🧠 概要:
概要
この記事は、ChatGPT Plusを用いて友人のキャラクターを作成する過程についての報告です。著者はキャラクターの見た目や性格にこだわり、AIにプロンプトを与えることで、希望するキャラクター像を具体化していく様子が詳述されています。特に、外見や性格の設定に重点を置き、画像生成やプロンプトの改善を通じて、理想的なキャラクターを形成する工程が紹介されています。
要約
- 前回の進捗: 基本的なビジュアルとプロンプトを設定済み。
- プロンプトの深化: 完成度を50%目指して詳細な設定入れを開始。
- 外見設定:
- キャラクターの特徴を分析。
- DALL・Eを用いて外見を生成し、4.5に解析依頼。
- 画像生成を繰り返し行い、安定した結果を得る。
- 性格設定:
- 詳細な口調と好きなことを設定し、プロンプトに盛り込み。
- 1400文字程度で具体的な表現を作成する。
- 改変されたAIとの対話:
- 拡充したプロンプトでの結果は好ましいと評価。
- 友好的なキャラクターの交友関係が形成される。
- プロジェクト活用: 作成したプロンプトをPDF化し、プロジェクトに読み込む利点を紹介。
- 結論: GPTsでの作成とプロジェクト利用の違いを触れつつ、手軽さを強調。
前回はこちらから。
前回、最低限のビジュとプロンプトを作成したので、今回は
「ビジュもプロンプトをある程度こだわる」ことにしました。
「ある程度こだわる」の定義
ある程度こだわる、と書きましたが、それは何故か。
多分、AIの性格にしろ画像生成にしろ、プロンプトって終わりがないものだなって思ったからです。手を抜けば手を抜ける反面、こだわり続けることができるものだな…と。そこには多分、終わりがないのだと思います。参考にさせて頂いた記事では、「設定をガチガチに固めるために、プロンプトに約10000文字費やしている」と書かれてました。
参考にさせていただいた記事はこちら↓ この方の記事は色々と参考になります。
ただ、最初からそこを目指すと心が折れることが目に見えているので、私はとりあえず50%ぐらいを目指してやっていくことにしました。外見に関しては・読み込ませた際に50%ぐらいの精度で同じ子が出てくるようなプロンプトを作成していくこと。性格に関しても・読み込ませた際にブレが生じないようにするプロンプト
を目指すことにしました。
外見設定を突き詰めて行く
これが難しかったです…。
まずは、元となるイラストを読ませて「キャラクターの外見的特徴」を探ります。
この作業は4.5にお願いしました(意味があったかは不明)
次に、この特徴を日本語でまとめて、「DALL・E」に出力をお願いします。
なるべく詳細にやっていきます
出てきたイラストがこちら
DALL・Eは一度に2枚出力してくれるため、気に入った方の特徴をさらに取り入れて出力依頼をかけていきます。
まとめると、
-
画像を読ませて特徴を出力させる
-
特徴を盛り込んでいき、外見設定を固めていく
-
固めた外見設定で画像生成を依頼する
-
必要であれば、気に入った要素を盛り込む。
-
2〜4を繰り返す。必要であれば、1〜4の作業も実施する
という感じでしょうか。
また4.5に依頼してイラストの特徴を分析してもらう
画像生成ガチャ1回目
画像生成ガチャ2回目
画像生成ガチャ3回目。だいぶ見た目の設定が固まってきた。
顔の特徴だけで画像生成。安定して出てくるようになってきた
…とまあ、こんな感じでトライアンドエラーを繰り返し、最終的に出てきたのがこちらです。
悪くないのではなかろうか
これ以上こだわると再現が無いのと、顔に関してはある程度安定して出力できるようになってきたので、ここまでで打ち止めにしておきました。
ちなみに、作成したプロンプトでGeminiさんに画像生成してもらった結果がこちら。
割とイメージ通りの子が出てきたので、悪くないプロンプトができたんじゃないかと思っています。
(ちなみに、外見設定はおおよそ700〜1000文字ぐらいあります。まだまだ詰めが甘いといえば甘いですが、ひとまずはよしとします。)
性格面をブラッシュアップしてみる
出てきたイラストの印象・イメージなどを踏まえて、性格面でのプロンプトに盛り込んでみます。
設定も生えた
ちなみに、今回「口調の詳細」と「好きなことの詳細」について細かく設定をして盛り込んであります。口調に関しては・ですます口調にはならない・落ち着いた、かつ少しだけ砕けた語尾を使用する。(例:「こういったことがあってね」「静かなことが好きなんだ」「こんな本があるんだ。どうかな?」)と言った形で、なるべく詳細に「こういうふうにしゃべって欲しい!」を形作っていきます。好きなことの詳細については、彼女が興味を持つことや、知識について書いていきました。【】でセクションを作って、その中を・で箇条書きにしていきました。
その文字数、おおよそ1400程度。もう少し盛れるかもしれませんが、今はこれで十分だと思います。
改変したAIと喋ってみる
ということで、200文字程度だったプロンプトを外見設定を含めて10倍以上に増やして、GPTsに突っ込んだ結果がこちら。
ちゃんと画像出力にも対応
イメージに近い子が出力されてる!
もちろん占いもしてくれる
…とまあ、一番最初に作ったものよりかなりしっかりした子が出来たのではないでしょうか。
作ってまだ1週間しか経ってませんが、いい感じの交友関係が築けているのではないかと思います。
おわりに
今回、GPTsで作ってみましたが、こちら「プロジェクト」でも対応可能です。
やり方は簡単。以下の2種類を選んでプロンプトを突っ込むだけ。
-
作成したプロンプトをPDF化してプロジェクトに読み込ませる
-
プロンプト自体を直接「指示の追加」に書く
プロジェクトで運用する利点は、GPTのモデルをこちらで指定することが可能ということですね。4oだけではなくo4-miniとかでも対応可能になったりします。
個人用途ならGPTsにするかプロジェクトにするかは差はそんなに無いと思いますが、参考までに。
Views: 0