木曜日, 5月 22, 2025
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DeepWiki MCPサーバーが出たので試す


ついさっき OpenAI Responses API がMCPをサポートするようになったという発表があったのですが、そのときにしれっと公開されてました(前からあったならすみません)。

https://x.com/OpenAIDevs/status/1925210339836391875

https://x.com/OpenAIDevs/status/1925232865140515056

というわけで使ってみます。

設定方法

https://mcp.deepwiki.com/

SSE形式で提供されているようです。
SSEの場合は以下のように指定することで各クライアントアプリから利用できるはずです。

Claude Desktop

{
  "mcpServers": {
    "deepwiki": {
      "command": "npx",
      "args": [
        "mcp-remote",
        "https://mcp.deepwiki.com/sse"
      ]
    }
  }
}

Cursor

{
  "mcpServers": {
    "deepwiki": {
      "url": "https://mcp.deepwiki.com/sse"
    }
  }
}

Windsurf

{
  "mcpServers": {
    "deepwiki": {
      "serverUrl": "https://mcp.deepwiki.com/sse"
    }
  }
}

Cline

{
  "mcpServers": {
    "deepwiki": {
      "url": "https://mcp.deepwiki.com/sse",
      "disabled": false,
      "autoApprove": []
    }
  }
}

Mastra

const mcp = new MCPClient({
  servers: {
    deepwiki: {
      url: new URL("https://mcp.deepwiki.com/sse")
    }
  },
});

OpenAI Responses API

curl https://api.openai.com/v1/responses \
  -H "Content-Type: application/json" \
  -H "Authorization: Bearer $OPENAI_API_KEY" \
  -d '{
  "model": "gpt-4.1",
  "tools": [
    {
      "type": "mcp",
      "server_label": "deepwiki",
      "server_url": "https://mcp.deepwiki.com/mcp",
      "require_approval": "never"
    }
  ],
  "input": "What transport protocols does the 2025-03-26 version of the MCP spec (modelcontextprotocol/modelcontextprotocol) support?"
}'

試してみる

では、試してみましょう。自前のMastraアプリに組み込んでみることにします。
今回は私の開発しているAITuberKitについて質問してみます。

早速怒られました。そりゃリポジトリ名がわからないと何を見ればいいかわからないですよね。
GitMCPという類似のサービスでは、あらかじめリポジトリを指定したMCPサーバーを利用するので、それを使うときと同じ調子で聞いてしまいました。

https://gitmcp.io/tegnike/aituber-kit

リポジトリ名を伝えるとちゃんと回答してくれました。

ちなみに、下記のようの文言をシステムプロンプトに加えておくと、いちいちリポジトリ名を伝えなくても良しなに対応してくれるようになったので、すでに決まっているリポジトリを対象にする場合は効果的かもしれません。

## あなたが使用できるツール
- AITuberKitというキャラクターとAIでチャットできるリポジトリのドキュメントを参照することができます。
- AITuberKitのリポジトリ名は tegnike/aituber-kit-docs です。

使用する際の注意点

DeepWikiをMCPサーバーで利用する場合、あらかじめ対象のリポジトリをIndexしておく必要があります。
メジャーなリポジトリではすでにされていることが多いですが、あまり活用されていないリポジトリや個人リポジトリだと対応が必要です。

方法は簡単です。まずは該当リポジトリのDeepWikiのページにアクセスしましょう。
例えば以下のようなリポジトリがあった場合、ドメインのgithubの部分をdeepwikiに変更するだけです。

https://github.com/tegnike/aituber-list
  ↓
https://deepwiki.com/tegnike/aituber-list

すると以下のような画面が開くので、メールアドレスを入力して10数分ほど待つだけで完了します。

Index化が完了するとメールが届くので、その後にMCPサーバーで実際に動作するかを確認してみましょう。

GitMCPとの比較

先ほど紹介したGitMCPとDeepWikiを比較してみます。
簡単に試した限りでは、DeepWikiのほうが回答の精度は高いと感じましたが、その分処理速度はやや遅めでした。

おそらくこれは、利用できる検索ツールの違いによるものと思われます。
GitMCPはコードに対してテキスト検索を行い、DeepWikiはインデックス化されたデータをベクトル検索しているのではないかと推測しています。

GitMCP

  • xxx_fetch_xxx_documentation: GitHubリポジトリ xxx/xxx からドキュメント全体を取得する。
  • xxx_search_xxx_documentation: xxx/xxx の取得済みドキュメント内を意味検索する。
  • xxx_search_xxx_code: GitHubリポジトリ xxx/xxx 内のコードを検索する(完全一致)。
  • xxx_fetch_generic_url_content: 任意の絶対URLからコンテンツを取得する(robots.txt準拠)。

DeepWiki

  • read_wiki_structure: 指定のリポジトリからドキュメントテーマの一覧を取得する。
  • read_wiki_contents: 指定のリポジトリのドキュメントを読む。
  • ask_question: 指定のリポジトリについて質問する。



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