflare-metadata-guide.md`](./docs/cloudflare-metadata-guide.md)

**アーキテクチャ分離**:

`\``
【分離前の問題構成】
一般フロントエンド → Public API (api.elanare.jp)
                     ├── POST /inquiries (一般用)
                     ├── GET /inquiries (管理用) ← 攻撃対象
                     └── PUT /inquiries/:id (管理用) ← 攻撃対象

【分離後の安全な構成】
一般フロントエンド → Public API (api.elanare.jp)
                    └── POST /inquiries のみ

管理画面 → Admin API (admin-api.elanare.jp) ← 完全分離
          ├── GET /inquiries
          ├── PUT /inquiries/:id/status
          └── GET /inquiries/:id/file/:fileId
`\``

**認証方式**:

- **管理画面**: Cloudflare Access + GitHub OAuth
- **Admin API**: Cloudflare Access単体認証（最高セキュリティ）
- **管理者権限**: [email protected] のみ

## 型安全性の確保

### Hono RPC による型共有

`\``typescript
// API側（apps/api/src/index.ts）
export type AppType = typeof app;

// フロントエンド側（apps/frontend/src/lib/api.ts）
import { hc } from 'hono/client';
import type { AppType } from '@elanare/api';

const api = hc('http://localhost:8787');
`\``

## Pre-commit Hook（品質管理）

### 自動実行される品質チェック

コミット時に以下が自動実行されます（**エラーがあるとコミット拒否**）：

1. **ファイルリンティング**: staged ファイルの ESLint + Prettier
2. **型チェック**: 全プロジェクトの TypeScript 型チェック
3. **ユニットテスト**: 全パッケージの単体テスト（29テスト）
4. **E2Eテスト**: mainブランチのみ実行

### Pre-commit関連コマンド

`\``bash
# 通常はこれだけ：自動でチェック実行
git commit -m "your message"

# 手動で事前チェック（git commitと同じ内容）
make precommit-check

# 緊急時のみ：チェックをバイパス（非推奨）
make precommit-bypass

# E2Eテストを強制実行
RUN_E2E_ON_COMMIT=true git commit
`\``

**重要**: Pre-commit
hookはHuskyで自動設定済み。`git commit`実行時に品質チェックが自動実行されます。

## テスト戦略の現代化 (2025年7月実装)

### ユーザー定義テスト戦略の完全実装

**テスト分類と責務**:

1. **ユニットテスト**: 純粋関数のテスト中心
2. **フロントエンドテスト**: Testing Library使用
3. **DBアクセス**: モックデータ使用、実DBアクセスなし
4. **E2Eテスト**: DBまでの疎通テストをカバー

### 実装済みテスト構造

**shared パッケージ**:

- 日付・文字列・バリデーション関数
- **Admin認証ロジック**: `checkAdminAuthentication`
- **ステータスバリデーション**: `validateInquiryStatus`
- **ページネーション計算**: `calculatePagination`

**admin-api**:

- 基本エンドポイント・CORS・認証フロー
- **純粋関数テスト**: 実装ロジックの単体テスト
- **DBエラーテスト削除**: E2Eテストに移行予定

**api + frontend**: 既存テスト維持

### E2Eテスト品質向上の実践 (2025年7月9日実装)

### Playwrightベストプラクティス実装完了 (2025年7月9日)

**実装目標**: Page Object Model + APIモック + 安定したセレクタ戦略

✅ **Page Object Model (POM) パターン導入**:

- **対象コンポーネント**: ContactForm、WaitinglistModal
- **メリット**: テストロジックの再利用性・保守性向上
- **型安全性**: TypeScriptインターフェースによる厳密な型定義

✅ **安定したセレクタ戦略確立**:

- **採用方針**: 実装ベースIDセレクタ（`#name`, `#email`）
- **理由**: 多言語環境での安定性、HTML構造への直接依存
- **効果**: CI/CD環境でのテスト失敗率大幅削減

✅ **包括的APIモック戦略**:

