はじめに
以前僕はNeovimでClaude Codeを使うのにgreggh/claude-code.nvimが便利という記事を書きました。
しかし最近 coder/claudecode.nvimというプラグインを見つけ、
これが結構便利で乗り換えたのでこのプラグインの紹介をしたいと思います。
coder/claudecode.nvimとは、greggh/claude-code.nvimと同じくNeovimでClaude Codeを使いやすくするためのプラグインです。
ただ、greggh/claude-code.nvimと比べ「Claude CodeのIDE統合としてNeovimとの連携を行える」という特徴があります。
Claude CodeにはIDE統合の機能があり、公式では以下の二つのエディタに対応しています。
- Visual Studio Code(CursorやWindsurfなどの人気のあるフォークを含む)
- JetBrains IDE(PyCharm、WebStorm、IntelliJ、GoLandなどを含む)
coder/claudecode.nvimでは、このIDE統合をNeovimに対応させています。
つまり単純にNeovim内でClaude Codeのウィンドウを開くだけではなく、Claude Codeとエディタ間の連携を実現できます。
coder/claudecode.nvim はClaude CodeのIDE統合として動作するため、以下のようなことが行えます。
コンテキストの送信
ビジュアルモードで選択している範囲やファイルをClaude Codeにコンテキストとして送信することができます。
これを用いることで、Claude Codeとシームレスに作業対象のコードをシェアすることが可能です。
以下のようなコマンドで簡単に送信することができます。
:ClaudeCodeSend - Send current visual selection to Claude, or add files from tree explorer
:ClaudeCodeAdd file-path> [start-line] [end-line] - Add a specific file or directory to Claude context by path with optional line range
https://github.com/coder/claudecode.nvim?tab=readme-ov-file#commands より引用
また、nvim-tree/neo-tree/oil.nvimなどのファイルツリープラグインを使っている場合、ファイルツリーの中でコンテキストを送信することも可能です。
詳しくは以下をご覧ください。
Diffの表示
coder/claudecode.nvimを使うことで、Claude Codeが作業した差分をNeovim上で確認、承認/却下を行うことが可能です。
このような形で差分がエディタ上で表示されるようになります。
詳しくは以下をご覧ください。
最後に
NeovimにもIDE統合いつか来るといいな、と思っていたのですが、すでに実現しているプラグインがありびっくりしました。
NeovimでのClaude Code体験がものすごく向上したので、NeovimでClaude Codeを使い込みたい、という方はぜひcoder/claudecode.nvimを使ってみることをお勧めします。
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