🧠 概要:
概要
この記事では、著者が若い頃の「ズボラな自分」との対比を通じて、AIの時代においても「自力」が重要である理由を述べています。AIの便利さに頼るだけではなく、自分自身で考え、判断し、行動する力を育むことが必要であり、その過程で得た経験が著者の成長につながったことを強調しています。
要約
- AI技術の進展により、文章や画像、計算が簡単に生成できるようになった。
- 著者は過去、自分をズボラな人間だと自覚していた。
- 面倒なことを嫌っていたが、徐々に自力をつけるための取り組みを始めた。
- 過去の面倒な経験(トイレ掃除やデータ確認など)が、現在の判断軸を形成。
- AIの答えを無条件に信じることの危険性を認識し、小さな違和感に気づく力を培った。
- 面倒くさい体験が、自分で考え、判断し、動ける力を育成する重要な要因であることを実感。
- ズボラな自分を振り返り、苦行を経て成長できたことを感謝する気持ちがある。
- 面倒くさいことを避けると、判断力が鈍る可能性があることを警告。
最近の生成AI、すごいですよね。
ちょっとした文章も絵も、計算もペペッと出てくる。
「こりゃ楽だ!」と僕も最初は感激しました。
でも、ふと思ったんです。「これ、本当に正しいの?」って。
AIの答えを信じ切っていいのか、自分の目で確かめられてるのかって。
僕は若い頃、ダメダメ人間でした
正直に言います。
若い頃の僕は、めちゃくちゃズボラで面倒くさいこと大嫌い。
「トイレ掃除?マジで?」と鼻で笑い、
「整理整頓?そんな暇あったら寝たい」と言い訳ばかり。
そんな僕がどうやって自力をつけたのか、不思議に思いますよね?
面倒くさいこと、怒涛のオンパレード
実は、こんなことやってました。
-
トイレ掃除をほぼ毎日。
(汚い話ですが、掃除したら自分の担当棚の乱れに気づき、勝手に片付け始めたという謎の連鎖。) -
500ページの中小企業白書を50部、コピー機でミスなくコピー。
(途中で「俺、なんの修行してるんだ?」と悟りました。) -
販売管理と経理の売掛金データを1日かけて目視突合。
(ExcelのVLOOKUPを知る前はただただ拷問。) -
キャッシュフロー表の数字が合わず、計算式をカスタマイズ。
(エクセルに魂を込めるとはこのことかと。) -
議事録を聞きながらリアルタイムでまとめる技術を身につける。
(集中力が途切れた瞬間、記録も途切れる。)
面倒くささで言えば、僕の人生トップクラスの修行でした。
面倒くさいことをやり抜いた結果が自力
これらの「めんどくさい体験」が、
今の僕の判断軸を作り上げてくれたんです。
AIがパッと出す答えが全部正解だと思ってたら、僕はたぶん今でもズボラのままだったでしょう。
小さな違和感を見つける力、
「あれ?これおかしくない?」ってツッコむ力。
それが自力です。
面倒くささの向こうに見えたもの
若い頃の僕が嫌で嫌で仕方なかったことが、
今では「人生の宝物」みたいに思えます。
いや、当時はただの苦行でしたけど。
でも、あの地味〜でめんどくさい仕事のおかげで、
「自分で考え、判断し、動ける力」が身についたんです。
まとめ:自慢じゃなく、単なる失敗談です
自慢話に聞こえたらすみません。僕は昔の自分のズボラっぷりをネタにして、
こうして文章を書いています。
でも面倒くさいことを避けてばかりいたら、
きっと今も泥沼で足掻いてたでしょう。
だから、もし自分のことをズボラだと思う人がいたら、
安心してください。僕もそうでした。
そして、面倒くさいことを避けて通ったら、
どんどん判断力も鈍っていくという残念な未来もあるのでご注意を。
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