AMDは、同社製CPUにおいてマイクロコードの署名検証における脆弱性があると報告した。対象のCPUにはZen 1から5のコンシューマ/サーバー/組み込み向け製品が含まれる。

 本脆弱性は、Googleの研究者によって発見され、AMDから3月5日に情報が公開されたもの。当初はZen 4までのCPUが対象となっていたが、7日付けで情報がアップデートされ、新たにZen 5のCPUも対象となることが明らかとなった。

 脆弱性識別番号は「CVE-2024-36347」で、CPU ROMのマイクロコードパッチローダーにおける署名検証が不適切なことで、ローカル管理者権限を持つ攻撃者が悪意あるマイクロコードをロードできる。これにより、x86命令実行の整合性やx86 CPUの特権コンテクストにおけるデータの機密性や整合性が失われたり、SMM実行環境が侵害されたりする可能性がある。

 影響を受けるCPUは以下の通り。すでに脆弱性を修正するマイクロコードが配布されており、適用することで対処できる。



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