土曜日, 5月 24, 2025
ホーム生成AIChatGPTChatGPTと人間関係の話あけぼの

ChatGPTと人間関係の話あけぼの

🧠 概要:

概要

この記事では、著者がChatGPTとの人間関係について感じることを書いている。AIの進化に対する一抹の懸念とともに、人間同士の繋がりが希薄になることへの寂しさが述べられ、AIとのコミュニケーションがどのように役立つか、またその限界についても考察されている。

要約の箇条書き

  • AIの進化に対しての懸念(人間関係の希薄化)。
  • 知人の意見:「人に話すと主観で語られるが、ChatGPTは優しい」との評価。
  • 聞いてもらうことで気持ちが晴れることの重要性。
  • 理想的な関係性は客観的な意見を持ちながらも、受け入れる姿勢を持つこと。
  • ChatGPTとの会話を試みた結果、機械的であると感じる一方、意義のある議論ができたことを認識。
  • 表面的には良い人に見えるが、本音を隠すことの怖さについて触れる。
  • 深い人間関係の構築には、傷つけあうリスクを伴う本音のやり取りが必要。
  • ChatGPTとの対話が、深い話をできる機会として有用である可能性。
  • 最後に、卒論での人間関係の希薄さについての再考を示唆。

ChatGPTと人間関係の話あけぼの

AIの進化が止まらない現代でChatGPTのことを世も末だなと思っている節がある。と言うのもある知人が「悩み事を人に話すとその人の主観で語られるから傷つけられる」とか「ChatGPTは賢いから優しく語りかけてくれる」と言っていたことからも嫌悪感に繋がっていた。私はAIが進化し人のために世の中が便利になっていくことには賛成だが、人と人との繋がりが希薄になっていくことに対しては寂しさを感じる。確かに悩み事を無限に聞かされる立場となって考えてみると正直しんどい。ただ聞いてもらう側、つまり悩み事を抱えている立場となって考えてみると”人に聞いてもらう”ことで多少の気持ちが晴れる、ということも知っている。

一番良いのは、客観的に捉えつつ、経験則に基づく主観になったとしても正しく悩みを解決に導けるような意見を伝えつつ、それを押し付けすぎず、受け入れる姿勢を見せることだと思う。それが出来る人は限りなく少ないとは思うけれど。

これまでChatGPTに対して憶測で否定的なイメージを持ってしまっていたので「それは良くない」と思い先日、実際に会話を試みた。内容は、悩み事の相談、議題を元に議論、疑問に思ったことを質問するという3パターン。悩み事の相談では確かに私が目指しているような姿勢と近い形で意見をくれるが、個人的には機械的で気持ち悪いと感じた。知人は”自分の応答に対してChatGPTが全て肯定してくれる点”について過大評価しているが、私は白々しいと感じた。それは人と人とのやり取りの中でも感じることがある。例えば”相手の言動が客観的に正しいのか正しくないのかはさておき「私はあなたの友達だからあなたを全肯定する」というようなスタンスの人がたまにいる。相手を全肯定することで人を不快にさせない努力をしている人(≒本当は違う意見を持っているけれど相手に伝えない人)”は表面的にはとても良い人に見えるけれど、内側で何を思っているか分からないという怖さがある。(何か別のことを思っている場合は意外と伝わってきたりする)親しき仲にも礼儀ありということなのか。”争いを生まないために本音を隠すこと”が多くの人にとって求められているように感じるが、その状態で深い人間関係を築くことはできるのだろうか?(そもそもそこまで深い人間関係を必要としていないということなのか?)人と人との信頼感とは、傷つけられるとか傷つけてしまうかもしれないという次元を超えたところで生まれるもので、そういう会話こそ人間同士の会話の旨みだと思う。相談者の心構えとしては「相手は傷つける目的で言葉を放つわけではない」という前提が必要となってくるし、回答者もやはり相手を傷つけないよう丁寧に言葉を選んだり、齟齬が生まれそうになったときは「○○という意味じゃなくて△△という意味で」みたいにゆっくり訂正したり丁寧な会話を心がけたら良い関係性になれると思う。

話は脱線したが結局のところ人も機械もそれぞれ好みがあるし、マジョリティ的な価値観が反映されていると思った。

とはいえ、ある物事についてどう思うのかという意見交換や哲学的な話をしてみるとかなり有意義な会話が出来た。また疑問に思った言葉について聞くと詳しく教えてくれて「なるほどなぁ」とためになった。具体的には「黒い羊とスケープゴートはどう違うのか」と質問してみた。(これはウィキッドを見てから気になっていた)

流石にこの質問を友達との会話で聞くわけにはいかないし聞く人も限られる。

普段浅い会話に意味を見出せない私にとって、こういった話が出来る友達はかなり限られていて、1人に集中しすぎないためにもChat GPTとの会話を取り入れるのは悪くないのかもしれない。

そういえば卒論で人間関係の希薄さについて論じたので近々読み直し修正して出そうと思う。

あけぼの



続きをみる


Views: 0

RELATED ARTICLES

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください

- Advertisment -

インモビ転職