Cursor Meetup Tokyo
2025 年 6 月 6 日に AIAU(AI エージェントユーザー会)主催のもと Cursor Meetup Tokyo を開催してきました 🎊
CursorMeetup 自体は世界各地で行われています。その名の通りですが、Cursor コミュニティが主催する Meetup です、今回は CursorAmbassador の@kinopee_aiさんが AIAU の立ち上げ人ということもあり AIAU 主催で開催となりました!
またステッカーや T シャツを Cursor がサポートしてくれて色々送ってもらったり作ったりできました!
AIAU
AIAU とはAI Code Agents 祭りのあと@kinopee_aiさんの呼びかけで発足したユーザー会です。AI に関する知見の共有がコミュニティ主導でできるといいよねという想いの下、志高い仲間ともに運営しています。
普段は Discord でコミュニケーションを取っており、AI 仲間を求めてたり知見を求めてる方が参加しています。興味のある方はぜひ参加してみてください。(QR ですがリンクになってます。)
Cursor
もはや言わずもがなという気がしますが Cursor は AI を搭載した IDE でその用途は今やエンジニアにとどまらず PM、PdM などのマネジメント側の方やライティングなどの方面でも活用をされているエディタです。記念すべき v1.0.0 が最近リリースされました。
開会式
さて受付を初めましたが、Conpass がオンライン配信の URL も参加者への公開として運用しようとしていたため Conpass へのアクセスが集中してサーバーを落としてしまいました…😱 運営としてもイレギュラーでしたので柔軟に対応したつもりですが、今後の反省ですね。以下ポストも拡散いただいた皆様本当にありがとうございました!
会場紹介
今回会場を株式会社メルカリにご提供いただきました。当初もっと小さい規模で行う予定でしたが、Youtube 配信から現地での設営含め今回オンライン含め述べ 6000 人規模の開催となったのはひとえにメルカリが共催となって協力していただけたからです。メルカリ社員の方々と運営含め 100 人ほどが動いていたということでした。AIAU のコアスタッフ 12 名だったので本当にありがたいですね。今回に限らずですが、技術イベントに会場提供いただける会社様には毎度のこと感謝ですね。
LT
ノンエンジニアの Cursor 活用術。Cursor で人生が変わった話
Cursor が一人の人生を変えるという壮大な内容でしたね!やはり AI は現代において多大な影響があることはわかりきっているのですが体験をして実際に話を聞くとすごいなぁと思いました。また自分自身普段エンジニアの方の AI についてのお話は伺うことが多いのですが、PM 視点の話はなかなか聞く機会がなかったので新鮮でした!
ゲノミクスと Cursor:進化と制約のあいだ
なかなか普段聞かない分野の話で非常に面白かったです!データサイエンスの範囲だと Python、R のイメージはありましたが、Shell 芸も多用するということで Shell 芸人という点は笑ってしまいました 🤣 やはり懸念になる点は LLM という観点で共通であるためか分野が違えど AI 活用という点で共通する部分は多いんだなぁと思いました!