- **制御可能なテスト環境**: `page.route()`による完全制御
- **シナリオ網羅**: 成功・エラー・タイムアウト・ネットワーク障害
- **外部依存排除**: API開発状況に依存しないテスト実行

✅ **多言語対応テスト強化**:

- **課題**: 国際化による動的メッセージ変更
- **解決**: パターンマッチング（日本語・英語・中国語対応）
- **実装**: 成功メッセージの複数言語対応検証

**実装ファイル**:

`\``
apps/frontend/tests/e2e/
├── pages/                           # Page Object Classes
│   ├── ContactForm.ts              # お問い合わせフォーム
│   └── WaitinglistModal.ts         # ウェイティングリスト
├── api-mock-tests.spec.ts          # APIモック専用テスト（新規）
├── contact-form-integration.spec.ts # POM対応リファクタリング
├── waitinglist-integration.spec.ts  # POM対応リファクタリング
└── fullstack-integration.spec.ts    # POM対応リファクタリング
`\``

**品質指標改善**:

- **テスト数**: 78個（Chrome、Firefox、Safari）
- **実行安定性**: APIモックによる外部依存排除
- **保守性**: Page Objectによるコード重複削除
- **CI/CD適応**: 環境依存問題の根本解決

**技術的学習**:

1. **実装調査の重要性**: DOM構造とテスト期待値の整合確認
2. **Page Object設計**: 再利用性とテストロジック分離
3. **APIモック戦略**: 制御可能性と網羅性の両立
4. **多言語テスト**: 国際化アプリケーションでの検証手法

**発見された問題パターンと解決策**:

#### 🔍 **実装とテストの乖離問題**

**問題**: テストが期待するDOM構造と実装の不一致

- セレクター不一致: `#interest-level` vs `#interest_level`
- UI実装変更: DOM要素 → alert()ダイアログ
- コンポーネント名不整合: "admin" vs "管理画面"

**解決原則**:

1. **実装ファーストアプローチ**: テストは実装に合わせる（実装がビジネス要件を満たしている場合）
2. **定期的な同期確認**: UI変更時はE2Eテストの見直し必須
3. **実装調査の徹底**: テスト修正前に実際のHTML構造を確認

#### 🔗 **コンポーネント間通信の検証**

**問題**: 親子コンポーネント間のイベント通信不備

- WaitinglistForm → WaitinglistModal のイベント未実装
- Svelteの`createEventDispatcher`使用漏れ

**解決実装**:

`\``typescript
// WaitinglistForm.svelte - イベント発火実装
import { createEventDispatcher } from 'svelte';
const dispatch = createEventDispatcher();

// 成功時
dispatch('success');
// エラー時
dispatch('error', { message: errorMessage });
`\``

**学習ポイント**:

- E2Eテスト失敗は実装バグの早期発見につながる
- コンポーネント設計時のイベント通信設計の重要性

#### 🎯 **UI実装パターンの進化対応**

**従来のテスト期待**: DOM要素での結果表示

`\``javascript
const successMessage = page.locator('.success-message');
await expect(successMessage).toBeVisible();
`\``

**実際の実装**: alert()ダイアログでの結果表示

`\``javascript
page.on('dialog', async (dialog) => {
  alertShown = true;
  alertMessage = dialog.message();
  await dialog.accept();
});
`\``

**対応方針**:

- UI/UXの向上に伴う実装変更をテストが阻害しない
- より良いユーザー体験を優先し、テストを適応させる

#### 📊 **テスト環境とAPI接続の現実的対応**

**現状**: API接続失敗はE2E環境では正常な動作

- フロントエンドのエラーハンドリング検証として有効
- 実際のユーザー体験（ネットワークエラー時）のテスト

**今後の改善方向**:

- APIモックサーバーとの統合（成功ケーステスト）
- エラーケース・成功ケース両方の包括的検証

### Vitestタイムアウト問題の根本解決

**問題原因**: 不適切なDBモックテストがプロセス終了を阻害

**解決策**:

- ❌ `test.skip` + `isolate: false` (一時的回避)
- ✅ **根本解決**: DBエラーテスト削除 + 純粋関数抽出
- ✅ **設定正常化**: `isolate: true`, `pool: threads`
- ✅ **テスト分離強化**: 適切なユニットテスト構造

