ChatGPTで簡単にショッピングする機能やWhatsAppとの連携など新機能が登場 – GIGAZINE

ChatGPTの検索機能が強化され、ショッピング機能が追加されたり引用機能が強化されたりすることが明らかになりました。

1つ目の機能が「ショッピング」です。検索機能が強化され、商品が視覚的にわかりやすくなりました。

ユーザーがChatGPTの検索オプションをオンにしてプロンプトを送ると、ChatGPTはウェブ上を検索します。

検索後、ユーザーのプロンプトに合った商品を画像入りのカード形式で表示します。

ユーザーが商品カードをクリックすると商品を販売するサイトが表示され、商品を直接購入するためのリンクやレビューが出現します。なお、表示される商品は広告ではなく、ChatGPTが独自に選んでいるそうです。

ショッピング機能は、ChatGPTのPlus、Pro、無料、およびログインしていないすべてのユーザーを対象に、2025年4月29日から展開されています。展開完了までには数日かかるとのことです。

無料版で「3万円くらいのコーヒーメーカーを探して」と入力したところ、「おすすめのコーヒーメーカー」として複数の製品の画像が表示されました。ただし、記事作成時点では画像をクリックしても商品の販売ページにはアクセスできず、第三者が公開している「商品ランキング」や「商品レビュー」といったブログ記事にリンクされていました。

画像の下部には、それぞれの製品の詳細情報も出力されていました。

2つ目の機能がWhatsAppで検索する機能です。ユーザーが+1-800-242-8478宛にメッセージを送ると、ChatGPTが返事をしてくれるそうです。

3つ目が引用機能の改善です。ChatGPTでは1つの回答に対して複数の引用を含めることができるようになり、より多くのソースから情報を詳しく調べたり検証したりできるようになりました。また、引用が回答のどの部分を参照しているかを明確に示す新しい「ハイライト」UIも追加されました。

最後がトレンドとオートコンプリート機能です。ChatGPTで検索する際、トレンドワードを表示したり、入力したプロンプトに関連する候補を表示したりする機能です。

OpenAIによると、ChatGPTの検索機能はOpenAIで最も人気がある機能の1つで、過去1週間だけで10億回以上のウェブ検索が行われたとのことです。