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概要
この記事は、新たに注目されているAIチャットシステム「Claude4」についての感想や評価を述べています。筆者はClaude4を使って自らの小説のプロットを生成した経験を共有し、その結果や他のAIとの比較を通じてClaude4の特性と進化を考察しています。
要約(箇条書き)
- Claude4は最近注目されているAIチャットシステム。
- 知名度のあるAI(GPTやGemini)についても言及。
- Claude4を使って自らの小説プロットを生成した結果、異世界モノのストーリーが展開された。
- GPTやGeminiと比較して、Claude4は整合性が高く、突発的な要素が少ない。
- 符号の変換が得意で、物語の小さな要素を大きく発展させる能力がある。
- GPTは大規模な展開を狙い、場面移動によって臨場感を高めるが、独創性に欠けることがある。
- AIが成長し続ければ、今後5年以内に人間を超える作品を生み出す可能性があるとの見解。
それで最近Claude4というチャットのおすすめが増えてきたのでちょっと触ってみた。
https://claude.ai/referral/GsrepFjMNA
私の書きかけの小説を試しに流してみたところ、終章までプロットを書き出してくれた。ざっくりいうと異世界転生ではなく異世界が現実に異物としてやってくる異世界ものだ。
元勇者なんたら帰還シリーズや、世界にダンジョンが現れた系の系譜の話。
それのむか~し書いた草案をAIにプロット作成してもらう。
まあ、それで見ると出来がいいと言えば出来がいい。
GPTのO3とGeminiにも書かせるが、大抵は異世界に戻ろうとする。
Claude4も異世界からやってきた少女と共に異世界に戻ろうとするのだが、私はそんなものは面白いと思わないのでやめてくれというと、魔王を東京に登場させた。
Gptなどは異世界から特殊捜査魔法使いがやってくるという内容だった。
どれも及第点とは言い難いが1年前と比べると格段にマシなことを言い始めた印象。
Claude4はGptと比較して性能差2割増しというだけあって話の整合性が高く感じた。
特に突然要素が切り替わる印象が薄く、例えばD級冒険者の少女の持っていた杖が実は世界樹の何たらなどといった小さな視点から大きく展開するのがうまい。
隠された真実を推論する力もある程度あると言える。
一方でGPTは物語を大規模に展開し、場面を大きく切り替えることで面白さ臨場感を出そうとしている。
進撃の巨人に見られるような突然巨人が襲ってくるというところを参考にしているのかしらないが、筆者が予め設定したミニマムスケールを拡大して、世界規模にし物語を展開しようとするのでやや独創性に欠けるものの、世界観が強く動かされる印象。
もう少し面白い展開が期待できると小説家もいらなくなりそうだ。
このままの成長速度だと向こう5年で恐らく私たちを超える作品を書けるくらいにはAIが進化しそうではある。
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