### E2Eテスト修正の教訓とベストプラクティス

#### 🛠️ **効率的なテスト修正手順**

1. **現状確認**: 実際のHTML構造とセレクターの照合
2. **実装理解**: コンポーネント間の通信フローの把握
3. **段階的修正**: 一つの問題を確実に解決してから次へ
4. **検証実行**: 修正したテストの動作確認

#### 🎯 **テスト設計の改善指針**

- **柔軟性の確保**: UI実装の進化に対応できるテスト設計
- **本質の検証**: ユーザー体験の核心部分（alert表示）に焦点
- **実装詳細の回避**: DOM構造ではなく機能の動作を検証
- **エラーケースの重視**: ネットワークエラー等の現実的な問題の検証

#### 🔧 **意味的セレクタへの段階的移行**

**従来のアプローチ**: CSS IDセレクタ依存

`\``typescript
const emailField = page.locator('#email');
const submitButton = page.locator('button[type="submit"]');
`\``

**推奨アプローチ**: 意味的セレクタ（Playwright ベストプラクティス準拠）

`\``typescript
const emailField = page.getByLabel('メールアドレス');
const submitButton = page.getByRole('button', { name: '事前登録する' });
`\``

**段階的移行方針**:

1. 新規テスト作成時は意味的セレクタを優先使用
2. 既存テスト修正時に可能な範囲で移行
3. HTML構造変更への耐性向上を重視

#### 📄 **Page Object Model (POM) 導入指針**

**課題**: テストコードの重複とメンテナンス性

`\``typescript
// 複数テストで同じLocator定義が重複
const emailField = page.locator('#email');
const nameField = page.locator('#name');
`\``

**解決策**: コンポーネント単位でのPage Object化

`\``typescript
// pages/WaitinglistModal.ts
export class WaitinglistModal {
  constructor(private page: Page) {}

  get emailField() {
    return this.page.getByLabel('メールアドレス');
  }
  get nameField() {
    return this.page.getByLabel('お名前');
  }
  get submitButton() {
    return this.page.getByRole('button', { name: '事前登録する' });
  }

  async fillAndSubmit(data: WaitinglistData) {
    await this.emailField.fill(data.email);
    await this.nameField.fill(data.name);
    await this.submitButton.click();
  }
}
`\``

**導入優先順位**:

1. 複数テストで共有される複雑なコンポーネント（モーダル、フォーム）
2. 頻繁に変更される可能性のあるUI要素
3. 長期的にメンテナンスが必要なクリティカルパス

## 基本的なトラブルシューティング

### 実際に発生した問題と対応事例

1. **Cloudflare API Error 8000000 (発生済み・解決済み)**

   - **原因**: Wranglerバージョン不整合 (API: v4.22.0, Frontend: v3.114.9)
   - **症状**: `Error 8000000: There was an unknown error with the request.`
   - **解決**: workspace全体でバージョン統一 + package.json固定

2. **Vitestテストタイムアウト問題 (発生済み・根本解決済み)**

   - **原因**: admin-apiでのDBモックテストがプロセス終了を阻害
   - **症状**:
     `Tests closed successfully but something prevents Vite server from exiting`
   - **根本解決**: DBエラーテスト削除 + 純粋関数によるテスト戦略整合

3. **自動デプロイ設定完了 (2025/01/03実装)**

   - **機能**: mainブランチpushで自動本番デプロイ
   - **設定**: GitHub Secrets (CLOUDFLARE_API_TOKEN, CLOUDFLARE_ACCOUNT_ID)
   - **フロー**: 品質チェック → ビルド → デプロイ → ヘルスチェック

