Databricksワークフローの新たなPower BIタスクを試す #PowerBI - Qiita

こちらで発表された、ワークフローの新たなタスクタイプであるPower BIを試します。

こちらに書いたように、これまでも手動でDeltaテーブルをPower BIに公開することは可能でした。

今回、この機能がワークフローに組み込まれたので、色々な処理の結果できたDeltaテーブルを自動でPower BIに公開することが可能になります。

マニュアルはこちらです。

前提として、Power BI(Fabric)のワークスペースがセットアップされているものとします。

まずは、Power BIへの接続オブジェクトを作成します。

カタログエクスプローラから接続にアクセスし、新規に接続を作成します。認証タイプはPATかOAuthを選択できます。

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こちらの手順にしたがって、今回はテナントにcommonを指定します。

Screenshot 2025-04-02 at 13.06.23.png

OAuthの認証が求められるので、承認します。

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これで接続オブジェクトが作成されました。

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タスクの種類でPower BIが選択できるようになっています。

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上で作成した接続オブジェクト、公開先のPower BIワークスペース、セマンティックモデル、クエリーモード、Databricksから更新するテーブル(やスキーマ)や認証方法を選択します。詳細はこちらをご覧ください。

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今回公開するテーブルは以下のようなリレーションを持っています。

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タスクを保存してジョブを実行します。問題なければ成功するはずです。

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Power BIにアクセスすると、上で指定したセマンティックモデルが作成されています。

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Databricksにおけるリレーションシップが保持されています。

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データにもアクセスできます。今回はDirectQueryモードなので、Databricksに参照しにいく形ですね。

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Power BI側でデータソースの資格情報がないというメッセージが出る場合には、Manage connections and gatwaysから接続情報にアクセスして、認証方法を指定してください。

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当然レポートも作れます。

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今回はDirectQueryモードでしたが、ImportモードにしてPower BI側にデータをキャッシュする場合には、定期的なDatabricksジョブの実行でPower BI側のデータを更新するといったことも可能です。ご活用ください!

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