土曜日, 6月 7, 2025
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AI音楽家が満たそうとしている本当の欲望ビトク@ベーシスト

🧠 概要:

概要

この記事では、AI技術が音楽制作に与える影響と、その背景にある人間の欲望について考察しています。AIを利用した音楽制作が普及する中で、作曲スキルがなくても誰でも音楽を作成できる時代が到来しており、それがもたらす意義や心理的側面について掘り下げています。

要約(箇条書き)

  • AIを使った音楽制作が注目されているが、理解できないという筆者の視点。
  • AIを活用するには一定のスキルが必要で、外部からの評価は不必要とも指摘。
  • AIが作曲した音楽のクオリティが高くなり、感動を与える場面がある。
  • AIと人間の音楽の違いが曖昧になりつつある。
  • 重要な点はAI導入によって「誰でも音楽を作れる」ことが持つ意味。
  • AI音楽家が求めているものは「作詞作曲したい欲」ではないかもしれない。
  • 制作者自身も気づかない無意識の欲望が影響を与えている可能性がある。

AI音楽家が満たそうとしている本当の欲望ビトク@ベーシスト

最近「AI × 音楽で稼ごう」みたいなトピックが、目につくようになってきました。Suno AIとかを用いて。「作曲スキル無しでも大丈夫」「顔出し不要」といった文言も見受けられる。

楽器を習い、曲を書き、顔を出してバンド活動してきた僕のような人間からすると、完全に「?」。言葉を選ばずにいうと、シンプルに、理解が不能。

もちろん、disではありません。成果をあげるレベルでAIを動かすには、それ相応のスキルが必要ですし。そもそも売り手と買い手が納得していれば、外部がとやかく言うことでもない。

かくいう僕も、AIを活用する場面はあります。将来的には、もっと活用していくだろうし。AIで作る音楽、すでにクオリティは高い。感動させられる。なぜなら、実体験がある。

数ヶ月前、友達が家で流していた曲に対して、「めっちゃ良いじゃん!アーティスト誰?」って聞いたら、「AIが作った作業用BGMだよ」という衝撃の経験をしたから。

AI or 人間、どんどん判別がつかなくなっていくと思う。打ち込みドラムと生演奏ドラムの違いに、ほぼ気づけなくなったことと同じ。ハイブリッドもあるからね。「シンバル類だけ生で、太鼓は打ち込み」的な。

ただ、

『どれだけクオリティが高くても、知らずに聴いて感動しても、それは”僕が大好きな音楽”ではないのです。高校生の頃、CDプレイヤーにかじりついて聴いたメタル、In Flamesの”それ”と、同じモノだとは思えないのです。思いたくないのです』

・・・という風に、「AI vs 人間」的な構造へ続けることもできるのですが、実は今回の本題は、ここではありません。

本題は「AIによって誰でも音楽を作れるようになったことが、何を意味するのか」です。

AI音楽家が本当に満たしたいのは、おそらく「作詞作曲したい欲」ではなくて。

(全員に当てはまるかは不明ですが)AI音楽を作っている方自身も、気づいていない可能性が高い。本人の無意識化で起きている事象。



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