こんにちは。ザワッチです!
ClaudeCodeをローカルではなく、リモート経由で動かしたいな思い、Azure 仮想マシンにClaude Codeを入れて、SSH経由で使えるようにしてみた記事になります。
Azureには無料サービスが提供されており、そこにはWindows, Linuxの仮想マシンも含まれているので、そこでClaude Codeを動かすことができます。
↑によると、月750(時間)/24(時間) = 31.25(日)なので、1年間毎日使いっぱなしでも無料ですね!
が、メモリが心もとない。。。
どんどん設定を進めていって、リソースを作成します。(OSはLinuxで作りました)
仮想マシンにローカルから接続するために、ネットワーク周りのリソースも自動でデプロイされます。
すると、SSH用の秘密鍵(.pem)をダウンロードするよう指示されるので、ダウンロードします。
Azure Portalで、作成した仮想マシンの「ネットワーク」設定から、SSHのポート(22番)へのアクセスを「自分のIPアドレスのみ」に制限すると、よりセキュアになります
ダウンロードした秘密鍵を実行ディレクトリにおき、仮想マシンのユーザ名とパブリックIPアドレスでアクセスします。
そのため、Remote-SSHという拡張機能をインストールします。
コマンドパレットを開いて、(Windows/Linuxでは[Ctrl]+[Shift]+[P]キー、macOSでは[Command]+[Shift]+[P]キー)
「Remote-SSH: ホストに接続する…」 → 「SSHホストを構成する…」に移動します。
そして、SSHへの接続情報を設定ファイルに追加します。
.config
Host ClaudeCode-VM # ← 接続時に使う任意の名前(エイリアス)
HostName # ← 接続先のIPアドレス
User
IdentityFile
↑の方法で行きたいですが、私の環境だとなぜかRemote-SSHの接続が不安定なので、CLIからSSH接続します。
ssh -i 秘密鍵ファイルのパス ユーザ名@パブリックIPアドレス
仮想マシンに接続できました!
Linuxマシンなので、Node.jsを入れるところから始めます。
curl -o- https://raw.githubusercontent.com/nvm-sh/nvm/v0.39.7/install.sh | bash
nvm install 22
nvm use 22
そして、Claude Codeをインストール。
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
claude --version
インストールできた!
実際に開発していくなかで、ローカルマシンから仮想マシンで立ち上げたサーバに接続したい場合は、ポートフォワーディングを使用すればアクセス可能です
例えば、仮想マシンのlocalhost:3000, 3001にローカルマシンからアクセスしたい場合は以下のコマンドでSSH接続します。
ssh -i 秘密鍵ファイルのパス -L 3000:localhost:3000 -L 3001:localhost:3001 ユーザー名@仮想マシンIP
かかるのは、Claude Codeのサブスク料金だけですね!
実際に、使ってみましたが普通にクライアント(React)側とサーバ(Express)を同時に立ち上げて、開発できたのでよきでした。
メモリが1GBなので、本格利用の場合は無料枠ではなく、次のステップを見据えた環境選びが大切になります。
今回の検証で、Azureの無料枠は「Claude Codeを使ってクラウドでのリモート開発を体験する」第一歩として、有用であることが分かりました。
学習や小規模な個人開発であれば、この環境でも十分使えますね。
ローカル環境だと勝手にコマンドを実行されて大事なファイル消される心配がありますが、Claude Code専用の仮想マシンを立ち上げて大暴れさせることができます。
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