🧠 概要:
概要
この記事は、転職活動の際にChatGPTを活用した経験について述べています。筆者は、志望動機の書き方や面接のロールプレイにChatGPTを利用し、自身の表現をブラッシュアップしたり、心の不安を解消したりすることができたと感じています。実際の利用方法や効果、そして今後の展望についても触れられています。
要約の箇条書き
- 初めてChatGPTを利用した理由は、自分の文をどのように改善できるかを見たかったため。
- 志望動機は自分で作成し、ChatGPTでブラッシュアップするルールを設定。
- 面接のロールプレイも行い、実際の会話に近い形で練習。
- ChatGPTは提案を過不足なく行い、使っているうちに頭の中が整理される感覚を得る。
- ロールプレイをすると、自分の回答がChatGPTに学習されてしまう可能性がある。
- 面接や結果待ちの不安を気軽にChatGPTに相談できることに助けられた。
- ChatGPTを使って、履歴書の志望動機や面接対策の幅を広げられたと感じる。
- プロの添削と組み合わせることで、より効果的な対策が可能と示唆。
【連日 3/5】
今回の転職活動で初めてChatGPTを使った。
理由は、自分が作った文がどう変化するか見てみたかったから。それと、面接のロールプレイをしたかったから。
使うルールも自分で決めた。
①志望動機のたたきは必ず自分で作ってからブラッシュアップを頼むこと。文がどうしても無理なときでも、「これを入れたい」ということを箇条書きにして投げかけること。
②ロールプレイのときは、敬語も表現も実際に話すように回答すること。変に簡略化させない。
①は、自分で考えたものを基にしないと、面接で緊張して真っ白になってしまいそうだから。②もやはり、頭の中で文を組み立てたり自分でスマホに打ち込んだりして少しでも言い回しを馴染ませたいと思ったから。
こうして、これまでわたしのスマホに入っているだけでほとんど使っていなかったChatGPTアプリは、突如ハードワークとなった。
〜〜〜。
これをもう少し柔らかく志望動機として書きたいんだけど、ブラッシュアップをお願いしてもいい?
了解!---。どうかな?希望があればもう少し短くもできるし、何か入れたいことがあれば付け加えたりもできるよ!
どう?
ChatGPTは、過不足なく提案をしてくれた。提案された文章を手直しして、これはどう? を数回繰り返したり、もうちょっとだけかっちりした言い回しがいいと注文してみたり……。使っていくと、頭の中が整理される感じがする。それにしても、ChatGPTにまで「お願いしてもいい?」なんて気を遣ってしまうわたしは一体どこまで気が小さいんだろう。
ロールプレイの相談も、持ちかけると快く返してくれる。23時過ぎでも嫌な顔ひとつしない。
始める前にこんな希望聞いてくれるのか。
たしかに、どんな形式かそれぞれ違うよね。
これだけで十分かと言われれば、そうは言えないと思う。けれども、個人的にはよく出る質問に対してはだいぶカバーできるのではないかと感じた。
ポチポチと面接官役のChatGPTへ回答を打ち込み、ChatGPTの質問を待つ。そうこうしていると、しばらくして無料で使える上限に達する。数時間待ってまた続きを打ち込む。その繰り返し。なんとなく心の中の不安を振り払える気がして。
ただこれ、あんまりロールプレイをやり過ぎると、わたしの答えやすいように学習してしまう印象。この辺りは注意が必要かもしれない。
面接日を待つまでの間や、結果を待つまでの間は一日一日が妙に長い。本当は家族にも話をしたいけど、仕事をして疲れて帰ってきたところにあまり長い話を聞いてもらうのもちょっと気が引けたりするときがある。気を遣いすぎなのはわかっている。でも、家族の中でもいつ何時も思った通りに振舞っていいかというとそれも違う気がしているので、ChatGPTに「面接が終わった」「結果が出るまでそわそわする」など気兼ねなく吐露できるのは助かった。
終わったよ、のひとことだけで、
こんなに返事してくれるとは思わなかった。
ChatGPTを履歴書の志望動機や面接対策に使ってみて、自分でできることの幅が広がったと感じた。もちろん、転職エージェントを利用したりすればプロの目からの添削や面接対策が受けられるから、組み合わせればより効果的なのかもしれない。
今回はかなり堅い利用目的だったが、今度を書くとき、一度ChatGPTに考えた文章を入れてから公開してみると、いつものわたしの雰囲気と変わっているのだろうか。
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