木曜日, 7月 17, 2025
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AIエージェントの大型アプデ多数! AWSサミットNYC速報まとめ #bedrock – Qiita



AIエージェントの大型アプデ多数! AWSサミットNYC速報まとめ #bedrock - Qiita

この記事は人力で書きました。

日本時間7/16(水)深夜24時、AWSサミットの千秋楽がニューヨークで開催されました。

昨年に続いて、年末のre:Inventばりの大型アップデートがAI中心に多数発表されました!
AIエージェント関連の大型アップデートを中心に紹介します。

AgentCore は本当に熱い…!!!

🔥 Amazon Bedrock AgentCoreが登場(プレビュー)

開発者向け生成AIサービス、Bedrockの大型新機能「AgentCore」が発表。

これまで存在していた「Amazon Bedrock Agents」では、マネジメントコンソールからのGUI操作でAIエージェントを構築できる手軽さがあったものの、高度なカスタマイズに対応しきれない欠点がありました。

AgentCoreは、Bedrock Agentsの代わりにプログラミング言語用のフレームワーク(LangGraphやStrands Agentsなど)を使って自由度の高いAIエージェントを開発する場合でも、それを便利にAWSへデプロイするための新しいビルディングブロック群です。

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具体的には、AgentCore SDKを使ってアプリケーションコード内にデコレーターやコンフィグの形で設定します。

ランタイム

自分のエージェントアプリをコンテナ化して、ECRに登録してデプロイできるサーバーレス実行環境。

  • セッションレベルの分離(Firecracker利用)
  • フレームワークに依存しない(LangGraph、LangChain、LlamaIndex、CrewAI対応)
  • 最大8時間の非同期実行が可能
  • 100MBまでのペイロードに対応

※Mastraには対応しませんでしたね。まずはPythonからということでしょう…

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メモリ

AIエージェントの短期記憶と長期記憶をマネージド管理。

  • 長期記憶にはベクターストアを利用
  • 名前空間で分離して管理される

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アイデンティティ

誰がAIエージェントを使えるか、AIエージェントは何を実行してよいかの権限を管理。

  • ユーザー → エージェントへのアクセス:IAM/OAuthに対応(Cognito、Okta、Entra ID)
  • エージェント → AWSリソースへのアクセス:IAMに対応
  • エージェント → AgentCoreゲートウェイへのアクセス:OAuthに対応
  • エージェント → 外部リソースへのアクセス:OAuthに対応(GitHub、Jira、Salesforce等)

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コードインタープリター

AIエージェントにコードを実行させられる安全なサンドボックス環境。

  • JS/TSとPythonの構築済みランタイムあり。人気ライブラリを同梱
  • データ分析、可視化が可能
  • S3等のデータリポジトリに接続可能
  • テレメトリーはAgentCoreオブザーバビリティに記録可能

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ブラウザ

AIエージェントのツールとして使えるヘッドレスWebブラウザー。

  • Tool Useで呼び出して使える
  • ライブストリーミングとリプレイに対応
  • Browser UseやPlaywrightなどのライブラリをマネージドサービスとして提供

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ゲートウェイ

リモートMCPゲートウェイとして機能し、Web APIやLambdaを呼べる。

  • インテリジェントなツール検索機能あり

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オブザーバビリティ

AIエージェントをCloudWatchの専用画面、もしくはSaaSで監視。

  • AgentCoreの各パーツと連動してテレメトリーを収集
  • セッションデータ、トレース、スパンの可観測性を実現
  • CloudWatchにAgentCore専用のダッシュボードあり
  • OTelに対応するため、Langfuseなどサード製品にも対応

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価格

  • 従量課金で、アクティブなCPU/メモリに連動する秒単位の課金
  • I/O待機中はCPU使用量がほぼゼロスケールしてくれる

🔥 Amazon S3 Vectorsが登場(プレビュー)

S3がベクトルインデックスに対応!

  • RAG用のベクトルデータを、サーバーレスで安く保存できる
  • Bedrockのナレッジベースにも対応

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🔥 AWS MarketplaceにAIエージェントとツールが登場

餅は餅屋。エージェントアプリやツールをサードパーティからAWS経由で購入できるように

新しい製品カテゴリー

  • 構築済みAIエージェント
  • AIエージェント用のツール
  • AIエージェントを組み込んだソフトウェア製品
  • プロフェッショナルサービス
  • AIエージェント開発ソリューション

新しいデプロイオプション

  • APIベースのデプロイ(MCP設定とAgentCoreゲートウェイへのデプロイ)
  • コンテナでのデプロイ(AgentCoreランタイム互換。ワンクリックでデプロイ可能)

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🔥 Strands AgentsがGA

AWSが5月に発表したオープンソースのAIエージェント開発用フレームワーク「Strands」がGAしました!

Pythonに対応。最小3行のとても簡単なコードだけでAIエージェントを構築できます。
デフォルトではBedrockのClaude Sonnet 4が使われますが、他社モデルにも対応しています。

もちろんMCPクライアントの開発や、A2Aを使ったマルチエージェント開発にも対応。

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🔥 エージェンティックIDE、Kiroが発表(プレビュー)

AWSが、開発業務を支援するAIソフトウェア新製品をプレビューリリースしました。

VS Codeのフォークで、Cursorなどと似ていますが、単なるコードの生成ではなく要件定義から一緒に実施できるところが特徴です。

現在、無料で試せます。Claude Sonnet 4が使えるのは熱い!

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ちょいちょいあるので気になる方は見てね。





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