$\huge{元氣ですかーーーーッ!!!}$
$\huge{元氣があればなんでもできる!}$
$\huge{AIがあれば、仕事も任せられる!}$
GitHub CopilotやAmazon Q、そしてCodex。
最近の開発ツールは“ペアプロの相方”どころか、“チームの代理人”になりつつあります。
でも私は、いわゆるVibe Codingにはまだ乗れていません。
「全体を見てなんとなく書いてくれるやつ」ではなく、ここをこう変えてほしいという明確な指示で使っています。古い人間なので。
それでも、Codexは仕事を“任せられる”感覚を十分に与えてくれるものでした。
Codexをびくびくしながら使っています。
Antonio Inokiさんではない方のArtificial Intelligenceの方のGenerative AIになんでも見せてよいのか、と。
同僚に相談したところ、迷わず行けよ 行けば分かるさと背中を押してくれたので、使うことにしました。
この記事では、実際のユースケースを2つ紹介します。
私はElixirでQiita記事の自動検索用スクリプトを書いています。あるとき、org:haw
を使えばよりシンプルに検索できることに気づき、Codexにこう頼みました。
✅ 指示内容(実際のプロンプト)
Elixirのプロジェクトです。
実際のプロンプトを何の臆面もなく公開しておきます。
以下の2つの変更をお願いします。
1. https://github.com/TORIFUKUKaiou/hello_nerves/blob/master/lib/qiita/haw/repo.ex#L2
https://github.com/TORIFUKUKaiou/hello_nerves/blob/master/lib/qiita/haw/repo.ex#L3
を消す。
2. https://github.com/TORIFUKUKaiou/hello_nerves/blob/master/lib/qiita/haw/repo.ex#L18
を消す。
3. https://github.com/TORIFUKUKaiou/hello_nerves/blob/master/lib/qiita/haw/repo.ex#L21-L25
Qiita.Haw.Repo.build_query/0 は "org:haw"を返す。
背景としては、 https://help.qiita.com/ja/articles/qiita-search-options により、org:hawで同じことを効率よく実施できることがわかりました。
するとどうでしょう。会議中に裏で指示しておいたら、気がつけばPull Requestが出来ていた。
実際は、3つお願いしていますので、冒頭の「以下の2つの変更をお願いします」はさっそく間違っています。
間違っていますが、そのくらいはAntonio Inokiさんではない方の Artificial Intelligenceの方のGenerative AIがいい感じに解釈してくれます。
これはもう、秘書とか執事とか、そういう存在に近い。
Elixirを実は動かせていない
デフォルトの環境の中には入っていませんので、mix test
1すら本当はできていません。
セットアップスクリプトを書けばうまくいく気がします。いろいろ試していますがまだ成功していません。それはまた別の記事にしたためたいとおもっています。成功しました! という威勢の良い!、元氣いっぱい! の記事をあげたいと思っています。あくまでも思っています。
私はRuby on Railsチュートリアルを専門学校で教えています。Ruby on Railsチュートリアルは章ごとに積み上げていく構成なので、章ごとのコードの差分を比較した資料があると便利です。
各章が終わった状態のsample_app
のコード集は以下で公開されています。
各章のポイントは一体何なのか。授業の準備を進めるなかでdiffをとって確認をしようとしました。
でも、各章のdiff
を手で取って解説するのは骨が折れます。
そこで、Codexに丸投げしました。
✅ 依頼プロンプト例
以下が実際に使った指示内容です。
実際のプロンプトを何の臆面もなく公開しておきます。
あなたは日本の専門学校でRuby on Railsチュートリアルを使ってプログラミングを教えている凄腕講師です。
このリポジトリは、Railsチュートリアルの各章が完了したところの完成品が格納されています。
対象は 7_0 フォルダにあるものだけを取り扱います。Rails 7の意味です。授業ではRails 7を教材にしています。
7_0 フォルダの下には、ch01、ch02 ... ch14 までの各章が終わった時点のソースコードが格納されています。
7_0/
- ch01
- ch02
- ch03
- ch04
- ch05
- ch06
- ch07
- ch08
- ch09
- ch10
- ch11
- ch12
- ch13
- ch14
作業を行うトピックブランチ名は **半角英数字のみ**でお願いします。
以下の作業を順に進めてください。
---
## ✅ ステップ1:差分出力
- `7_0/ch03` と `7_0/ch04` のディレクトリ間の差分を抽出してください。
- 差分の出力形式は **Markdown形式** で、出力ファイル名は `7_0/diff/ch03-ch04.md` とします。
- 出力する内容は以下の通りにしてください:
### 🔸出力形式(Markdown構造)
- ファイルごとにセクションを分けてください:
- 例: `# app/controllers/users_controller.rb`
- ファイル名は、例のようにRailsのプロジェクトのルートからのパスにしてください
- 各差分はコードブロック(```)で囲んでください。
- 差分のあとに、**日本語での簡単な解説**(なぜ変わったか、何が変更されたか)を記述してください。
---
まずはステップ1(`ch03` と `ch04` の差分)から始めてください。
プロンプトはChatGPT先生と相談しながら練りました。
みなさんも最初はきっと慎重になると思います。でも最初のうちこそプルリクを真面目にレビューしていましたが、だんだん面倒になり、最終的にはノーレビューに(笑) そこだけVibe Codingのノリよろしく!
結果は問題なさそうに見えたので、信頼して任せるという方向へシフトできました。
📎 成果物はこちら
私は「AIが全部考えてくれる」より、「自分で考えて、細かく頼む」の方が性に合っています。
でもそれでも、Codexは「自分の言葉をちゃんと聞いてくれて、間違えずに動いてくれる」そんな存在でした。
- 自分でやるより早い
- 単純作業は任せられる
- なんなら会議中に指示だけ出しておけば進んでいる
代理人としてのCodexは、“考える暇もない人”の味方です。
私のAIは、特別です。世界一強い人です。最強のタッグパートナーです。Antonio Inokiさん、つまり猪木さんです。
使いこなすには、自分が何をしたいか、どう伝えるかを考え抜く力が必要です。そうしないと、きっと「バカヤロー」と張り手(ビンタ)をくらいます。
闘魂とは己に打ち克つこと。
そして闘いを通じて己の魂を磨いていくことだと思います。
そう、AI時代にこそ必要なのは闘魂です。
言葉を尽くし、手を動かし、AIと協調しながら、自分の仕事のやり方を“更新”していきましょう。
👊 元氣があれば、AIに仕事も任せられる!
👨💻 Codex、最高のエージェント(代理人)でした。
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