Cursor 15 分クッキング 🍳 Vibe Coding 入門
なる先生の Vibe Coding をライブで行う予定でしたが会場のネットトラブルのせいで思ったようにはいかなかったですが、軽快な会話で繋いでもらいました 😭
本当は Vibe Coding で 10 個くらいアプリを作る予定ということだったのですが、本当に残念ですね。運営としてお呼びしているにもかかわらず気持ちよく話せる環境を作ることができなかったという点は猛省しなければと痛感しました…。本当に申し訳ない限りですが、どこかでまたご招待させていただくのでぜひリベンジいただければ嬉しいなと思います 🙇♂️
セキュリティ SaaS 企業が実践する Cursor 運用ルールと知見
まずはセキュリティ SaaS ということで名だたる大企業に導入されているということでしたが、エンジニア 15 名で開発しているという話に驚きです。それは Cursor の助けも必要になるのも納得でした。LT の内容もみんなが気にしているセキュリティ観点の顧客情報を入力しないであったり、これがだめ、あれがだめというなんとなく個々の倫理観で守られているなにかについて深堀るものでした。技術的リスクも社会的法的リスクも考えさせられるものがあるなと思い非常に勉強になりました。ぜひ見れなかった方は資料やアーカイブを見てみてください。
Cursor を導入だけじゃなく活用までメルカリ 2000 人展開のリアル
メルカリグループで総勢 2000 名超えということで改めて規模の大きさを実感しました。そんなメルカリでの Cursor の利用状況のリアルがわかるないようでした。また MCP サーバーも利用可能なものがセキュリティチームがリスとしていたり、課題チケットにアクセスするためなどにメルカリ内製 MCP サーバーの量に驚きです。さすがの規模感という感じですね。今回は二人体制 LT ということもあり、Developers Summit 2025 Summer でも「Vibe Coding の幻想を超えてー生成 AI を現場で使えるようにするまでの泥臭い話」というタイトルでまた面白い話が聞けるみたいです!行くかないですね 👍️
LLM Week の取り組み -組織全体で AI Native になるには-
さて次は AI Native になるにはという強制的 LLM を使ってコーディングを行う PCP LLM WEEK を開催したというお話。個人的にはメルカリと言ったらもうあのメルカリですかという感じですが、メルカリでも同じような悩みを抱えてたんだなぁというのはなんだ意外です。ただ実施した施策も飛び抜けていて1週間人の手でコードを書くのを禁止して LLM や Cursor を使ってコードを書くというものでした。やはり強制的に AI を活用したコーディングを実施するのが効果的ということでした。社員全員が AI と真摯に向き合う期間になったという点は非常に参考になりました!
大手企業の AI ツール導入の壁を越えて:サイバーエージェントの Cursor 活用戦略
AI ツールの導入について CyberAgent の話が聞けるのは貴重ですね!エンジニア 3000 人ということで驚きです。またすごいなと思ったのがエンジニア職以外のレイヤーの社員も含めて全社導入することで全社的な AI 導入が進むというのはやっぱりそうなのかぁと思い直しました。エンジニアに普及するのにも苦労しているのでそれがエンジニア以外もとなると中々道のりは長いなぁと思っています。「外部イベントの開催は、最強の社内営業」というのは本当に金言だなって思いました!(間接的には自分が今回のイベント運営をしているのもそれに当たるのかな)
Cursor チームから日本のユーザへのメッセージ
Cursor チームより@ryolu_さんと@mntruellさんからビデオメッセージです!@ryolu_さんからは英語かと思ったら日本語で始まってびっくり…これも AI を使ってやってるんでしょうが、日本のコミュニティのために面白い試みで日本語ビデオメッセージにしてくれたのは本当に嬉しいですね!
Cursor を開発している Anysphere の CEO である@mntruellさんからもメッセージをいただけました!中々表に出てくる方ではないらしく日本のコミュニティも大切に思ってもらえてますね!
きのぴーさんが Anysphere に突撃した際は Cursor の売上はアメリカ、中国、インド、日本の順で 4 位だったようです、Cursor チームからしても日本ってそんなに売上あったんだという感じだったらしいです!それがなんと今は 3 位になった?らしいという…日本も負けてませんね!
また Cursor Ambassador に@kinopee_aiさんがなられましたね!自分も密かに狙っているのでどんどん発信してイベント開催していければと思います!
懇親会
懇親会もプロ乾杯ヤーの@jollyjoesterさんの音頭で最高の乾杯をして始まりました!みんな Cursor の活用方法や社内導入、 AI の活用についてとんでもない熱量で交流が進みました!今後もこの Cursor Meetup Tokyo や AIAU のイベントを皮切りにコミュニティでの交流や知見の交換で AI 活用が日本全体で進むといいなと思いました!
まとめ
大盛況で終えた Cursor Meetup Tokyo でした!Connpass のサーバーを落としてしまったり、会場でネットワークトラブルがあったりと反省するべき点も多かったとは思いますが、まずは盛り上がっていて非常にいいコミュニティイベントにできたんじゃないかなと思います!
今回の Cursor Meetup という括りだけでいうとオンライン含め動員数 6000 名超えの大イベントでした!Cursor チームにもしっかりアピールできたかと思います!
今後も関西での Cursor Meetup も企画していこうと思いますので@asahiXXXXXXXXXをフォローして AIAU の Discord に参加して続報をお待ち下さい!
最高の CursorMeetup になりました!参加していただいた皆様、運営を手伝っていただいた方々、共催のメルカリ様本当にありがとうございました!
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