ASCII.jp:【今月の自作PCレシピ】ゲームから写真/動画の編集、AI生成まで! 予算60万円で最高峰クラスのマシンを組もう (1/3)


組みたい自作PC構成まるわかり!!
第114回

2025年04月12日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

 パソコンならでの高解像度、高画質でゲームをプレイしたり、ゲームプレイなどを録画配信したり、音楽を楽しんだりといったさまざまな用途に、自分の好みでマシンを組み立てられるPC自作。あれこれ考えながら、パーツを選定するのは楽しいが、ある程度の知識が必要になる。

※写真はイメージです。実際に使用するパーツとは異なります

 そんなパーツ選びは、YouTubeの動画を参考にして構成するのも良いが、パーツショップの店員に勝るものはない。ゲームやクリエイティブ作業といった用途に、LEDで魅せるPC、静かなPCなど、さまざまなPC構成の相談を受け、その場で提案しているからだ。そこで、秋葉原の主要パーツショップ店員におすすめの自作PCの構成(レシピ)を毎月お届けしていこう。

 ”パーツ選びには自信がない”、”最新のパーツ構成で組みたい”、”いまどんな構成が良いのか検討がつかない”などといった人に、是非参考にしてもらいたい。

ゲームから写真/動画の編集、AI生成まで!

予算60万円で最高峰クラスのマシンを組もう

 インバウンドで賑わっている秋葉原の中央通りだが、PCパーツショップも大学生活にあわせてノートパソコンを選んでいる人や、中学生くらいのお子様と一緒に、BTO PCを選んでいる親子連れで賑わっていた。

 もうひとつ賑わっていたのが、パーツショップのビデオカードの棚だ。少し前まではかなり寂しい状態だったが、4月に入ってNVIDIA GeForce RTX 5080/5070 Ti/5070搭載ビデオカードは在庫が回復している。

 また、10万円オーバーのハイエンドクラスで人気を博しているAMD Radeon RX 9070 XT搭載ビデオカードも同じく、複数ショップで再入荷を確認できた。ただ、残念ながらまとまった数の入荷はもう少し先になるようだ。

GeForce RTX 5090を除いて一気に在庫が復活していたGeForce RTX 50シリーズ

先週金曜日に、某ショップに大量入荷していたASRock「Radeon RX 9070 XT Steel Legend 16GB」シリーズ。レジ裏に数十本積まれていたが、完売に

 GeForce RTX 50シリーズの在庫復活に加え、ゲーム特化で人気となっているRyzen 7 9800X3Dで物足りなく感じるマルチスレッド性能を補う、16コア/32スレッドモデルのRyzen 9 9950X3Dの登場と、ゲーミングとクリエイティブの両方に強いPCを組むのに悪くないタイミングだろう。

 今回はパソコンショップ アーク スタッフの寺崎さんに、いま自分でも組みたいと思うパーツで、ゲーミング&クリエイティブレシピを考えてもらった。

銀座線 末広町駅の近くにある「パソコンショップ アーク」。独自のゲーミングBTO PCから、ゲームデバイス、マウスパッドの展示が豊富で、スタッフにもゲーマーが多いのが特徴だ

同店のゲーマースタッフのひとりとなる寺崎さん。かなり前にGeForce RTX 4080を購入するも、換装せずそのまま飾っているという

クリエイティブに強い総額約60万円のレシピ

 レシピは、ゲーム特化の強みと、32スレッドによる高いマルチスレッド処理能力を備えたRyzen 9 9950X3Dと、頂きには一歩届かないが、最高峰クラスに位置するGeForce RTX 5080搭載ビデオカードをベースに構成している。

 総額で約60万円(OS別)に達し、CPUとビデオカードだけでも約37万円と、カジュアルゲーミングPCを余裕で組めてしまうハイエンドPCだ。

パソコンショップ アークスタッフ寺崎さんが、今欲しいと思うゲーミング&クリエイティブマシン

※価格は4月5日調べ。店頭価格ならびに在庫を保証するものではありません。



フラッグシティパートナーズ海外不動産投資セミナー 【DMM FX】入金

Source link