CTCSP、クラウド型業務管理プラットフォーム「Smartsheet」を販売　企業の業務管理を包括的に支援 – クラウド Watch

　CTCエスピー株式会社（以下、CTCSP）は24日、米Smartsheetのクラウド型業務管理プラットフォーム「Smartsheet」を販売開始すると発表した。

　「Smartsheet」は、生成AIを活用し、工場や建設現場における工程管理をはじめとした業務プロセスの可視化、プロジェクト管理を支援するクラウド型の業務管理プラットフォーム。表計算形式で直観的に操作できるインターフェイス、さまざまなテンプレートや複数のグラフを表示するダッシュボード、作業進捗の入力フォーム、コメント機能などを備えている。

　これらの機能を利用することで、従来は異なる部門や事業者が関わる業務やプロジェクトごとに、それぞれ個別に利用していた課題管理や表計算などのツールを集約可能。リアルタイムでの進捗管理や情報共有がスムーズに行えるようになることから、チーム全体の生産性向上が期待できるという。

　また生成AIも搭載しており、プロンプトを入力することで、データの集計、グラフの作成、ステータスごとのタスクの洗い出しなどの作業を省力化できるとした。

　なおサービスは、プロジェクト管理やタスク追跡、ガントチャート作成などの基本機能に特化した標準機能「コアアプリ」と、ダッシュボードの高度なカスタマイズや複雑なワークフローの自動化、分析機能など6種類の拡張機能「プレミアアプリ」を組み合わせて提供されており、利用企業は目的に応じた柔軟な利用が可能としている。

　CTCSPは、オンラインコミュニケーションやITデバイスの統合管理など、多くのSaaSを提供してきたこれまでの経験を生かし、Smartsheetの要件定義・設計・構築、ほかのSaaSとの連携、運用支援サービスを提供し、企業の業務管理を包括的にサポートするとのことで、主に製造業、建設業、小売業のDX推進部門を中心に展開し、3年間で5億円の売上を目指す考えだ。