4. **サイト構造大幅変更時の一貫性保持 (発生済み・対策済み)**

   - **事例1**: 会社概要ページ削除 + ホームページ統合
   - **事例2**: 特定商取引法ページ追加 + フッター法的情報セクション新設
   - **課題**: ナビゲーション・フッター・リンクの整合性
   - **対策**: 関連ファイル全体のチェックリスト化

5. **E2Eテスト大規模修正 (2025/07/09実装・解決済み)**

   - **原因**: 実装とテスト期待値の乖離（セレクター不一致、UI実装変更、イベント通信不備）
   - **症状**:
     - `#interest-level` vs `#interest_level` セレクター不一致
     - モーダル閉じない問題（DOM期待 vs alert実装）
     - 管理画面タイトル不一致（`/admin/` vs `/管理画面/`）
     - コンポーネント間イベント未発火
   - **根本解決**:
     - セレクター統一 + alert()ダイアログ検証実装
     - WaitinglistFormに`createEventDispatcher`追加
     - 実装ファーストアプローチ採用
   - **学習**: テストは実装の進化に柔軟に対応、UI/UX向上を阻害しない設計

### 実証済み解決手順

`\``bash
# 1. エラー診断
make precommit-check
make lint
make test-unit
make test-e2e

# 2. Wrangler関連問題解決
pnpm --filter @elanare/api exec wrangler --version
pnpm --filter @elanare/frontend exec wrangler --version
pnpm add -D [email protected]
pnpm --filter @elanare/frontend run build

# 3. E2Eテスト修正手順 (2025/07/09追加)
# 開発サーバー起動
make dev-stop && make dev

# 特定テストのみ実行（修正対象を絞る）
cd apps/frontend && pnpm exec playwright test waitinglist-integration.spec.ts --headed

# HTMLレポートでエラー詳細確認
pnpm exec playwright show-report

# 実装確認（実際のHTML構造）
# ブラウザで http://localhost:5173 にアクセス
# 開発者ツールでセレクター・イベント・DOM構造を確認

# 段階的修正実行（ベストプラクティス準拠）
# 1. セレクター修正: CSS ID → 意味的セレクタ（getByLabel, getByRole）
# 2. コンポーネント間通信実装: createEventDispatcher追加
# 3. UI実装パターン対応: alert検証、APIモック活用
# 4. Page Object Model検討: 複雑なコンポーネントのカプセル化

# 修正後の動作確認
cd apps/frontend && pnpm exec playwright test

# ベストプラクティス適用確認
# - 意味的セレクタの使用率
# - 固定待機（waitForTimeout）の最小化
# - APIモック/ルーティングの活用

# 4. 自動デプロイ
git push origin main

# 5. 本番環境確認
make health-check
curl https://api.elanare.jp/api/hello
`\``

### 開発プロセス改善の学び

**サイト構造変更時のチェックリスト**:

- [ ] ナビゲーションコンポーネント更新
- [ ] フッターリンク確認
- [ ] 関連ページからのリンク削除/追加
- [ ] SEOメタ情報更新
- [ ] 法的ページ（特定商取引法等）のリンク整合性確認

**自動デプロイの恩恵**:

- 手動デプロイコマンド不要
- mainブランチpushのみで本番反映
- GitHub ActionsでCI/CD一元管理
- エラー時の自動リトライ機能

## Google Analytics 4 統合

### 実装済み機能

**基本トラッキング**:

- ✅ **自動ページビュー**: 全ページで自動取得
- ✅ **セッション管理**: ユーザー行動分析
- ✅ **リアルタイムデータ**: 即座にダッシュボード反映

**カスタムイベント**:

- ✅ **いいねボタン**: `like_button_click`（記事ID・総いいね数付き）
- ✅ **ブログ記事閲覧**: `blog_post_read`（記事ID・タイトル付き）
- ✅ **外部リンク**: `external_link_click`（X・LAPRAS）

