土曜日, 5月 31, 2025
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AIを使っても自動化できないのはどうしてだろうか?ユーキ

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概要

この記事では、AIを利用した自動化がうまく機能しない理由を探ります。著者ユーキは、自身の経験を元に、AIを使っているのに忙しさが増す理由や、設計の重要性、そして人間の感情を動かすコンテンツが依然としてAIには難しいことに言及しています。AIは全自動化の手段とするのではなく、自らの役割を明確にすることで最大限に活用する方法を提案しています。

要約の箇条書き

  • AIを使って自動化を試みるが、効果が薄いという声が多い。
  • ユーキはAIの可能性を感じながら、自動化に苦労した経験がある。
  • AIは「作業」を得意だが、「目的」を決めるのは人間の責任。
  • 自動化は事前の設計が9割であり、設定に手間がかかる。
  • AIに任せるだけでは内容が薄くなり、反応が得られないことが多い。
  • 自動化の目的を明確にすることが重要。
  • AIにできないのは「人の気持ち」を動かすこと。
  • AIは「考えるきっかけ」や「下書き係」として使うことが効果的。
  • 全てをAIに任せるのではなく、自分の役割を見極めることが求められる。
  • AIを使いこなすためには、人間らしさやリアルな経験が必要。

AIを使っても自動化できないのはどうしてだろうか?ユーキ

ユーキ

こんにちは、ユーキです。

最近、いろんな人からこんな相談を受けます。

「ChatGPTとか使って自動化したいんですけど、全然うまくいきません…」
「ツールは入れたけど、なんか逆に作業が増えた気がします…」

…正直、めっちゃわかります!

ぼく自身、AIの可能性にワクワクして、かなり早い段階から試しまくってきました。ChatGPTを使ってSNS投稿を量産したり、Notionでタスク管理を自動化してみたり、Zapierと連携してメール配信まで仕組み化したり…。

やれることは一通りやったと思います。

でもね、あるときふと気づいたんです。

「あれ? AI使ってるのに、なんかずっと忙しくないか?」って。

というわけで、今回の記事では、

  • 「なぜAIを使っても、うまく自動化できないのか?」

  • 「どこでつまずいているのか?」

  • 「自動化を機能させるために、何が本当に必要なのか?」

…というあたりを、ぼく自身の実体験を交えてガチで掘り下げていきます。

「AIツールは使ってるのに、何か噛み合わない」「自動化したいけど、仕組みづくりがうまくいかない」

「結局、人間が動かないと何も進まない…」

そんな気持ちに心当たりのある人は、最後まで読んでみてください。

AIは“作業”は得意だけど“目的”は決めてくれない

ぼくが最初にハマった落とし穴、それが「AIに全部任せれば楽になるはず」という幻想でした。

最初は本当に感動したんですよ!

ChatGPTに「ブログのタイトル10個出して」って言えば秒で返ってくるし、構成も一瞬で作ってくれる。
「うおお、これ最高じゃん!」って思って、毎日使い倒してました。

でも、数週間経って気づいたんです。

「で? そのブログ、何のために書いてるんだっけ?」

っていう。

つまり、「AIは提案してくれるけど、それをどう使うかはこっちの責任」なんですよね。

  • どんな読者に届けたいのか

  • どんな価値を提供したいのか

  • その投稿や記事で、最終的にどんな行動を促したいのか

この「目的」の部分が曖昧なままAIに丸投げすると、やたら“整った”けど“どこかピントがズレた”コンテンツが量産されていきます。

ぼくも昔、月に30記事ブログを書いたことがあるんですが、アクセスはほとんど伸びなかった。
理由は単純で、「目的がなかったから」。ただ“出すこと”に満足しちゃってたんですよね。

逆に、ターゲット像や目的が明確な記事って、例え手書きでも刺さるんです。

「誰のために、何のためにやるのか」

ここをちゃんと決めないと、どれだけAIが優秀でも“空回りの自動化”になります。

「自動化」って、実は“事前の設計”が9割なんですよね

これはAIに限らず、仕組み化全般に言えることなんですが…

自動化って、設定の段階が一番めんどくさいです。

たとえば、ChatGPTを使ってSNS投稿を半自動化したい場合、

  • 投稿パターンをテンプレート化しておく

  • 読者層や目的を明確にする

  • それに応じたプロンプト(指示文)を用意する

  • さらに画像生成やスケジューリングまで連携させる

…って、まあまあガチで「設計力」が求められます。

ここを適当にやってしまうと、

  • 投稿は出るけど内容が薄い

  • 作業フローが増えて混乱する

  • 結局、手動で手直しが必要になる

っていう感じで、なんか「ツールに振り回されてる感」が出てきます。

ぼく自身も、ZapierとNotionを連携して「ブログネタ→投稿案→AI生成→Googleスプレッドシートに反映」みたいな仕組みを作ったんですが、初回の設定にめちゃくちゃ時間かかりました。

