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Claude CodeをGUI で操作できるアプリClaudiaを紹介します


Claudia とは?

ClaudiaはAnthropicのCLIツールClaude CodeをGUIで操作できるデスクトップアプリです。

https://claudiacode.com/

https://github.com/getAsterisk/claudia

なぜClaudia?

ターミナルからClaude Codeを操作する時、日本語入力がやりづらいなと感じたり、claude -pみたいなコマンド毎回打って入力しないといけなかったり、そもそも視認性悪いのが地味にストレスでした。Claudiaを使うとこうした細かいストレスが消えます。

Projects画面でセッションを一覧できるので複数のタスクを行ったり来たりでき、タイムラインを見れば議論の分岐点が一目でわかります。CLI の軽さと GUI の視認性を両立している点が、個人的に最も刺さった理由です。

Claudiaの使い方

アプリは出ていますが、私がインストールしたときは、動作が不安定で使えなかったので、ソースからビルドして動かすのが確実だと思います。

前提

Claudiaを動かすためには以下のソフトウェアがインストールされている必要があります。

  • Rust (1.70.0以降のバージョン)
# Install via rustup
curl --proto '=https' --tlsv1.2 -sSf https://sh.rustup.rs | sh
  • Bun (最新バージョン)
# Install Bun
curl -fsSL https://bun.sh/install | bash

https://docs.anthropic.com/ja/docs/claude-code/setup

でClaude Codeの簡単なセットアップを行なってください。

インストール方法

  1. リポジトリのクローンをしてディレクトリ移動してください
git clone https://github.com/getAsterisk/claudia.git
cd claudia
  1. 必要なライブラリのインストール
  1. アプリケーションのビルド
ローカルでアプリをカスタマイズしたいなら
bun run tauri dev

# 本番アプリケーションとして動かす場合 (基本こっちで問題ないと思います)
bun run tauri build

これでClaudiaのアプリを起動し、こちらの画面が表示されていればOKです。

アプリは~/.claudeディレクトリを自動で検出してClaude Codeのプロジェクト情報や設定が自動で反映されます。

Claudiaを使って実装してみる

アプリがどういうものか理解するには実際に触ってみるのが良いと思いますので、

私のブログサイトに検索機能をつけてみます。

まず、WelcomeページからCC Projectsを押下し、Claudeでセッションを作成したプロジェクト一覧が表示されます。

各プロジェクトを押下すれば過去のセッションの履歴を確認することもできたり、そこからセッションを再開することももちろん可能です。

今回は新しく検索機能を追加したいのでプロジェクト一覧に戻り、New Claude Code Sessionを押下します。

Project Directoryでフォルダボタンを押下し、Claude Codeを利用したいフォルダを選択してください。

あとはプロンプトを入力してClaude Codeにタスクをお願いするだけです。ドラッグ&ドロップで簡単に画像を添付することができたり、モデルや🧠?のアイコンを押下すれば思考の深さも変更できます。もちろんスラッシュコマンドも入力できます。

まだ実験的ですが、Session Timelineというセッションにバージョン管理の概念を持つ機能があります。これはチェックポイントを作成することでゲームのセーブポイントのようにセッションの任意時点に戻ることができます。正直こちらは安定して動かないので今後に期待です。

初回の出来はあまり良くなかったので、何回か指摘したところこのような形で検索機能を実装してくれました。指示出したら後は勝手に実装してくれて楽ですね。

実装で利用しなかった便利機能

Claudiaは他にも便利機能があります。

Usage Dashboard

モデル別のトークン消費量と換算コストをリアルタイムにグラフで可視化できます。プロジェクト単位でも集計できるので、どの開発タスクがコストを押し上げているか一目瞭然です。

MCP Server 管理

Model Context Protocol (MCP) Server を GUI から追加・編集・接続テストできます。

カスタムエージェント(CC Agents)

GUI だけでシステムプロンプト、モデル、権限を設定し、テンプレート化したエージェントを登録できます。頻出タスクごとに専用エージェントを用意しておけば、作業の立ち上げが圧倒的に速くなります。

CLAUDE.md エディタ

アプリ右上のCLAUDE.mdはグローバル共通のCLAUDE.mdであり、全プロジェクト共通の設定を簡単に変更することができます。

設定

カスタムのスラッシュコマンドを設定したり、~/.claude/settings.jsonの内容をGUI上で設定したりすることができます。

まとめ

Claudiaは「CLIは面倒、でもClaude Codeの強力さを活かしたい」という開発者のニーズにハマるGUIフロントエンドです。チェックポイントやUsage Dashboardなどの独自機能も豊富です。まだ動作が不安定なところもあったりしますが、Claude Codeを普通に使う分には特に問題ないと思います。ぜひ、皆さんも使ってみてください。



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