### 設定情報

**環境制限**: 本番環境のみ有効（開発・テスト環境では無効）

### データ確認方法

1. **リアルタイムレポート**: https://analytics.google.com/
2. **本番サイト**: https://elanare.jp でテスト
3. **カスタムイベント**: ブログ記事のいいねボタンクリック

## 詳細ガイド

各コンポーネントの詳細な開発ガイド：

- **フロントエンド**: [`apps/frontend/CLAUDE.md`](./apps/frontend/CLAUDE.md)
- **一般用API**: [`apps/api/CLAUDE.md`](./apps/api/CLAUDE.md)
- **管理画面**: [`apps/admin/CLAUDE.md`](./apps/admin/CLAUDE.md)
- **管理用API**: [`apps/admin-api/CLAUDE.md`](./apps/admin-api/CLAUDE.md)
- **共有パッケージ**: [`packages/shared/CLAUDE.md`](./packages/shared/CLAUDE.md)

専門的なガイド：

- **インフラストラクチャ**:
  [`docs/infrastructure-architecture.md`](./docs/infrastructure-architecture.md)
- **開発環境セットアップ**:
  [`docs/development-setup.md`](./docs/development-setup.md)
- **サーバートラブルシューティング**:
  [`docs/development-server-troubleshooting.md`](./docs/development-server-troubleshooting.md)
- **CI/CD**: [`docs/ci-cd-guide.md`](./docs/ci-cd-guide.md)
- **セキュリティ**: [`docs/security-guide.md`](./docs/security-guide.md)
- **Admin API セットアップ**:
  [`docs/admin-api-setup-guide.md`](./docs/admin-api-setup-guide.md)
- **パフォーマンス**: [`docs/performance-guide.md`](./docs/performance-guide.md)
- **デプロイ**: [`docs/quick-deploy-guide.md`](./docs/quick-deploy-guide.md)
- **Google Analytics**: [`docs/analytics-guide.md`](./docs/analytics-guide.md)
- **Cloudflareメタデータ**:
  [`docs/cloudflare-metadata-guide.md`](./docs/cloudflare-metadata-guide.md)
- **Playwright E2Eベストプラクティス**:
  [`docs/playwright_e2e_best_practices.md`](./docs/playwright_e2e_best_practices.md)

## 🚨 絶対ルール（Auto-Compact耐性）

**このセクションは緊急時でも必ず確認し、Auto-Compactされても保持される重要なルールです**

### デプロイメント原則

#### ❌ **手動デプロイ禁止**

- `wrangler pages deploy`の直接実行は**絶対に禁止**
- 緊急時でも手動デプロイを使用してはならない
- 設定ミスによる障害拡大のリスクが極めて高い

#### ✅ **GitHub Actions必須**

- **唯一の正しいデプロイ方法**: mainブランチpush → 自動デプロイ
- ワークフロー: `.github/workflows/deploy-production.yml`
- 正しいディレクトリ:
  `.svelte-kit/cloudflare`（手動では`.svelte-kit/output/client`を誤用しがち）

#### ✅ **緊急時も自動化遵守**

- 慌てても確立されたプロセスに従う
- GitHub Actionsは実証済みの正しい設定
- 手動操作は必ず設定ミスを引き起こす

### 実証済み成功パターン

#### GitHub Actions自動デプロイ

`\``yaml
# deploy-production.yml の正しい設定
command: pages deploy .svelte-kit/cloudflare --project-name=elanare-frontend
`\``

#### 正常なデプロイフロー

1. コード変更 + コミット
2. mainブランチにpush
3. GitHub Actions自動実行
4. 自動ビルド → 自動テスト → 自動デプロイ
5. 成功確認

## ❌ 既知の失敗パターン（Auto-Compact保護）

### 2025年7月5日障害事例

1. **緊急時手動デプロイ** → 設定ミスで障害拡大（19分間ダウン）
2. **間違ったディレクトリ指定** →
   `.svelte-kit/output/client`使用でindex.html未生成
3. **自動化プロセス無視** → 実証済み手順の軽視
4. **技術的誤診断** → `fallback: 'spa'`問題として誤った修正実施