ほんと、週末が消えたレベル。

でも、そのあと楽になったかというと…

うーん、微妙・・・

なぜかというと「どんなコンテンツを、どこで、誰に向けて出すか」が曖昧なままだったから。つまり、仕組みの土台が弱いと、自動化も崩れるってことですね。

「自動化=楽をする」って発想は間違ってないけど、それを成立させるには、最初に“設計する力”が必要なんですよ。

これ、案外みんな見落としがちなんですよね。

「全部AIに任せたい」って気持ち、正直わかる

これはほんと、自分自身に言い聞かせてることなんですが…

「AIに任せれば楽できる」って、やっぱり思っちゃうんですよね。

ChatGPTが出たときも、Midjourneyを初めて触ったときも、「これもう人間いらないやん」って思ったし、僕の周りのフリーランス仲間も口を揃えて「これで自動化できたら、もう寝てても稼げるな」って話してました。

でも、現実はちょっと違いました。

たとえば、SNSの投稿をAIに作ってもらうとして。

確かに、テンプレ的な文とか、キーワードを入れた文章はパパッと出てくる。だけど、それをそのまま投稿したらどうなるか?

✅見向きもされない✅反応ゼロ

✅「AIっぽいな」ってバレる

…つまり、刺さらないんですよね。

なぜかっていうと、「人間っぽさ」がないからです。もっと言うと、「その人らしさ」がない。

僕らがSNSやブログ、で見てる「伸びてる投稿」って、やっぱり人間の匂いがするんですよ。
ちょっとした言い回しだったり、失敗談だったり、感情の波だったり。

逆に言えば、そこだけはまだAIには真似できない領域なんです。

そもそも「自動化」って何を目指すもの?

ここで、ちょっと本質的な話をしますね。

AIを使って「自動化したい」っていう言葉、よく聞きます。でも、その「自動化」って、何のためにやるのか?ここが曖昧なままだと、結局中途半端になってしまうことが多いです。

たとえば、

  • 作業の時間を減らしたいのか

  • 人に任せられるところをAIにやってもらいたいのか

  • 完全に手放して収益を回したいのか

このどれかによって、やることも使うAIツールも変わってきます。

ぼく自身は、「自分じゃなくてもいい作業をAIに任せて、本当にやりたいことに集中したい」というのが自動化のゴールです。

なので、いまだに原稿の構成は自分で考えるし、SNSの投稿も反応を見ながら微調整します。
でも、たとえばサムネ画像の生成とか、下書き案の草稿はAIにお願いしてます。

全部を丸投げするんじゃなくて、「ここはAI」「ここは自分」って仕分ける感覚ですね。

一番自動化が難しいのは「人の気持ち」

これは実際にあった話なんですが…

ある日、Xで仲良くしてるフォロワーさん(副業初心者の方)から、こんなDMをもらいました。

「投稿はAIで作ってるんですけど、全然反応ないし、なんかやってて虚しいです」

正直、この言葉にはグサッときました。

僕自身も一度やってみたことがあって、AIに全部まかせて1ヶ月分の投稿を予約投稿したんです。でも、感情も起伏もなく、ただ情報を流してるだけの状態になってしまって。

結果、インプレッションは減るし、自分も「なんか味気ないな…」って感じてました。

これってつまり、「人の気持ち」が動いてないってことなんですよね。

結局、ビジネスでも副業でも、SNSでも「誰かの気持ちを動かせるか」が勝負。
で、それは完全に自動化できるものではない、というのが今の僕の結論です。

じゃあ、AIをどう使えばいいの?

ここまで読んでくれた方は、「じゃあAIは何に使えばいいの?」って思ったかもしれません。

僕なりの答えはこうです。

AIは“考えるきっかけ”や“土台”を作ってくれる存在であって、すべてを任せるパートナーではない。

つまり、

アイデア出しの壁打ち相手として使う作業を始めるための「初動」をスムーズにする

テンプレや構成を整える下書き係にする

このくらいの距離感が、一番うまくいく気がしてます。

ぼくの中では、「AI=優秀なインターン生」みたいなイメージです。

任せられるところはどんどん任せて、自分はディレクターとして全体を見て、必要なら最後に手を入れる。それくらいの感覚がちょうどいいんですよね。

AIで自動化はできるけど、“全部”じゃない

ここまで読んでくれてありがとうございます。

最後に、もう一度この記事の核心をまとめておきます。

AIを使えば、確かにいろんなことが自動化できます。SNSの投稿、ブログの構成、画像の生成、動画の編集…。

今まで1時間かかってた作業が、10分で終わることもザラにあります。

でも。

人の心を動かすようなコンテンツを、“完全に”AIだけで作るのは、まだ難しい。

なぜかというと、

  • 「自分らしさ」

  • 「リアルな経験」

  • 「相手の感情に寄り添う言葉」

これらは、今のAIには再現しきれないものだから。

そして、読んでくれる人や、関わってくれるフォロワーさんは、そこを一番求めてるんですよね。

だからこそ、僕はこれからもAIと“共存”する道を選びます。

AIにはAIの得意なことを任せて、
人間にしかできない“感情を届ける仕事”は自分がやる。

そのほうが、結果的にうまくいくし、何よりやってて楽しい。

「AIを使えば、全部自動化できるはずなのに、なんかうまくいかない…」

そう思ったことがある人に、今回の記事が少しでもヒントになってたら嬉しいです。そしてこれからも、僕は実験し続けます。

AIの進化を楽しみながら、自分の手触りを失わないやり方を模索していきます。

一緒に、いい距離感でAIと付き合っていきましょう。

ユーキ



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