### よくある失敗要因

- 緊急時の焦りによる基本原則の軽視
- 既存の成功事例の調査不足
- 手動操作への安易な切り替え
- Auto-Compactによる過去の教訓消失

## 🚨 緊急時対応チェックリスト

サイトダウンなどの緊急事態発生時は、以下を**必ず**確認：

- [ ] **GitHub Actionsワークフローを確認したか？**
- [ ] **過去の成功事例（`.github/workflows/`）を調査したか？**
- [ ] **手動操作ではなく自動化を使用しているか？**
- [ ] **慌てずに確立されたプロセスに従っているか？**
- [ ] **この絶対ルールセクションを確認したか？**

### 緊急時の正しい対応順序

1. 現在の状況を冷静に分析
2. GitHub Actionsの過去成功事例を確認
3. 同じ方法（mainブランチpush）でデプロイ
4. 手動デプロイは**絶対に使用しない**

## ルール強化メカニズム

### Pre-commitフックでの保護

- 手動デプロイコマンドの検出・警告
- 重要な設定ファイル変更時の確認

### 定期的な確認

- このセクションの月次確認
- 障害事例の定期的な振り返り
- Auto-Compact対策として重要ルールの再確認

**このルールに従うことで、同種の障害は100%防止できます**

## 🚀 SEO/AIO/SNS 統合対応完了 (2025年7月実装)

### 実装完成機能

**全ページSEO対応**:

- ✅ **包括的メタデータ**: title, description, keywords, canonical URL
- ✅ **Open Graph対応**: Facebook, LinkedIn等のSNSシェア最適化
- ✅ **Twitter Card対応**: summary, summary_large_image形式
- ✅ **AI検索エンジン対応**: ChatGPT, Perplexity, Claude Web対応
- ✅ **構造化データ**: Article, Organization, FAQ, WebSite, Breadcrumb Schema

**AI最適化 (AIO) 機能**:

`\``typescript
// AI検索エンジン向けメタデータ例






`\``

**対象ページ**:

1. **ホームページ** (`/`): FAQ + Organization + WebSite Schema
2. **サービス紹介** (`/services`): Product + Organization Schema
3. **お問い合わせ** (`/contact`): Organization + Breadcrumb Schema
4. **FAQ** (`/faq`): FAQ + Organization Schema
5. **ブログ** (`/blog`): Organization + Breadcrumb Schema
6. **ブログ記事**: Article + Breadcrumb Schema (個別記事)

### 共通コンポーネント

**SEOMetadata.svelte**:

- 基本SEO要素、OGP、Twitter Cards
- AI検索エンジン対応メタデータ
- ボット許可設定 (GPTBot, PerplexityBot等)

**StructuredData.svelte**:

- JSON-LD形式の構造化データ
- Article, Organization, FAQ, WebSite, Breadcrumb対応
- 複数スキーマの統合生成

### 開発時の必須チェック項目

**新規ページ作成時**:

1. SEOMetadata コンポーネントの追加
2. StructuredData コンポーネントの追加 (適切なスキーマ選択)
3. Breadcrumb設定 (トップページ以外)
4. 画像にalt属性とOG画像の設定

**例 - 新規ページのテンプレート**:

`\``svelte







`\``

## 🔄 開発プロセス現代化 (2025年版)

### AI駆動開発の統合

**Claude Code を活用した効率的な開発フロー**:

- 複雑な問題は段階的に思考予算を増やして解決
- エラー解決時は根本原因の特定を優先
- リファクタリング時は十分な分析時間を確保
- 新機能実装前の設計段階で包括的な検討を実施

### コード品質保証の強化

**自動化とAI支援の組み合わせ**:

- Pre-commit hookとClaude Code分析の併用
- 型安全性とランタイム安全性の二重チェック
- テストカバレッジとロジック検証の統合
- セキュリティ脆弱性の事前検出